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コンピュータ講座 日本語ワードプロセッサ MS-WORD 2002 東海大学 清水計算機室 1

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コンピュータ講座

日本語ワードプロセッサ MS-WORD 2002

東海大学 清水計算機室

1

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2

<目次>

1.Word の起動と終了 ············································································ 1 2.文字の入力と修正方法 ········································································ 4 3.文書内でのカーソル移動と文字列の選択 ················································ 7 4.文字列の削除、移動、コピー ······························································· 9 5.文字サイズの変更や書式などへの修飾 ···················································10 6.図や枠の描画 ····················································································14 7.絵や Word で読み込めるグラフィックの挿入方法 ····································15 8.数式エディタの使い方 ········································································17 9.表やグラフの利用方法 ········································································19 10.Excel や他のアプリケーションとデータの交換方法 ·································24 11.行や文字単位の網かけ ········································································26 12.基本的なページレイアウトの設定 ·························································27 13.印刷について ····················································································34 14.文書の開き方と保存 ···········································································35

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Ms-Word

Ms-Word は、Windows 上で動くワープロ用ソフトウェアです。Word を利用するには、

Windowsの知識が必要になります。Windowsとは、パソコンを効率良く快適に利用するた

めの環境を提供するソフトウェアです。そのため、Word と他のアプリケーションを同時に

実行することができます。また Wordのウィンドウ内において、同時に複数の文書ファイル

を表示し、それぞれのウィンドウのサイズや表示位置を調整し、画面上に並べて表示するこ

ともできます。Word は、簡単に文書が作成できるほか、文中に表を作成したり、グラフや

絵を貼り付けることも簡単にできるアプリケーションです。

● Windowsでのマウスの使い方 Windows内の画面では、マウスポインタ(矢印)を操作して、アイコンまたはウィン

ドウへ矢印を移動させ、マウスの左側のボタンを1回または、2回押して指示を出します。

マウスのボタンを1回押すことをクリック、2回押すことをダブルクリック、また、マウ

スのボタンを押しながらマウスを移動させることをドラッグといいます。

クリック ダブルクリック ドラッグ 1.Wordの起動と終了 (1) Wordの起動 Wordを起動する場合は、画面左下の<スタート>ボタンをクリックします。すると、メ

ニューが表示されますので「プログラム」にマウスカーソル(矢印マーク)を移動し、さら

に「Msoffice」にマウスカーソルを移動すると、メニューを表示します。その中の「Word」

をクリックします。すると、文字が入力できる画面になります。

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(2)Wordの終了

4

Wordの右上の、 記号の部分に、マウスを

移動し、矢印をあわせ、マウスの左側のボタン

を押します。またはメニューバーの「ファイル」

にマウスを移動し、マウスの左側のボタンを押す

とメニューを表示します。この中の[終了(×)]

に矢印を移動させ、マウスのボタンを押します。

作成した文書を保存せずに[終了(×)]を選

択すると、文書を保存するか問い合わせてき

ます。保存して終了する場合は「はい」、保

存せずに終了する場合は「いいえ」を選択し

ます。

すると、Wordを終了し、Windowsを起動し

た時の画面に戻ります。

※必ず、Windowsの画面を終了させ、パソコンの電源を切ってください。Windowsを起動

したまま、電源を切ると動作がおかしくなる場合があります。

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1.1 Wordの画面構成

Wordを起動すると、次のような画面になります。

カーソル

点滅するカーソルは、入力した文字が挿入される位置を示します。 メニュー

Word のコマンドを表示するには、メニューバーを開きます。

5

ルーラー

タブやインデ

ントの位置を

示します。

コマンド スクロールバー

マウスで実行するコマンドをクリックします。 現在画面に表示されていない部分を表

示するには、スクロールバーを使います。

ステータスバー

作業中の文書や反転表示されているコマンドの情報が表示されます。

ツールバー

メニューコマ

ンドを選択す

る代わりにツ

ールバーのボ

タンをクリッ

クすることも

できます。

画面表示モードを切りかえるには、これらのボタンをクリックします。

マウスポインタの形は、画面上の位置によって変化します。例えば、文字列の上にある時

はI型ポインタに変わり、メニューやツールバーの上にある時は、矢印型ポインタに変わり

ます。

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2.文字の入力と修正方法 Word では、まず対象とする文字列やグラフィックを選択してから、修正や編集を行いま

す。ここでは先に、文字の入力方法について説明します。 文字の入力方法は、ローマ字で入力する方法とカナで入力する方法があります。ローマ字

で入力した文字は、対応する全角のひらがなになりますが、数字や記号など、ローマ字とし

て意味のない文字列は、入力したままの文字で全角文字になります。また、カナ入力した文

字は、入力したままの文字で全角文字になります。 文字の入力を終えると、次に目的の日本語に変換します。ここでの変換とは、次のものを

指します。 ・漢字変換 ・ひらがな変換 ・カタカナ変換

・半角変換

・全角英数字変換

対象となる文字の変換が確定([Enter]キーやクリック)されるまでは、他の変換ができ

ます。例えば、一度変換した文字も、確定するまでは何度でも変換することができます。

(1)漢字変換

①読みを入力します。

例 にほんごにへんかんします。

②[Space]または[Xfer]キーを押します。

例 日本語に変換します。

すると、入力した文字が、漢字混じりの文に変換されます。この場合、先頭の「日本語」の

部分がまず反転表示され、さらに他の変換が行えることを示しています。

(2)ひらがな変換

漢字変換の例で示した文書の先頭部分(反転表示されている部分)をひらがなに変換した

い場合は、[f・6]キーを押します。

例 にほんごに変換します。

すると、反転表示の部分がひらがなに変換されます。

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(3)カタカナ変換

ひらがな変換の例で示した文書の先頭部分を例に、(反転表示されている部分)をカタカ

ナに変換するには、[f・7]キーを押します。

(4)半角変換、全角英数変換

先程の例で説明すると、半角の場合は、[f・8]キーを、また、全角英数文字にしたい場合

は、[f・9]キーを押します。

(5)連文節変換

長い文書も、単語や文節の区切りを気にせず読みをどんどん入力していけば、一度に日本

語混じりの文に変換することができます。

①まず、単語や文節を気にせずに入力していきます。

例 きょうはいいてんきです。

入力した文字の下には、破線が表示され、入力文字の末尾にカーソルが表示されます。

②ここで、[Space]キーまたは、[Xfer]キーを押します。

すると、変換が行われた先頭の文節に文節カーソルが移動します。

例 今日はいい天気です。

もしここで、文節内の漢字が思い通りの漢字を表示していない場合は、再び[Space]キ

ーまたは、[Xfer]キーを押します。するといくつか漢字の候補を表示しますので、そ

の中からその漢字についている番号または[↑][↓]キーを使って漢字を反転表示に

した後、[→]キーを押して選択します。各文節の確定は、[→]キーを押します。入

力した文字の下に破線が表示されている間は何度でも変換できます。全ての文節が正し

ければ[Enter]キーを押して確定します。(なお、[Space]キーや[Xfer]キーを押し

て一度でも変換した場合、次に文字を書きはじめると自動的に確定されます。)

(6)文節長の変換

文節カーソルが位置する文節は、一文字ずつ文節の長さを伸ばしたり縮めたりすることが

できます。文書を書いた後、[Space]キーまたは[Xfer]キーを押して変換した後、[Shift]

キーを押したまま[→]キーを押します。すると下線が破線から実線に変わりますので、そ

こで[Space]キーまたは[Xfer]キーを押します。

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(7)部首名や音読みによる入力方法

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漢字の正確な読みがわからない場合、部首の名 前や音読みがわかれば目的の漢字を選択すること ができます。 ●部首名による入力

例えば目的の漢字が、「いとへん」の場合、 「いと」または「いとへん」と入力し、[f・5]

[数字キーで候補から選択]

チェック ボックスがオンの

場合、[6]キーを押すとこ

の候補が選択されます。

この値は選択されている

コード体系によって異な

ります。

キーを押すと、候補を一覧表示しますので、 その中から目的の漢字を選択します。 ●音読みによる入力 例えば、「り」と入力し、[f・5]キーを押すと、音読みで頭に「り」がつく読み方をす

る候補を一覧表示します。(り、りょう、りんなど)その中から目的の漢字を選択し

ます。

(8)文字列や文書の入力 入力した文字列は、右端で自動的に折り返されます。新しい段落に変更したい場合は、

[Enter]キーを押してください。

文字が折り返される時、左カッコ(「、<、[)などが行末におかれたり、句読点や右カ

ッコ(」、>,])などが行頭におかれたりしないように設定することもできます。(「禁

則処理」という) ※禁則処理の ON/OFFの切りかえは、段落にカーソルをおき、[書式]-[段落]コマンド

を選択し、[体裁]パネルを選びます。その中の[改行時の処理]グループボックスで、

[禁則処理]チェックボックスの ON/OFF を切りかえます。句読点を余白にぶら下げて

表示するには、[句読点のぶら下げ]チェックボックスを ONにします。

(9)挿入モードと上書きモードの切りかえ

新しく文字を入力すると、通常は、既存の文字列が右方向へ移動して、新しく入力した文

字が間に挿入されます。新しく入力する文字をすでに書かれた文字列に1文字ずつ置き変わ

るようにするのが上書きモードです。 上書きモードに切りかえるには、[Ins]キーを押すか、またはウィンドウの下部にあるス

テータスバーの「上書」をダブルクリックします。なお切りかえた後、挿入モードに戻すに

は、同じ操作を繰り返します。

ここをダブルクリックすると、上書きモードに切りかわります。

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3.文書内でのカーソルの移動と文字列の選択 (1)カーソルの移動 点滅するカーソルは、入力する文字列が挿入される位置を示します。文字列を入力してい

くと、カーソルが常にウィンドウ内に表示されるように文書がスクロールします。文書内の

別の位置に文字列を挿入する時は、まずカーソルをその位置まで移動して、文字列を入力し

ます。カーソルを移動するには、マウスを使用して、I型ポインタを移動先に置き、クリッ

クします。 文字列を追加する位置にI型ポインタを

移動して・・・

9

新開発のマクロクリーム製法で、 新開発のマクロクリーム製法で、 カロリーを半分に抑え、マイルド カロリーを半分に抑え、マイルド な口当たりを実現。 な口当たりを実現。 クリックするとカーソルが移動し、文字列を入力(挿入)できます。

(2)文書のスクロール ウィンドウの右端と下端にあるスクロールバーを使用すれば、上下左右の方向に画面を移

動し文書をスクロールすることができます。ただし、この方法は画面が移動するだけで、カ

ーソルは移動しません。カーソルを移動したい時は、移動先でマウスをクリックします。 1画面分上または下に移動するには、

スクロールボックスの上または下を、

クリックします。

ジャンプ先の選択

連続してスクロールするには、ス

クロール矢印をマウスで押しつ

づけます。

画面を大きく移動するには、スクロール ボック

スを上下にドラッグします。

このボタンを押すとページ単位や

セクション単位で一度に指定した

ところへ移動することができます

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(3)前回作業を行った位置へ戻る場合 入力や編集を行った位置は、直前の3箇所までは記憶されていますので、[Shift]キー

を押しながら[f・5]キーを押すと、これらの位置に戻ることができます。 (4)特定のページの移動 [編集]-[ジャンプ]コマンドを選択するか、[f・5]キーを押します。[ページ番号:]

テキストボックスにページ番号を入力し、<ジャンプ>ボタンを選択します。移動が終わっ

たら、<閉じる>ボタンを選択します。 (5)文字列の選択 文字列に太字の設定をしたり、別の位置にコピーするなど、変更を加える時は、まず、変

更する文字列を「選択」します。 ●マウスを使用した文字列の選択 マウスボタンを押したままドラッグし、文字列を反転表示させます。次に、コマンドを選

択するかボタンをクリックし、何らかの操作を行います。選択を取り消す場合は、選択範

囲の外側、何もないところをクリックすれば反転表示が消えます。 例えば、選択した文字列に対して太字の設定を行うには、[書式設定]ツールバーの<太

字>ボタン をクリックします。

文字列を選択するには、選択範囲の先頭に

I型ポインタを移動します。

新開発のマクロクリーム製法で、 新開発のマクロクリーム製法で、

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カロリーを半分に抑え、マイルド カロリーを半分に抑え、マイルド な口当たりを実現。 な口当たりを実現。 マウスボタンを押したままドラッグすると、文字列を選択できます。

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(6)行の選択

各行の左側の領域にマウスボタンを移動し、 に変わったと ころでクリックすると、1行単位で選択することができます。 またドラッグすると、数行選択することもできます。 文字が書かれていない領

域にマウスを移動すると

矢印に変わります。

また、 初の選択位置をクリックした後、範囲指定したい 後の場所にマウスポインタを移動し、[Shift]キーを押したま まクリックすると一度に指定できます。 4.文字列の削除、移動、コピー (1)文字列の削除 削除する文字が少ない場合は、[Bs]キーまたは、[Del]キーを使用します。多くの文字

列を削除する場合は、削除する文字列を選択した後、[Bs]キーまたは[Del]キーを押しま

す。なお、文字列を削除した後、別の文字列で置き換える場合は、まず削除する文字列を選

択し、そのまま新しい文字列を入力しはじめると、自動的に選択した文字列が削除され、新

しい文字列が挿入されます。 冷た~いソフトクリームで 冷た~いソフトクリームで

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心も体もリフレッシュ。6 心も体もッシュ。6つの味 つの味で新登場。 で新登場 削除する文字列を選択します。 [Bs]または[Del]キーを押すと削除されます。

また、新しい文字を入力し始めると、選択した文字

列が削除され、新しい文字列が挿入されます。

(2)ドラッグアンドドロップ編集による移動とコピー 短い距離で文字列を移動するには、ドラッグアンドドロップ編集を使用すると便利です。

まず、移動する文字列を選択し、選択した文字列上にマウスポインタを移動します。マウス

ポインタがドラッグアンドドロップポインタに変わったら移動

先までドラッグし、マウスポインタを離して文字列を「ドロップ」 します。 ドラッグアンドドロッ

プポインタ なお、この方法で文字列をコピーするには、[Ctrl]キーを押し ながら、ドラッグアンドドロップ編集を行います。

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(3)ツールバーのボタンを使用した移動とコピー 文字列を大きな範囲で移動またはコピーするためには、次の操作を行います。 ①移動またはコピーする文字列を選択します。 ②文字列を移動するには、[標準]ツールバーの<切り取り>ボタン をクリックしま

す。文字列をコピーするには、[標準]ツールバーの<コピー>ボタン をクリックし

ます。 ③移動先またはコピー先にカーソルを移動し、[標準]ツールバーの<貼り付け>ボタン

をクリックします。 貼り付けは何度も行えます。切り取ったりコピーした文字列は、次に切り取りやコピー

の操作を行うまで、くり返し貼り付けることができます。この一連の操作を「カットア

ンドペースト」ともいいます。 <切り取り>ボタン <コピー>ボタン <貼り付け>ボタン

12

●スペースの自動削除と挿入 Wordでは、文字列の切り取り、貼り付け、またはドラッグアンドドロップ編集を行う

時に、挿入または削除した半角英字の前後のスペースが自動的に調整されます。例え

ば、英文の文書を書いている時に、英単語を挿入すると、単語の前後の余分なスペー

スは、自動的に削除され、スペースが必要な場合は自動的に追加されます。 5.文字サイズの変更や書式などへの修飾 Wordでは、フォント、フォントサイズ(文字の大きさ)、斜体、タブ位置、インデント、

箇条書きなど、様々な「書式」を設定して文書の体裁を整えることができます。ここでは、

文字サイズや書式などへの飾りの指定方法について説明します。 (1)文字飾りと書式 文字飾りなどの書式には、フォント、フォントサイズ、太字、斜体、下線などがあります。

これらの書式は、文字単位でも、段落単位でも、文書全体に対してでも設定できます。設定

した後も、すぐ元に戻すこともできます。

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(2)文字飾りと書式の設定 文字に飾りをつけるには、まず、設定する文字列を選択します。簡単に文字に飾りをつけ

るには、[書式設定]ツールバーを使うと、フォント名、フォントサイズ、太字、斜体、お

よび下線の設定ができます。これ以外の書式を設定するには、「書式」-「文字」コマンド

を選択して、書式を設定します。こちらの方法は、実際にフォントの形や大きさなど、確認

しながら変更することができます。 <太字>ボタン

フォントサイズ <斜体>ボタン

フォント名 <下線>ボタン

太字や斜体などの書式を設定するには、

13

[書式設定]ツールバーを使います。

例えば、文字列に太字の設定をするには、文字列を選択し、[書式設定]ツールバーの<

太字>ボタンをクリックします。

書式を設定する文字列を <太字>ボタンをクリック 選択した文字の書式が、

選択します。 します。 変更されます。

通常は文書を続けて書いた後で、飾りなどをつけるのですが、文字列を入力する前に書式を

設定することもできます。例えば、太字の文字列を入力するには、<太字>ボタンをクリッ

クするか、[Ctrl]キーを押しながら[B]キーを押して、文字を入力しはじめます。

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(3)文字飾りなど、書式のコピー 文字列に設定されている書式は、[標準]ツールバーの<書式コピー/貼り付け> ボ

タンを使って、別の文字列にコピーすることができます。文字の大きさや、フォントの種類

を変更し、更に別の一部分も同じような大きさに変更したい場合、1つずつ設定しなくても

一度に同じ大きさにすることができます。 <書式コピー/貼り付け>ボタン

選書式が設定されたコピー元の文字列を コピー先の文字列を選択します。 書式がコピーされます。

選択し、<書式コピー/貼り付け>

ボタンをクリックします。

書式を複数の文字列にコピーするには、まず書式が設定されている文字列を選択して、次

に<書式コピー/貼り付け>ボタンをクリックし、文書の中にマウスを移動すると、ボタン

と同じ絵がカーソルと一緒に移動します。そのままコピー先の文字列を選択します。コピー

先の文字列は、1文字でも複数でもドラッグして白黒反転表示になった部分はすべてコピー

されます。書式のコピーが終わったら、<書式コピー/貼り付け>ボタンをもう一度押すか、

[Esc]キーを押します。

ヘルプの利用

Wordを利用していて、機能や操作方法が分からなくなった場合に役立つ、完全なオ

ンラインリファレンスマニュアルとしてのヘルプ機能が、数種類用意されています。 ヘルプの目次を表示させたい場合は、[?]-[目次]コマンドを選択するか、メニ

ューバーの「ヘルプ」をクリックし、必要な項目を選択します。また、状況に応じ

てヘルプを表示させたい場合は、ツールバーボタンの ボタンをクリックすると、 疑問符型ポインタにポインタが変わりますので、ヘルプを表示させたいボタン

のところにこのポインタを移動させクリックすると、簡単な説明が表示されます。

なお、前ページの例のように、[書式]-[文字]コマンドなどを選択すると、必

ず ボタンが表示されますので、<ヘルプ>ボタンを選択して、

説明を読むこともできます。

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(4)編集や操作のやり直し 選択した文字列を誤って編集してしまった場合や操作を間違えた場合、実行した操作やコ

マンドを取り消して元の状態に戻すことができます。また、一度実行した操作やコマンドを

再実行することもできます。ただし、文書の保存や印刷など、元に戻せない操作もあります

ので注意してください。 ・直前に行った操作を元に戻したり、もう一度やり直したい場合、それまでに行った何回か

前の複数の操作を対象に、選択した操作を元に戻したり、もう一度やり直したい場合、[標

準]ツールバーの<元に戻す>ボタンまたは<やり直し>ボタンの右側にある下向き矢印

をクリックし、必要な操作をクリックまたは、ドラッグします。ただし、何回か前の

操作を元に戻したり、やり直しできるのは、それらの操作が連続して行われた場合だけで

す。 <元に戻す>ボタン <やり直し>ボタン

15

元に戻す、またはやり直す作業を、クリック

またはドラッグして選択します。

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6.図や枠の描画 図形描画ツールバーのツールを使うと、文書内に枠をつけたり、表を作成したり、正方形、

四角形、多角形、直線、楕円などの描画も簡単に描くことができ、組み合わせれば組織図、

フローチャート、地図などの線図も簡単に描くことができます。また、グラフィックに引き

出し線を追加し、コメントを描くこともできます。ただし描画は、標準モード、アウトライ

ンモードおよび、マスター文書モードの場合表示されません。 (1)描画の作成と削除 描画を作成するには、[図形描画]ツールバーのツールを使います。まずツールバーの中

から描きたい図形ボタンをクリックし、マウスをドラッグします。 ツールバーの同じボタンを使って複数のオブジェクトを作る場合は、そのボタンをダブル

クリックすると、その都度ボタンを押さなくても、繰り返し操作ができます。 ①[標準]ツールバーの<図形描画>ボタンをクリックします。 すると、[図形描画]ツールバーを表示します。 ②ツールバーの中から、描きたいボタンをクリックします。 <図形描画>ボタン

③直線、四角形、楕円、円弧は、ドラッグしてオブジェクトを描きます。正方形や円を描

くには、[Shift]キーを押しながらドラッグします。[Shift]キーを押しながら直線を

描くと、水平線、垂直線や、30 度、45 度、60 度の傾いた直線を描くことができます。 多角形、自由曲線を描くには、クリックして直線の部分(多角形の辺)を描き、ドラッ

グして自由曲線を描きます。始点をクリックすると閉じたオブジェクトになり、終点で

ダブルクリックすると開いたオブジェクトになります。 描画ツール

[図形描画ツールバー]

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●描画作成途中の中断 ドラッグしている途中で描画の作成を止めるには、[Esc]キーを押します。ただし、

多角形および自由曲線では、途中で止めることができません。 ●描画オブジェクトを削除するには まず、削除したいオブジェクトをクリックします。そこで[Del]キーを押します。 ●描画オブジェクトの移動またはコピー方法

移動するには、まず移動したい描画をクリックして選択し、マウスポインタを移動し

て、新しい位置までドラッグします。 コピーするには、同じように選択した後、[Ctrl]キーを押しながらドラッグします。 7.絵や Wordで読み込めるグラフィックの挿入方法 Word では、様々な形式のグラフィックを読み込むことができます。他のアプリケーショ

ンで作成したグラフィックを読み取り、表示させることもできます。 また、Word の描画ツールを利用して描いたグラフィックは、文書内の文字列の前面に配

置されますが、文字列の層の前面または背面に配置したり、重なった描画オブジェクトの積

み重ね順序も変更することができます。 Word では、挿入したグラフィックは1つの文字と同じように扱うことができます。文字

列の追加や削除を行うと、挿入したグラフィックは文字列とともに移動します。また、グラ

フィックをレイアウト枠で囲んでおけば、読み込んだグラフィックをページ内の特定の位置

に配置したり、グラフィックの周囲に文字列を入力することもできます。

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(1)グラフィックファイルの読み込み ①グラフィックを挿入したい位置に、カーソルを移動します。 ②[挿入]-[図]―「ファイルから」コマンドを選択します。 ③[ファイル名:]ボックスで、挿入するファイル名を選択または入力します。 挿入したいグラフィックが表示されない場合は、<表示>ボタンの中から「プレビュ

ー」を選択し、必要なファイルを検索します。 ④<挿入>ボタンを選択します。すると、文中に図が挿入されます。

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(2)読み込んだグラフィックの編集 読み込んだグラフィックは、罫線を付けたり、サイズを変更することができます。また一

部をトリミング(グラフィックの不要な部分を非表示)することもできます。更に細かく編

集したい場合は、そのグラフィックをダブルクリックして、編集します。 ●サイズの変更 ①文中のグラフィックをクリックして選択します。 ②ハンドルの上にマウスポインタを移動します。 するとマウスポインタがサイズ変更ポインタ( ) に変わりますので、ドラッグするとグラフィックが 変化します。 クリックすると、選択範囲を示すマークがつけられます。

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8. 数式エディタの使い方

数式エディタを使用すると、文書の中に分数、指数、積分などの数式を挿入することがで

きます。数式エディタには、数式のほとんどの書式が用意されていますので、自動的に設定

されます。例えば、指数部分に上付きの小さなフォントサイズ、変数には斜体さらに数式内

の間隔も自動的に調整されます。

a x k kk

n

==∑

1

19

− ± −b b a

a

2 42

cos2 2 1α α+ =sin c m

上付きなどの書式が 平方根などの記号の大きさは 各部のフォントサイズが

自動的に設定されます。 自動的に設定されます。 自動的に設定されます。

(1)数式の作成と編集 数式エディタを起動すると、数式エディタのメニューとツールバーが表示されます。ツー

ルバーの上の列には、演算子やギリシャ文字などの記号を入力するためのボタンが並び、下

の列には、テンプレートを入力するためのボタンが並んでいます。行列などに使うカッコ、

根号、和の記号などのテンプレートがあります。 必要なボタンをクリックし、マウスをドラッグして数式に追加する記号または、テンプレ

ートを選択します。すると、入力した要素は、スロットと呼ばれる点線の四角形に入ります。

スロットは入力された文字、数値、記号に合わせて大きくなります。 [矢印記号]

[数学記号] [論理記号]

[修飾記号] [集合記号論]

[スペース/省略記号] [その他の記号]

[関係演算記号] [ギリシャ文字]

[カッコ] [行列]

[分数/根号] [積/集合]

[和] [バー]

[上付き/下付き文字] [積分] [ラベル付き矢印]

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●数式の作成方法 ①数式を挿入したい位置にカーソルを移動します。 ②[挿入]-[オブジェクト]

スロットは点線の四角形

で示されます。 コマンドを選択します。 ③[新規作成]パネルを選択します。 ④[オブジェクトの種類:]リストボックスで[Microsoft 数式 3.0]を選択し、 <OK>ボタンを選択します。すると数式エディタのツールバーとメニューが表示され

ます。 ⑤文字を入力し、数式エディタのツールバーから記号、演算子、またはテンプレートを選

択して、数式を作成します。 ⑥数式の作成を終了して、Wordの文書に戻る場合は、文書ウィンドウをクリックします。

数式を再編集したい場合は、数式をダブルクリックします。 ●数式の作成例 次の式の作成方法を示します。

− ± −b b aca

2 42

[分数/根号]テンプレートパレット 分子のスロットをクリックします。 次に平方根のテンプレートを

をクリックし、ドラッグして図の -bと入力した後±記号を選択します。 選択します。

テンプレートを選択します。

20

bと入力し、[上付き/下付き文字] 指数部スロットに 2と入力して -4acまで入力したら、[↓]キー

パレットを選択します。 [→]キーを押します。 を使って下段に移動し、2aと入力し

ます。

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9.表やグラフの利用方法 「表」を使用すると、文字列やグラフィックを並べて配置することができます。また、「段

組み」を使用すると、段の 終行の文字列が、次の段の先頭行に続く形式の文書を作成でき

ます。表だけ作りたい場合は、図形で枠を引くことも、また、Excel を利用して表やグラ

フを作ることもできます。ここでは、Word に組み込まれている表のオートフォーマットを

使用して、表を作成する方法を説明します。なお、表を新規に作成する方法、列や行を追加

する方法、列幅を変更する方法などについても説明します。 (1)作表ウィザード [表のオートフォーマット]を使用すると、画面に表示されているサンプルを見ながら表

を作ることができます。オートフォーマットでは、次の図のような項目も自動的に設定でき

ます。 行や列の先頭に、自動的に日付、時間

番号などを設定します。

21

会計年度収益

東地区 西地区 北地区 南地区

第1四半期 345,600 543,600 620,100 239,800

第2四半期 -98,000 673,400 548,900 809,400

第3四半期 123,000 895,600 786,500 128,900

第4四半期 452,100 -56,000 983,400 123,900

行の数字を揃えま

す。

罫線や網掛けを使って表を強調できます。

データに合わせて

行の幅を自動的に

揃えます。

●作表ウィザードを使用して表を作成する方法 ①「罫線」-[表の挿入]コマンドを選択します。 ②<オートフォーマット>ボタンを選択し、画面に表示されるサンプルを見ながら書式を

決めます。

③書式を決めたら、<OK>ボタンを選択します。

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(2)表の新規作成 表を新規に作成する位置にカーソルを移動し、[標準]ツールバーの<表挿入>ボタンを

クリックします。 <表挿入>ボタン セル 表のグリッド線 セル区切り記号

マウスでドラッグして、表で使用する列数と行数を選択します。

表は罫線で囲まれた行と列で表示されます。罫線で囲まれた1つの四角形を「セル」とい

います。 表に罫線を設定して書式を設定するには、[作表]-[表のオートフォーマット]コマン

ドを選択します。または、表を選択して[書式]-[罫線/網掛け]コマンドを選択し、書

式設定する罫線の種類を選択して、<OK>ボタンを選択します。

セルを選択するには、セル選択領域を 行を選択するには、行選択領域を 列を選択するには、上部のグリッド

クリックします。 クリックします。 線、または罫線をクリックします。

22

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(3)文字列やグラフィックの追加 セルをクリックして選択し、文字列やグラフィックを挿入します。文字列やグラフィック

を追加すると、セルの高さが自動的に調整されます。セルの中では、通常の段落の文字列と

同じように、追加、削除、または書式設定ができます。 カーソルを他のセルに移動するには、移動先のセルをクリックします。次のセルに移動す

るには、[Tab]キーを押します。前のセルに戻るには、[Shift]キーを押しながら[Tab]

キーを押します。また、タブ文字を挿入する場合は、[Ctrl]キーを押しながら[Tab]キー

を押します。 (4)行と列の追加 行や列を挿入するには、挿入したい行数または列数と同じ数の行または列を選択すると、

[標準]ツールバーのボタンの表示がかわりますので、<行挿入>または<列挿入>ボタン

をクリックします。新しい行は選択した行の上に挿入され、新しい列は選択した列の左に挿

入されます。

<行挿入>ボタン

<列挿入>ボタン

2行を選択して、<行挿入>ボタンを 選択した2行の上に新しい行が2行挿入

クリックすると... されます。

表の 後に行を追加するには、 後の行の外側にカーソルを置き、[罫線]-[行の挿入]

コマンドを選択するか、または 後の列の外側にカーソルを置き、[罫線]-[列の挿入]

コマンドを選択します。

23

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(5)列幅の変更 列幅は、入力した内容に応じて自動的に調整することができます。 ●列幅を調整する方法 ①表全体を選択します。 ②[作表]-[セルの幅と高さ]コマンドを選択します。 ③[列の幅]パネルを選択し、<自動調整>ボタンを選択します。 特定の列の幅を変更するには、その列の右側のグリッド線にポインタを合わせると 記号にかわります。そこでドラッグします。 マウス、ポインタを列の境界線に置くと、

列幅変更ポインタに変わります。

24

列の境界線をドラッグすると右方向にある各列の幅が、同じ比率で変わります。

[Shift]キーを押しながら、列の境界線をドラッグすると、右隣の列の幅だけが変わ

ります。[Shift]キーと[Ctrl]キーを押しながら列の境界線をドラッグすると、右方

向にある列の幅は変わらず、表全体の幅が変わります。

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(6)Wordの表を利用したグラフの作成方法

グラフを作成するための表ができたら、実際にグラフ化して、文中に表示させることがで

きます。作成できるグラフの種類は、面グラフ、横棒、縦棒グラフ、折れ線グラフ、円グラ

フ、レーダーチャート、散布図(XY グラフ)、および複合グラフです。なお、面、横棒、

縦棒、折れ線、円の各グラフは、3-Dグラフも作成できます。

●グラフの作成

① グラフを作成するには、グラフ化したい表の部分をまず選択します。または、表の

中をクリックし、[罫線]-「表全体の選択」をクリックします。

② 次に[挿入]-「オブジェクト」を選択すると、オブジェクトの挿入のウィンドウ

を表示しますので、「新規作成」の「オブジェクトの種類」のダイアログボックス

の中から[Microsoft Graph グラフ]をクリックします。

25

<グラフ挿入ボタン>

表形式のデータから棒グラフ、円グラフなどのグラフを作成できます

すると自動的にグラフのデータを編集するウィンドウが表示されますので、グラフのデー

タを編集する場合には、そのデータシートを使用します。データシートは、Word の中で作

成した表や、Excelのワークシートと同じようにデータの入力や編集ができます。この時、

データシートの行番号には、グラフの色と対応したグラフの絵が表示されますので参考にし

て、データを編集します。編集または確認した後は、データシートを表示しているウィンド

ウの外でクリックすると、自動的にウィンドウを閉じ、グラフのみ表示されます。

データシートにデー

タを入力するか、コ

ピーします。

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既に文書の中に挿入されているグラフもダブルクリックすれば、編集することができ

ます。また、グラフの種類を選んだり、凡例やタイトルなどを追加することもできま

す。グラフの編集方法は、Excelと同じ操作でできます。

0

20

40

60

80

100

東京

名古屋

大阪

凡例、矢印、文字などをグ

ラフに追加することができ

ます。

10.Excelや他のアプリケーションとのデータの交換方法

Excel のワークシートに作成したデータや、他のアプリケーションで作成したデータも

文書の中に文字列やグラフィックを「オブジェクト」として挿入することができます。

どのアプリケーションでも操作方法は同じですが、「リンク」と「埋め込み」という2種

類の挿入方法があります。主な違いは、「埋め込み」の場合、Word の文書内に絵やデータ

が文書といっしょに保存されますので、文書ファイルが大きくなります。また、元のデータ

や絵を修正しても文書の中の絵は変わりません。

「リンク」の場合は、Word の文書には、リンクに関する情報のみ保存されますから、文

書ファイルのサイズは小さくてすみますし、元のデータを修正すれば、自動的に文書中のデ

ータやグラフ、絵も変更されます。

●オブジェクトの埋め込み

①オブジェクトを埋め込む位置にカーソルを移動します。

②[挿入]-[オブジェクト]コマンドを選択します。

③新しいオブジェクトを作成し埋め込む場合は、[新規作成]パネルで形式を選択します。

また、既存のファイルを埋め込む場合は、[ファイルから]パネルでファイル名を選

択します。

④<OK>ボタンを選択すると、オブジェクトの埋め込みができます。

26

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●リンクの設定(他のファイルへリンク)

①[挿入]-[オブジェクト]コマンドを選択します。

②[ファイルから]パネルを選択します。

③[ファイル名:]ボックスで挿入したい元のファイル名を選択または入力します。

④[リンク]チェックボックスを ONにし、<OK>ボタンを選択します。

[リンクする]チェックボックスを ONにして挿入した場合のみ、元のファイルの内容を

修正すれば、自動的に Wordの文書の中のデータも変わります。

新しいオブジェクトを作成して

埋め込む時は、このパネルを選

択します。

既存のファイルを埋め込む時は、

このパネルを選択します。

27

リンクを設定するには

[リンクする]チェッ

クボックスを ON にしま

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11.行や文字単位の網かけ ●文字単位の網かけ方法

まず、文章を先に記入しておきます。文字単位で網かけを行いたい場合、ドラッグし

ます。網かけを行いたい文字の上にマウスカーソルをあわせドラッグし、範囲を決め

ます。その後、 文字の網かけボタンを押します。

始点

東海 大学海洋学部

終点

「罫線」-「線種とページ罫線と網かけの設定」を選択すると網かけの濃度など指

定することもできます。

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12.基本的なページレイアウトの設定

ここでは、印刷をする前にページの余白、ヘッダー、フッター、ページ区切り、文字列の

配置など、ページ全体に影響する設定について説明します。

ヘッダー:

文字列やグラフィックを、すべてのページの上部

に印刷します。

段組み:

文字列が段の 終行までくると次の段の先頭行に

続きます。

余白:

ページの端から文字列までの距離のことです。

29

フッター:

文字列やグラフィックを、すべてのページの下部

余白に印刷します。

(1)余白

●ダイアログボックスを使用した設定

ダイアログボックスで余白を設定するには、次の操作を行います。

①[ファイル]-[ページの設定]コマンドを選択します。

②[余白]パネルの[上:]、[下:]、[左:]、[右:]の各テキストボックス

で、余白の値を選択または入力します。

③必要に応じて、次の操作を行います。

・画面印刷をする場合は、[見開きページ]チェックボックスを ONにすると、見開

きになる両ページの余白を対象にすることができます。

・とじしろ(用紙を閉じるためにページの内側余白に追加するスペース)を追加す

るには、[とじしろ:]テキストボックスで値を選択または入力します。とじし

ろを追加した時は、[とじしろの位置]グループボックスで[横]または[上]

オプションボタンを指定できます。指定したとじしろの位置が、[プレビュー]

ボックスに表示されます。

④設定が終わったら、<OK>ボタンを選択します。

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2)配置

「配置」とは、行の中での文字列の揃え方のことです。配置は、段落の幅を左右の余白の

位置より広くしたり狭くしたり左インデントや右インデントを設定している場合、それらの

間で行われます。

Wordでは、左右の余白に行の端を揃える両端揃えの配置が規定で設定されています。

次の図は、左揃え、中央揃え、右揃え、両端揃えを示します。選択した段落のすべての文字

列に、選択した配置が設定されます。

左揃え 中央揃え 右揃え 両端揃え

段落の配置を変更するには、まず段落を選択して、[書式設定]ツールバーのボタンをク

リックします。

<中央揃え>ボタン <右揃え>ボタン

<両端揃え>ボタン

30

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(3)ページ番号

ページ番号を挿入するには、次の操作を行います。

①[挿入]-[ページ番号]コマンドを選択します。

②次のいずれかの操作を行います。

・規定で設定されているアラビア数字(1、2、3、・・・)のページ番号を各ページ

の右下に配置する場合は、<OK>ボタンを選択します。

・アラビア数字以外のページ番号を使用する場合は、<書式>ボタンを選択して、ペー

ジ番号の書式を設定し、<OK>ボタンを選択します。

・[位置]や[横位置]ドロップダウンリストで、ページ番号を表示する位置や配置を

変更することができます。

ページ番号は、そのページのヘッダーまたはフッターに挿入されます。

※ページ番号は標準モードでは表示されません。ページ番号を表示するには、[表示]-[ペ

ージレイアウト]コマンドを使用します。

ページ番号の位置

(4)ヘッダーとフッター

「ヘッダー」および「フッター」とは、ページ番号、章見出し、日付など、どのページに

も表示される文字列やグラフィックをいいます。ヘッダーはページの上部余白に表示され、

フッターはページの下部余白に表示されます。

31

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●ヘッダーとフッターの設定

ヘッダーまたはフッターを挿入するには、次の操作を行います。

①[表示]-[ヘッダー/フッター]コマンドを選択します。

カーソルはヘッダー領域に移動し、[ヘッダー/フッター]ツールバーが表示され

ます。このとき、本文は淡色で表示されます。

ヘッダーはこのヘッダー領域に入力し、フッターはページ下部のフッター領域に入力します。

ページ番号を挿入するには、<ページ番号挿入>ボタンをクリックします。

②[ヘッダー/フッター]ツールバーの<ヘッダー/フッター切り替え>ボタンをク

リックし、ヘッダー領域またはフッター領域を選択します。

③[ヘッダー/フッター]ツールバーの<閉じる>ボタンを選択します。

●ヘッダーとフッターの修正

ヘッダーまたはフッターを修正するには、次の操作を行います。

①次のいずれかの方法で既存のヘッダーまたはフッターを表示します。

・標準モードでは、[表示]-[ヘッダー/フッター]コマンドを選択します。

・ページレイアウトモードでは、淡色表示になっているヘッダーやフッターをダブ

ルクリックしてヘッダーやフッターを表示させることもできます。

②ヘッダーまたはフッターを修正します。

③修正が終わったら、[ヘッダー/フッター]ツールバーの<閉じる>ボタンを選択

するか、淡色で表示されている本文領域をダブルクリックします。

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●1つの文書で複数のヘッダーやフッターを作成する方法

1ページ目だけに別のヘッダーやフッターを設定したり、奇数ページと偶数ページで

異なるヘッダーやフッターを設定できます。

1ページ目の表紙にはヘッダー

とフッターが印刷されないよう

に、設定することができます。

●ページごとに異なるヘッダーやフッターを作成する方法

①[表示]-[ヘッダー/フッター]コマンドを選択します。

②[ヘッダー/フッター]ツールバーの<ページレイアウトの設定>ボタンをクリッ

クします。

<ページレイア

ウト設定ボタン

③[レイアウト]パネルを選択します。

④[ヘッダー/フッター]グループボックスの[奇数/偶数ページ別指定]または[先

頭ページのみ別指定]チェックボックスを ONにします。

⑤<OK>ボタンを選択します。

⑥「ヘッダーとフッターの設定」方法にしたがって、ヘッダーやフッターを作成しま

す。[ヘッダー/フッター]ツールバーのボタンをクリックして、ヘッダーやフッ

ターを切りかえることができます。たとえば、1ページ目のヘッダーを入力した後、

2ページ目以降のヘッダーを入力するには、<次を表示>ボタンをクリックします。

<前を表示>ボタン

<次を表示>ボタン

33

ヘッダーとフッターを切りかえるには、<ヘッダー/フッター切り替え>ボタンをクリックします。

また、セクションごとに異なるヘッダーやフッターを設定することもできます。

※ヘッダーとフッターは標準モードでは表示されません。ヘッダーとフッターを表示する

には、[表示]-[ページレイアウト]コマンドを選択します。

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(5)ページ区切り

作業中、ページがいっぱいになると、自動的に新しいページが始まります。これを「自動

ページ区切り」といいます。文書の編集や書式設定を行っている時も、ページ中の文字量が

計算され、自動的にページ区切りが調整されます。

特定の場所で改ページする場合は、手動でページ区切りを挿入できます。手動で挿入する

ページ区切りを「任意指定のページ区切り」といいます。

ページ区切りは標準モードでは点線で表示されます。ページレイアウトモードでは、印刷

時のイメージで表示されます。

ピアノサウンドをピュアに再現する DML に音源方式。

DML 音源方式。聞きなれない言葉ですが、そのロジックは

至って単純です。電子ピアノの音を再現する、ピアノらし

こだわると、自然

自動ページ区切り

●任意指定ページ区切りの挿入

任意指定ページ区切りを挿入するには、次の操作を行います。

①ページ区切りを挿入する位置にカーソルを移動します。

②[Ctrl]キーを押しながら[Enter]キーを押します。

任意指定のページ区切りを削除するには、削除するページ区切りを選択し、[Bs]キー

または[Del]キーを押します。

●改ページ位置の自動修正

入力や作業中に作業を中断すると、ページ区切り位置が自動的に更新されるように規

定で設定されています。改ページ位置の自動修正は、印刷プレビュー画面、ページレ

イアウトモード、および印刷中は常に ON になっていますが、他のモードでは OFF に

することができます。

●改ページ位置の自動修正のON/OFFを切りかえる方法

①[ツール]-[オプション]コマンドを選択します。

②[全般]パネルを選択し、[バックグラウンドでの改ページ位置の自動修正]チェ

ックボックスの ON/OFFを切りかえます。

改ページ位置の自動修正が OFFのときは、処理速度が上がります。

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(6)段組みの作成

「段組み」を使用すると、段の 終行の文字列を、次の段の先頭行に続けることができま

す。各段の幅は、すべて同じにしたり、段ごとに異なる幅に設定できます。

●幅が同じ段組みの設定

同じ幅の段組みを設定するには、次の操作を行います。

①段組みにする文字列を選択します。段組みを文書全体に設定する場合は、文書全体

を選択します。

②[書式]-<段組み>をクリックするとメッセージボックスを表示しますので、段数

を選択します。

標準モードでは、画面には1段しか表示されません。複数の段を表示するには、[表

示]-[ページレイアウト]コマンドを選択してページレイアウトモードに切りかえ

ます。

35

●幅が異なる段組みの作成

異なる幅の段組みを設定するには、次の操作を行います。

①段組みに設定する文字列を選択します。段組みを文書全体に設定する場合は、文書

全体を選択します。

②[書式]-[段組み]コマンドを選択します。

③[種類]グループボックスで、段組みの種類を選択します。

・[段の幅と間隔]グループボックスで段の幅や間隔を指定します。

④<OK>ボタンを選択します。

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13.印刷について

文書を印刷する前に、印刷される結果がどのようになるか、画面で確認することができま

。 す ●印刷前の文書のプレビュー

文書の印刷イメージを表示させ、印刷前に 終的な確認と調整を行います。このモード

も、文書の表示方法を変更したり、文書を拡大したり縮小したりして編集することもで

きます。印刷前に文書のプレビューを行うには、

①[ファイル]-[印刷プレビュー]コマンドを選択します。([標準]ツールバー

の<印刷プレビュー>ボタンをクリックしても確認できます)

②印刷プレビューの表示を取り消す場合は、[印刷プレビュー]ツールバーの<閉じ

る>ボタンをクリックします。

<印刷>ボタン <ルーラーの表示/非表示>ボタン

<拡大/縮小>ボタン <1ページ分圧縮>ボタン

<ページ全体を表示>ボタン <全画面表示>ボタン

<複数ページ表示>ボタン [ズーム:]ドロップ ダウン リスト <ヘルプ>ボタン

●文書の印刷

①[ファイル]-[印刷]コマンドを選択します。(標準ツールバーの<印刷>ボタン

をクリックしても印刷できます)[ファイル]-[印刷]コマンドを利用した方が、

印刷ページなど、印刷オプションを設定することができます。

②[印刷]ダイアログボックスが表示されますので、印刷するページ、範囲、部数など

指定します。ここでは、細かいオプションも設定することができます。設定する場合、

ダイアログボックス内の<オプション>ボタンを選択します。

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14.文書の開き方と保存

ここでは、既存の文書の開きかたと閉じ方、および保存に関する基本的な内容を説明しま

す。

(1)文書の開き方

直前に作業を行った文書は、[ファイル]メニューの下部に表示されるファイル一覧から

選択して、開くことができます。

また、[標準]ツールバーの<開く>ボタンをクリックし、[ファイル名:]ボックスで

ファイル名を選択または入力して、文書を開くこともできます。

<開くボタン>

必要なファイルが表示されない場合は、[ファイルを開く]ダイアログボックスの<ヘル

プ>ボタンを選択して、説明を参照してください。なお、<ファイル検索>ボタンを選択し

て文書を検索することもできます。

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(2)文書の保存

文書を保存するには、[標準]ツールバーの<上書き保存>ボタン をクリックします。

文書を始めて保存する場合は、[ファイル]-[名前を付けて保存]コマンドを選択すると、

次のウィンドウを表示します。

38

開かれたウィンドウ内の[ドライブ(V):]項目のリストボックス( )を使用し、自分

のフロッピーディスクに必ず保存するように、文書の保存場所を指定します。次に、[ファ

イルの種類(T):]の項目が、Word文書と表示されていることを確認したら、[ファイル名

(N):]リストボックスにファイル名を記入します。この時、拡張子はつけないようにして

ください。またこの時、テキスト形式で保存すると、他のアプリケーションなどでも Word

で作成した文書を使用することができます。

(3)文書の閉じ方とWordの終了

Word での作業が終わったら、[ファイル]-[終了]コマンドを選択すると、作業中の

文書を閉じて Wordを終了します。別の文書で作業を行う場合は、[ファイル]-[閉じる]

コマンドを選択して、作業中の文書を閉じてから、他の文書を開きます。

文書に変更を加えた後、保存を行っていない場合は、保存するかどうかを確認するメッセ

ージが表示されます。