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基礎人類遺伝学 ·························· 118 ゲノム医学 ······························ 120 遺伝カウンセリング概論 ·················· 122 臨床遺伝学Ⅰ ···························· 124 臨床遺伝学Ⅱ ···························· 126 遺伝カウンセリング演習 ·················· 128 遺伝カウンセリング実践論 ················ 130 117

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Page 1: 118 ······························ 120 ········ › pdf › syllabus29-5.pdf · 月. 25 日 細胞遺伝学:遺伝子の担体としての染色体とその変化

基礎人類遺伝学 ·························· 118

ゲノム医学 ······························ 120

遺伝カウンセリング概論 ·················· 122

臨床遺伝学Ⅰ ···························· 124

臨床遺伝学Ⅱ ···························· 126

遺伝カウンセリング演習 ·················· 128

遺伝カウンセリング実践論 ················ 130

117

Page 2: 118 ······························ 120 ········ › pdf › syllabus29-5.pdf · 月. 25 日 細胞遺伝学:遺伝子の担体としての染色体とその変化

■医科学専攻

■修士課程

□博士課程 (医学履修課程 )

□障害科学専攻

□博士課程 (前期2年の課程 )

□博士課程 (後期3年の課程 )

□保健学専攻

□博士課程 (前期2年の課程 )

□博士課程 (後期3年の課程 )

■公衆衛生学専攻

■修士課程

対象学年 単位数 備 考

第1−2年次 1単位(一般)

2単位(遺伝)

一般‥選択

遺伝‥必修

■座学(■全部 □一部)

□ISTU(□全部 □一部)

□特別セミナーの出席による振替可

[□全部 □一部 ※ ]

□その他

使用言語

[ ■日本語 □英語 □日本語と英語 ]

授業科目

(英文名)

基礎人類遺伝学

(Basic Human Genetics)

科目ナンバリング

コード

使用言語

コード

MPH-BAM601(一般)

MPH-BAM602(遺伝) J

開講期間 平成29年4月11日(火)~平成29年7月25日(火)

開講曜日・時間 毎週火曜日 14:40~ 16:10

場 所 第2セミナー室(教育研究基盤支援棟(旧仮設校舎)2階)

授業代表教員 教授 川目 裕(遺伝子診療支援・遺伝カウンセリング分野)

連絡先(内線) 3582

授業担当教員 教授 鈴木洋一、教授 青木洋子、助教 小林朋子、

名誉教授 松原洋一

1.授業題目 基礎人類遺伝学

2.授業の目的と概要

遺伝カウンセリングにおける情報提供の基礎になる人類遺伝学の知識を、遺伝医

学の側面から系統的に学ぶ。

3.学習の到達目標

人類遺伝学の概念、歴史、セントラルドグマなど遺伝学の基礎を理解し、遺伝医

学の側面から、主要な分子遺伝学的技術、細胞遺伝学、メンデル遺伝学、多因子

遺伝、ミトコンドリア遺伝、インプリンティング、腫瘍遺伝学などを、その代表

的な疾患とともに理解できる。

4.授業の内容・方法と進度予定

4 月 11 日 遺伝学とは?人類遺伝学の歴史と遺伝性疾患の分類

4 月 18 日 遺伝子,DNA,ゲノム

4 月 25 日 細胞遺伝学:遺伝子の担体としての染色体とその変化

5 月 9 日 メンデル遺伝①

5 月 16 日 メンデル遺伝②

5 月 23 日 多因子遺伝とミトコンドリア遺伝

5 月 30 日 インプリンティング

6 月 6 日 疾患の遺伝学(基礎)①先天性疾患(先天異常)

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6 月 13 日 疾患の遺伝学(基礎)②がん(腫瘍遺伝学)

6 月 20 日 疾患の遺伝学(基礎)③多因子疾患 鈴木洋一先生

6 月 27 日 遺伝医学に用いる解析技術と遺伝学的検査 松原洋一 先生

7 月 4 日 遺伝子治療 青木洋子 先生

7 月 18 日 遺伝カウンセリング

7 月 25 日 筆記試験

5.成績評価方法

出席状況と筆記試験を総合して評価する。

6.教科書及び参考書

新川詔夫,阿部京子著:遺伝医学への招待 改訂第 4 版(南江堂) 必須

Strachan T, Read A 著,村松正實,木南凌監訳:ヒトの分子生物学

第 4 版(メディカル・サイエンスイ・ンターナショナル)

Albert B ら著,中村桂子,松原謙一監訳: THE CELL 細胞の分子生物学

第 5 版(ニュートンプレス)

7.授業時間外学習

特になし

8.その他(受講者への周知事項など)

講義担当者,各講義の順序は変更される場合がある。

公衆衛生・遺伝カウンセリングコースでは、修士1年次で履修のこと。

担当者:川目裕 [email protected]

119

Page 4: 118 ······························ 120 ········ › pdf › syllabus29-5.pdf · 月. 25 日 細胞遺伝学:遺伝子の担体としての染色体とその変化

■医科学専攻

■修士課程

□博士課程 (医学履修課程 )

□障害科学専攻

□博士課程 (前期2年の課程 )

□博士課程 (後期3年の課程 )

□保健学専攻

□博士課程 (前期2年の課程 )

□博士課程 (後期3年の課程 )

■公衆衛生学専攻

■修士課程

対象学年 単位数 備 考

第1−2年次 2単位 一般、遺伝‥選択

■座学(■全部 □一部)

□ISTU(□全部 □一部)

□特別セミナーの出席による振替可

[□全部 □一部 ※ ]

□その他

使用言語

[ ■日本語 □英語 □日本語と英語 ]

授業科目

(英文名)

ゲノム医学

( Genomic Medicine )

科目ナンバリング

コード

使用言語

コード

MPH-BAM603 J

開講期間 平成29年4月12日(水)~平成29年7月5日(水)

開講曜日・時間 毎週水曜日 10: 30~ 12: 00

場 所 第2セミナー室(教育研究基盤支援棟(旧仮設校舎)2階)

授業代表教員 教授 川目 裕(遺伝子診療支援・遺伝カウンセリング分野)

連絡先(内線) 3582

授業担当教員 教授 鈴木洋一、教授 青木洋子、教授 安田純、教授 栗山進一、

教授 田宮 元、准教授 平塚真弘、助手 相澤弥生

1.授業題目 ゲノム医学

2.授業の目的と概要

2003 年のゲノム解読宣言後の post-sequence era において、ヒトゲノムの特徴、

ヒトゲノム解析研究の経過とその成果、新しい解析技術、さらに、 precision

medicine やオーダーメイド医療(個別化医療)にむけてのゲノム研究やゲノム医

療について学ぶ。各領域の専門家による anthology 的講義.

3.学習の到達目標

講義を通じてヒトの多様性とゲノム解析研究の医学へ与えるインパクトを理

解できる。

4.授業の内容・方法と予定担当教員,進度予定

4 月 12 日 ゲノム医療とは:ゲノムと個別化医療と個別化予防

4 月 19 日 ゲノム解析:その方法と医学における意義(安田純先生)

4 月 26 日 ゲノムと多型:SNP(鈴木洋一先生)

5 月 10 日 ゲノムと薬理遺伝学( PGx)(平塚真弘先生)

5 月 17 日 出生前診断とゲノム解析の応用

5 月 24 日 多因子疾患とリスク予測(田宮元先生)

5 月 31 日 次世代シークエンサーと疾患探索(青木洋子先生)

6 月 14 日 ゲノムコホート研究とその意義(栗山進一先生)

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6 月 21 日 遺伝学的検査

6 月 28 日 網羅的遺伝学的検査・解析と二次的所見

7 月 5 日 遺伝カウンセリングと認定遺伝カウンセラー(相澤弥生先生)

5.成績評価方法

出席状況と期末レポートによる。

6.教科書及び参考書

鎌谷直之著:オンリーワン・ゲノム(星の環会)

Strachan T,Read A 著,村松正實,木南凌監訳:ヒトの分子生物学 第 4 版 (メ

ディカル・サイエンスイ・ンターナショナル)

Nussbaum ら著,福嶋義光監訳:トンプソン&トンプソン遺伝医学(メディカル・

サイエンス・インターナショナル)

7.授業時間外学習

特になし

8.その他(受講者への周知事項など)

講義担当者、各講義の順序が変更される場合がある。

公衆衛生・遺伝カウンセリングコースの学生は、修士1年次に履修のこと

担当:川目裕 [email protected]

121

Page 6: 118 ······························ 120 ········ › pdf › syllabus29-5.pdf · 月. 25 日 細胞遺伝学:遺伝子の担体としての染色体とその変化

□医科学専攻

□修士課程

□博士課程 (医学履修課程 )

□障害科学専攻

□博士課程 (前期2年の課程 )

□博士課程 (後期3年の課程 )

□保健学専攻

□博士課程 (前期2年の課程 )

□博士課程 (後期3年の課程 )

■公衆衛生学専攻

■修士課程

対象学年 単位数 備 考

第1年次 2単位 遺伝‥必修

■座学(□全部 ■一部)

□ISTU(□全部 □一部)

□特別セミナーの出席による振替可

[□全部 □一部 ※ ]

■その他:輪読形式

使用言語

[ ■日本語 □英語 □日本語と英語 ]

授業科目

(英文名)

遺伝カウンセリング概論

( Introduction to Genetic Counseling)

科目ナンバリング

コード

使用言語

コード

MPH-PUH608 J

開講期間 平成29年4月10日(月)~平成29年7月24日(月)

開講曜日・時間 毎週月曜日 14:40~ 16:10(一部,水曜)

場 所 人材育成部門セミナー室(東北メディカル・メガバンク棟 6 階)

授業代表教員 教授 川目 裕(遺伝子診療支援・遺伝カウンセリング分野)

連絡先(内線) 3582

授業担当教員 教授 川目 裕、助教 小林朋子

1.授業題目 遺伝カウンセリング概論

2.授業の目的と概要

遺伝カウンセリングの歴史、概念、面接技術、家族歴の聴取と記載、遺伝医学的評価、

患者への教育、リスク・コミュニケーション、文書作成、遺伝カウンセリングの研究等

について、遺伝カウンセリングの発祥の北米の教科書を用いながら、全体を俯瞰する。

さらに我が国の状況についての解説をする。

3.学習の到達目標

遺伝カウンセリングを理解し、遺伝カウンセリングの実践への準備ができる。

4.授業の内容・方法と進度予定

下記の予定に従って、指定された部分を全訳し発表用のまとめを作成、それをもとに輪

読する。

1) 4 月 10 日 オリエンテーション,遺伝カウンセリングとは?遺伝カウン

セリングの歴史

2) 4 月 17 日 第1章 The Practice of Genetic Counseling

3) 4 月 24 日 同上

4) 5 月 8 日 第2章 The Ultimate Genetic Tool: Lesson in The Family

History

5) 5 月 15 日 同上

122

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6) 5 月 22 日 第3章 Interviewing: Beginning to See Each Other

7) 5 月 29 日 同上

8) 6 月 5 日 第4章 Thinking It All Through: Case Preparation and

Management

9) 6 月 12 日 同上

10) 6 月 19 日 第5章 Psychosocial Counseling

11) 7 月 3 日 同上

12) 7 月 12 日(水) 同上

13) 7 月 19 日 (水)その他の章

14) 7 月 24 日 筆記試験

5.成績評価方法

各章の輪読レポート、および筆記試験

6.教科書及び参考書

Uhlmann WR ら編集: A Guide to Genetic Counseling, 2nd ed

(Wiley-Blackwell)(必須)

千代豪昭監修:遺伝カウンセラーのための臨床遺伝学講義ノート(オーム社)

7.授業時間外学習

事前にテキストの日本語訳をして講義に望む

8.その他(受講者への周知事項など)

公衆衛生・遺伝カウンセリングコース学生のみが対象

上記、必須教科書を購入のこと。

123

Page 8: 118 ······························ 120 ········ › pdf › syllabus29-5.pdf · 月. 25 日 細胞遺伝学:遺伝子の担体としての染色体とその変化

□医科学専攻

□修士課程

□博士課程 (医学履修課程 )

□障害科学専攻

□博士課程 (前期2年の課程 )

□博士課程 (後期3年の課程 )

□保健学専攻

□博士課程 (前期2年の課程 )

□博士課程 (後期3年の課程 )

■公衆衛生学専攻

■修士課程

対象学年 単位数 備 考

第1年次 1単位 遺伝‥必修

■座学(■全部 □一部)

□ISTU(□全部 □一部)

□特別セミナーの出席による振替可

[□全部 □一部 ※ ]

□その他

使用言語

[ ■日本語 □英語 □日本語と英語 ]

授業科目

(英文名)

臨床遺伝学 Ⅰ

( Clinical Genetics I)

科目ナンバリング

コード

使用言語

コード

MPH-PUH625 J

開講期間 平成29年10月2日(月)~平成30年2月19日(月)

開講曜日・時間 毎週月曜日 14:40~ 16:10

場 所 人材育成部門セミナー室(東北メディカル・メガバンク棟 6 階)

授業代表教員 教授 川目 裕(遺伝子診療支援・遺伝カウンセリング分野)

連絡先(内線) 3582

授業担当教員 教授 鈴木洋一、教授 青木洋子、教授 呉繁夫、

准教授 平塚真弘、准教授 新堀哲也、助教 小林朋子

1.授業題目 臨床遺伝学

2.授業の目的と概要

ヒトの遺伝性疾患・先天異常の診断、治療・管理、遺伝カウンセリングを扱う臨床遺伝

学について理解し、代表的な遺伝性疾患、すなわち周産期、小児(染色体異常、先天異

常・奇形症候群)、成人(単一遺伝子病、多因子遺伝病)、神経・筋疾患、家族性腫瘍な

どの分子機構、症状、管理から心理社会的側面までを学ぶ.さらに、遺伝形式に応じた

再発率の推定についても学習する。

3.学習の到達目標

臨床遺伝学の全般を理解習得する。基礎人類遺伝学とともに、認定遺伝カウンセラー認

定試験の基礎問題が 9 割以上解答できる能力を身に着ける。

4.授業の内容・方法と進度予定

1) 10 月 2 日 ヒトゲノムと染色体(復習)

2) 10 月 16 日 細胞遺伝学① 小林朋子先生

3) 10 月 23 日 細胞遺伝学②

4) 10 月 30 日 単一遺伝子疾患

5) 11 月 6 日 多因子疾患

6) 11 月 13 日 集団遺伝学 鈴木洋一先生

7) 11 月 20 日 ヒト分子遺伝学の研究手法 新堀哲也先生

124

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8) 11 月 27 日 疾患遺伝子の同定 青木洋子先生

9) 12 月 4 日 発生遺伝学と先天異常症

10) 12 月 11 日 遺伝生化学 呉繁夫先生

11) 12 月 18 日 腫瘍遺伝学

12) 1 月 15 日 薬理遺伝学 平塚真弘先生

13) 1 月 22 日 遺伝医療における倫理的,法的課題

14) 1 月 29 日 遺伝カウンセリングとリスク評価

15) 2 月 5 日 筆記試験

16) 2 月 19 日 予備日

5.成績評価方法

出席状況と筆記試験を総合して評価する。

6.教科書及び参考書

Nussbaum ら著,福嶋義光監訳:トンプソン&トンプソン遺伝医学(メディカル・サ

イエンス・インターナショナル)必携

その他、講義中に紹介

7.授業時間外学習

トンプソン&トンプソン遺伝医学の教科書を予習、復習に用いること。

8.その他(受講者への周知事項など)

公衆衛生・遺伝カウンセリングコース対象の科目

講義担当者、各講義の順序は変更される場合がある。

125

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□医科学専攻

□修士課程

□博士課程 (医学履修課程 )

□障害科学専攻

□博士課程 (前期2年の課程 )

□博士課程 (後期3年の課程 )

□保健学専攻

□博士課程 (前期2年の課程 )

□博士課程 (後期3年の課程 )

■公衆衛生学専攻

■修士課程

対象学年 単位数 備 考

第2年次 1単位 遺伝‥選択

■座学(□全部 ■一部)

□ISTU(□全部 □一部)

□特別セミナーの出席による振替可

[□全部 □一部 ※ ]

■その他: fact sheet の発表、ロールプレイ

使用言語

[ ■日本語 □英語 □日本語と英語 ]

授業科目

(英文名)

臨床遺伝学 Ⅱ

( Clinical Genetics Ⅱ)

科目ナンバリング

コード

使用言語

コード

MPH-PUH626 J

開講期間 平成29年4月14日(金)〜平成29年7月21日(金)

開講曜日・時間 金曜日 13:00~ 14:30

場 所 人材育成部門セミナー室(東北メディカル・メガバンク棟 6 階)

授業代表教員 教授 川目 裕(遺伝子診療支援・遺伝カウンセリング分野)

連絡先(内線) 3582

授業担当教員 教授 川目 裕、助教 小林朋子、その他

1.授業題目 臨床遺伝学 II

2.授業の目的と概要

比較的頻度の高い遺伝性疾患について、成書、文献、ウェブサイトにあたり、最新の

情報をもとに fact sheet を作成する。さらに心理社会的側面に関する論文を検索し紹介

しながら各疾患に特徴的な遺伝カウンセリングの課題を学ぶ。また、トンプソンのテキ

ストの症例について輪読を行う。

3.学習の到達目標

頻度の高い遺伝性疾患の概要、分子機構、臨床症状、治療・管理、遺伝カウンセリン

グのポイントを理解できる。

4.授業の内容・方法と進度予定

第1回目に fact sheet でまとめる疾患を選定して、以後,学生による fact sheet の発表、

関連文献の紹介を行う。またトンプソンの症例について輪読する。最終日には、 fact sheet

作成した疾患のロールプレイを行う。

初日に授業日程を提示する。

5.成績評価方法

出席、 fact sheet の内容と発表を評価

6.教科書及び参考書,参考ウェブサイト

126

Page 11: 118 ······························ 120 ········ › pdf › syllabus29-5.pdf · 月. 25 日 細胞遺伝学:遺伝子の担体としての染色体とその変化

Nussbaum ら著,福嶋義光監訳:トンプソン&トンプソン遺伝医学(メディカル・サイ

エンス・インターナショナル)

新川詔夫監修,福嶋義光編集:遺伝カウンセリングマニュアル 改定第 2 版(南江堂)

千代豪昭監修:遺伝カウンセラーのための臨床遺伝学講義ノート(オーム社)

Cassidy SB, Allanson JE 著 : Management of Genetic Syndrome 4 th ed.,

(Wiley-Blackwell)

GeneReviews: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/GeneTests/?db=GeneTests

など

7.授業時間外学習

fact sheet の作成と紹介論文の事前検索

8.その他(受講者への周知事項など)

公衆衛生・遺伝カウンセリングコース学生のみ受講可能

127

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□医科学専攻

□修士課程

□博士課程 (医学履修課程 )

□障害科学専攻

□博士課程 (前期2年の課程 )

□博士課程 (後期3年の課程 )

□保健学専攻

□博士課程 (前期2年の課程 )

□博士課程 (後期3年の課程 )

■公衆衛生学専攻

■修士課程

対象学年 単位数 備 考

第1年次 2単位 遺伝‥必修

■座学(□全部 ■一部)

□ISTU(□全部 □一部)

□特別セミナーの出席による振替可

[□全部 □一部 ※ ]

■その他:カンファレンス参加、外来陪席、ロールプレ

イ演習

使用言語

[ ■日本語 □英語 □日本語と英語 ]

授業科目

(英文名)

遺伝カウンセリング演習

( Applied Genetic Counseling)

科目ナンバリング

コード

使用言語

コード

MPH-PUH607 J

開講期間 平成29年10月2日(月)~平成30年2月19日(月)

開講曜日・時間 毎週月曜日 13:00~ 14:30

場 所 人材育成部門セミナー室(東北メディカル・メガバンク棟 6 階)

授業代表教員 教授 川目 裕(遺伝子診療支援・遺伝カウンセリング分野)

連絡先(内線) 3582

授業担当教員 教授 川目 裕、助教 小林朋子、助手 相澤弥生

1.授業題目

遺伝カウンセリングの実践の準備ための講義とロールプレイ等による演習、外来陪席、

カンファレンス参加

2.授業の目的と概要

遺伝カウンセリングに必要なスキルと頻度の高い遺伝性疾患を学び、ロールプレイを行

いながら、遺伝カウンセリングの実践の準備を行う。また、遺伝外来や遺伝カウンセリ

ング外来の外来陪席見学とそれらのカンファレンスの参加を通じて、様々な症例の遺伝

カウンセリングの状況を学ぶ。陪席症例については、陪席記録、カンファレンスにおい

ての疾患説明等の作成発表を行い、臨床遺伝専門医や認定遺伝カウンセラーの指導を通

じて、 2 年次の遺伝カウンセリング実習への準備を行う。

3.学習の到達目標

頻度の高い疾患を自身で調べることができ、自分で遺伝カウンセリング準備から終結ま

での計画を建てることができる。遺伝カウンセリングにおけるチーム医療を理解でき

る。

4.授業の内容・方法と進度予定

カンファレンス、外来陪席のスケジュールは、講義開始時に、その予定が指示される。座学

は以下の予定

1) 10 月 2 日 遺伝医学の情報収集の仕方と fact sheet の作成法

2) 10 月 16 日 家系図の聴取の実際と遺伝カウンセリングの導入

128

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3) 10 月 23 日 医療面接と遺伝カウンセリング

4) 10 月 30 日 Marfan 症候群 fact sheet の発表と講義

5) 11 月 6 日 ロールプレイ

6) 11 月 13 日 ムコ多糖症 I 型 fact sheet の発表と講義

7) 11 月 20 日 ロールプレイ

8) 11 月 27 日 DMD の fact sheet の発表と講義

9) 12 月 4 日 ロールプレイ

10) 12 月 11 日 口唇口蓋裂の fact sheet の発表と講義

11) 12 月 18 日 ロールプレイ

12) 1 月 15 日 染色体異常症のシナリオ・ロールプレイ

13) 1 日 22 日 陪席症例のスーパービジョン①

14) 1月 29 日 陪席症例のスーパービジョン②

15) 2 月 5 日 総括

16) 2 月 19 日 予備日

5.成績評価方法

出席、 fact sheet の内容、ロールプレイ、陪席の態度を総合して評価する

6.教科書及び参考書

Uhlmann WR ら編集: A Guide to Genetic Counseling, 2nd ed (Wiley-Blackwell)

Nussbaum ら著,福嶋義光監訳:トンプソン&トンプソン遺伝医学(メディカル・サイ

エンス・インターナショナル)

新川詔夫監修,福嶋義光編集:遺伝カウンセリングマニュアル 改定第 2 版(南江堂)

千代豪昭監修:遺伝カウンセラーのための 臨床遺伝学講義ノート(オーム社)

Cassidy SB, Allanson JE 著 : Management of Genetic Syndrome 4 th ed.,

(Wiley-Blackwell)

GeneReviews: http://www.ncbi.nlm.nih.gov/sites/GeneTests/?db=GeneTests

7.授業時間外学習

カンファレンス参加、外来陪席

8.その他(受講者への周知事項など)

遺伝カウンセリングコース学生のみ受講可能

129

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□医科学専攻

□修士課程

□博士課程 (医学履修課程 )

□障害科学専攻

□博士課程 (前期2年の課程 )

□博士課程 (後期3年の課程 )

□保健学専攻

□博士課程 (前期2年の課程 )

□博士課程 (後期3年の課程 )

■公衆衛生学専攻

■修士課程

対象学年 単位数 備 考

第2年次 2単位 遺伝‥必修

■座学(□全部 ■一部)

□ISTU(□全部 □一部)

□特別セミナーの出席による振替可

[□全部 □一部 ※ ]

■その他:ロールプレイ

使用言語

[ ■日本語 □英語 □日本語と英語 ]

授業科目

(英文名)

遺伝カウンセリング実践論

( Practical Genetic Counseling)

科目ナンバリング

コード

使用言語

コード

MPH-PUH610 J

開講期間 平成29年 4 月10日(月)〜平成29年7月24日(月)

開講曜日・時間 毎週水曜日 13:00~ 14:30

場 所 人材育成部門セミナー室(東北メディカル・メガバンク棟 6 階)

授業代表教員 教授 川目 裕(遺伝子診療支援・遺伝カウンセリング分野)

連絡先(内線) 3582

授業担当教員 教授 川目 裕、助教 小林朋子、助手 相澤弥生

1.授業題目 遺伝カウンセリング実践論

2.授業の目的と概要

遺伝カウンセリングの実践における基本的概念である傾聴、共感的態度、非指示的カウ

ンセリング、クライエントとの協働作業、遺伝カウンセリングにおけるカウンセリング

理論を、ロールプレイ演習とともに学ぶ。臨床心理の専門家を招いての講義も予定。

3.学習の到達目標

遺伝カウンセリング実践に必要な基礎的スキルを習得する。

4.授業の内容・方法と進度予定

1) 4 月 10 日 遺伝カウンセリング: overview

2) 4 月 17 日 遺伝形式の説明①

3) 4 月 24 日 遺伝形式の説明②

4) 5 月 8 日 遺伝形式の説明③

5) 5 月 15 日 遺伝形式の説明④

6) 5 月 22 日 導入,アイスブレイク,アジェンダ設定,家系図の聞き方①

7) 5 月 29 日 導入,アイスブレイク,アジェンダ設定,家系図の聞き方②

8) 6 月 5 日 導入,アイスブレイク,アジェンダ設定,家系図の聞き方③

9) 6 月 12 日 面接技法: Listening to Clients

10) 6 月 19 日 面接技法: Advanced empathy

11) 7 月 3 日 面接技法: Confrontation, Assisting client decision making

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12) 7 月 24 日 まとめとロールプレイ

5.成績評価方法

出席、ロールプレイへの意欲を評価

6.教科書及び参考書,参考ウェブサイト

Veach PM ら著: Facilitating the Genetic Counseling Process: A Practice Manual,

2nd ed. (Springer)

Weil J 著 : Psychosocial Genetic Counseling (Oxford Monographs on Medical

Genetics)(Oxford University Press)

7.授業時間外学習

特になし

8.その他(受講者への周知事項など)

公衆衛生・遺伝カウンセリングコース学生のみ受講可能

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