astea macs ver.8 - rccm温度応力解析専用プログラム astea macs ver. 8 機能の概要...
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温度応力解析専用プログラム
ASTEA MACS ver.8
機能の概要
株式会社 計算力学研究センター
ASTEA MACS V8 概要
(1)Pre処理関連
・土木学会標準示方書2012対応 ・移流拡散解析の冷媒種類指定(水・空気)
・定型パターンの追加 ・打設温度入力の簡略化
(2連ラーメン橋脚) ・面指定の要素押し出し機能の改良
(砂防堰堤(ダム)モデル) ・undo /redo機能の改良
・自重載荷材齢の指定
(2)Solver関連
・膨張歪の低減則を追加
・塩分浸透計算機能の追加
・局所座標系(斜め支持条件)
・任意の時点でバックアップ・リスタート機能
(3)Post処理関連・フォントサイズの選択機能
・異ケースの結果比較機能
・移流拡散解析の冷媒温度履歴出力機能
V8追加予定機能の概要
1.Pre処理関連
1) 土木学会標準示方書2012対応
物性値入力画面にJSCE2012のタブを追加 JSCE2007も残した。参考値、物性データの簡易設定画面も修正された。
温度上昇特性入力画面 物性値の簡易入力
2) 定型パターンの追加(2連ラーメン橋脚)
3) 定型パターンの追加(砂防堰堤(ダム)モデル)
4) 自重載荷材齢の指定
5) 移流拡散解析の冷媒指定
冷媒種類として水・空気を指定可能
6) 打設温度入力の簡略化
① マウス右ボタンで初期温度の計算を選択する。② 境界グループと加える温度(差分値)を指定する。③ 計算ボタンで計算する。
7) 面指定の要素押し出し機能の改良
2.Solver関連
1) 膨張歪の低減則
εci=(ε0-εf)/(1+aσi) + εf
ここに、εciは低減された膨張歪(μ)εf は拘束無限大の膨張歪(μ)ε0は無拘束膨張試験の膨張歪(μ)σiはi方向の応力(N/mm2)
入力パラメータ無拘束膨張歪の表(有効材齢(hr)対 無拘束歪(μ))双曲線パラメータεf /ε0(参考値0.05)拘束圧依存パラメータa(参考値 5)
・東 邦和、中村 敏晴、増井 仁、梅原 秀哲 ‘膨張材によるマスコンクリートの収縮低減効果の解析手法と構造物適用’
コンクリート工学年次論文集、Vol.30,No.2,2008, pp145-150・奥村組技術研究年報 No.36 2010.8 pp77-84
2) 塩分浸透計算機能の追加
塩分濃度の時刻歴塩分濃度分布
3) 局所座標系(斜め支持)
局所座標系の定義
斜め拘束が可能
拘束条件
2次元軸対称解析
3次元解析
4) 任意時点でバックアップ・リスタート
応力計算実行中の任意の時点で一時停止をクリックすると計算を中断する。その後リスタート処理にて続きの計算を行うことが可能。
3. Post処理
① フォントサイズの選択図を縮小してもメモリ等の表示が読めるような改良
② 異ケースの結果比較ひび割れ対策を実施したケースなどとの対比が可能な図の出力
③ 移流拡散解析の改良冷媒温度履歴図出力