kvm 環境でのコントローラのインストー ル - cisco...ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 10.0.0.1...

12
KVM 環境でのコントローラのインストー カーネルベースの仮想マシン環境の概要 (1 ページ) KVM 環境でのインストール手順 (2 ページ) .qcow2 イメージを使用した Linux ブリッジ ネットワーキングでのコントローラのインス トール (3 ページ) ISO イメージを使用した Vrish でのコントローラのインストール (4 ページ) .qcow2 イメージを使用した OVS ネットワークでのコントローラのインストール (4 ペー ジ) ブートストラップ設定を使用した Vrish でのコントローラのインストール (5 ページ) ISO イメージを使用した VMM でのコントローラ インスタンスの作成 (6 ページ) KVM VMMvirt-manager)でのブートストラップ設定 (7 ページ) KVM のセルフインストール .Run パッケージを使用したコントローラの作成 (8 ページ) KVM のセルフ インストール .Run パッケージを使用したコントローラの作成 (8 ペー ジ) カーネルベースの仮想マシン環境の概要 クラウドの Cisco Catalyst 9800 ワイヤレス コントローラ は、カーネルベースの仮想マシン KVM)を使用して UbuntuRed Hat Enterprise LinuxRHEL7.2、および Red Hat Enterprise VirtualizationRHEV)の上部でサポートされます。KVM でのインストールでは仮想マシン VM)の作成と、.iso ファイルまたは .qcow2 ファイルを使用したインストールが必要です。 VM は、KVM コマンド ラインまたは Virsh を使用して起動できます。 • .qcow2KVM 環境でソフトウェア イメージをブートするために使用します。 • .isoVirsh ツールを使用して手動で クラウドの Cisco Catalyst 9800 ワイヤレス コントロー ラ をインストールするために使用します。また、KVM 環境で virsh コマンドを使用して コントローラを起動するには、サンプル XML 設定の virsh.xml ファイルも必要です。 KVM 環境でのコントローラのインストール 1

Upload: others

Post on 14-Feb-2021

5 views

Category:

Documents


0 download

TRANSCRIPT

  • KVM環境でのコントローラのインストール

    •カーネルベースの仮想マシン環境の概要(1ページ)• KVM環境でのインストール手順(2ページ)• .qcow2イメージを使用した Linuxブリッジネットワーキングでのコントローラのインストール(3ページ)

    • ISOイメージを使用した Vrishでのコントローラのインストール(4ページ)• .qcow2イメージを使用した OVSネットワークでのコントローラのインストール(4ページ)

    •ブートストラップ設定を使用した Vrishでのコントローラのインストール(5ページ)• ISOイメージを使用した VMMでのコントローラインスタンスの作成(6ページ)• KVM VMM(virt-manager)でのブートストラップ設定(7ページ)• KVMのセルフインストール .Runパッケージを使用したコントローラの作成(8ページ)• KVMのセルフインストール .Runパッケージを使用したコントローラの作成(8ページ)

    カーネルベースの仮想マシン環境の概要クラウドの Cisco Catalyst 9800ワイヤレスコントローラは、カーネルベースの仮想マシン(KVM)を使用して Ubuntu、Red Hat Enterprise Linux(RHEL)7.2、および Red Hat EnterpriseVirtualization(RHEV)の上部でサポートされます。KVMでのインストールでは仮想マシン(VM)の作成と、.isoファイルまたは .qcow2ファイルを使用したインストールが必要です。VMは、KVMコマンドラインまたは Virshを使用して起動できます。

    • .qcow2:KVM環境でソフトウェアイメージをブートするために使用します。

    • .iso:Virshツールを使用して手動でクラウドの Cisco Catalyst 9800ワイヤレスコントローラをインストールするために使用します。また、KVM環境で virshコマンドを使用してコントローラを起動するには、サンプル XML設定の virsh.xmlファイルも必要です。

    KVM環境でのコントローラのインストール1

  • サポートされているプロファイルの設定

    次のプロファイル設定がサポートされています。

    表 1 :サポートされているプロファイルの設定

    クライアントAPRAMCPUテンプレート

    1000010008 GB4 vCPUSmall

    320000300016 GB6 vCPUMedium

    640000600032 GB10 vCPULarge

    サポートされているネットワーキングオプション

    次のネットワーキングオプションがサポートされています。

    • Linuxブリッジ

    • Open vSwitch(OVS)

    KVMのインストールに必要なパッケージ

    KVMをインストールするには、次のパッケージが必要です。

    • Qemu-kvm

    • Qemu-utils

    • Uml-utilities

    • Socat

    • KVM

    • Libvirt-bin

    • Virtinst

    KVM環境でのインストール手順一連のインストールステップを説明する自動インストールパッケージを使用するか、または

    virt-manager、virt install、virshなど、KVMでサポートされている管理ソフトウェアのいずれかを使用してKVM環境にクラウドの Cisco Catalyst 9800ワイヤレスコントローラをインストールできます。

    KVMインストーラパッケージは KVM用の自動インストールパッケージです。このパッケージを実行すると、次のモードを提供します。

    KVM環境でのコントローラのインストール2

    KVM環境でのコントローラのインストール

    KVM環境でのインストール手順

  • • [Default]:バンドルされているイメージファイルとデフォルトの VM設定オプション([Small]、[Medium]、または [Large])のいずれかを使用してコントローラをインストールします。

    • [Interactive]:VM設定のカスタマイズを許可し、バンドルされたイメージファイルか、または別の .qcow2イメージをインストールするオプションを提供します。

    始める前に

    クラウドの Cisco Catalyst 9800ワイヤレスコントローラソフトウェアインストールイメージパッケージから .run実行可能ファイルをダウンロードし、ホストマシンのローカルドライブにコピーします。

    .qcow2イメージを使用した Linuxブリッジネットワーキングでのコントローラのインストール

    この手順は、コントローラ用のVMを手動で作成するための一般的なガイドラインです。実行する必要がある正確なステップは、KVM環境とセットアップの特性によって異なることがあります。詳細については、Red Hat Linux、Ubuntu、および Virshのドキュメントを参照してください。

    virt-installコマンドを使用してインスタンスを作成し、次の構文を使用してブートします。

    --connect=qemu:///system \--os-type=linux \--os-variant=rhel4 \--arch=x86_64 \--cpu host \--console pty,target_type=virtio--hvm \--import \--name=my_c9k_vm \--disk path=,bus=ide,format=qcow2 \--vcpus=1,sockets=1,cores=1,threads=1 \--ram=4096 \--network=network:,model=virtio--network=network:,model=virtio--network=network:,model=virtio--noreboot

    インストールが完了すると、コントローラ VMはシャットダウンされます。virsh startコマンドを使用してコントローラ VMを起動します。

    (注)

    KVM環境でのコントローラのインストール3

    KVM環境でのコントローラのインストール

    .qcow2イメージを使用した Linuxブリッジネットワーキングでのコントローラのインストール

  • ISOイメージを使用したVrishでのコントローラのインストール

    この手順は、コントローラ用のVMを手動で作成するための一般的なガイドラインです。実行する必要がある正確なステップは、KVM環境とセットアップの特性によって異なることがあります。詳細については、Red Hat Linux、Ubuntu、および Virshのドキュメントを参照してください。

    ステップ 1 qemu-imgコマンドを使用し、.qcow2形式で 8 GBのディスクイメージを作成します。qemu-img create -f qcow2 c9000-c_disk.qcow2 8G

    ステップ 2 virt-installコマンドを使用してコントローラをインストールします。これには、新しい VMを作成するための適切な権限が必要です。次に、4 GBの RAMを持つ 1つの vCPU VMと 3つのネットワークインターフェイスを作成する例を示します。

    virt-install \--connect=qemu:///system \--os-type=linux--os-variant=rhel4 \--arch=x86_64 \--cpu host \--hvm \--import--name=my_c9k_vm \--cdrom= \--disk path=c9000-c_disk.qcow2,bus=virtio,size=8,sparse=false,cache=none,format=qcow2 \--ram=4096 \--vcpus=1,sockets=1,cores=1,threads=1 \--network=network:,model=virtio--network=network:,model=virtio--network=network:,model=virtio--noreboot

    virt-installコマンドで新しい VMインスタンスを作成し、コントローラは指定したディスクファイルにイメージをインストールします。インストールが完了すると、コントローラ VMはシャットダウンされます。virsh startコマンドを使用してコントローラ VMを起動します。

    (注)

    .qcow2イメージを使用したOVSネットワークでのコントローラのインストール

    この手順は、コントローラ用のVMを手動で作成するための一般的なガイドラインです。実行する必要がある正確なステップは、KVM環境とセットアップの特性によって異なることがあります。詳細については、Red Hat Linux、Ubuntu、および Virshのドキュメントを参照してください。

    KVM環境でのコントローラのインストール4

    KVM環境でのコントローラのインストール

    ISOイメージを使用した Vrishでのコントローラのインストール

  • virt-installコマンドを使用してインスタンスを作成し、次の構文を使用してブートします。

    --connect=qemu:///system \--os-type=linux--os-variant=rhel4 \--arch=x86_64 \--cpu host \-console pty,target_type=virtio--hvm \--import--name=my_c9k_vm \--cdrom= \--disk path=c9000-c_disk.qcow2,bus=virtio,size=8,sparse=false,cache=none,format=qcow2 \--ram=4096 \--vcpus=1,sockets=1,cores=1,threads=1 \--network=network:,model=virtio--network=network:,model=virtio--network=network:,model=virtio--noreboot

    インストールが完了すると、コントローラ VMはシャットダウンされます。virsh startコマンドを使用してコントローラ VMを起動します。

    (注)

    ブートストラップ設定を使用した Vrishでのコントローラのインストール

    この手順は、コントローラ用のVMを手動で作成するための一般的なガイドラインです。実行する必要がある正確なステップは、KVM環境とセットアップの特性によって異なることがあります。詳細については、Red Hat Linux、Ubuntu、および Virshのドキュメントを参照してください。

    始める前に

    必要な設定で iosxe_config.txtというテキストファイルを作成し、mkisofs -l -o iso-file-name.isoiosxe_config.txtコマンドを使用し、iosxe_config.txtファイルを入力として指定して .isoイメージを作成します。

    mkisofs -l -o test.iso iosxe_config.txt

    次にサンプルの設定ファイルを示します。

    hostname C9800-CLlicense smart enableusername lab privilege 15 password labip domain-name cisco.cominterface GigabitEthernet1ip address 10.0.0.5 255.255.255.0no shut

    exit

    KVM環境でのコントローラのインストール5

    KVM環境でのコントローラのインストール

    ブートストラップ設定を使用した Vrishでのコントローラのインストール

  • ip route 0.0.0.0 0.0.0.0 10.0.0.1line vty 0 4

    login localexit

    virt-installコマンドを使用してコントローラをインストールします。このコマンドを使用するには、新しいVMを作成するための適切な権限が必要です。次に、4GBのRAMを持つ 1つの vCPUVMと 3つのネットワークインターフェイスを作成する例を示します。

    virt-install \--connect=qemu:///system \--os-type=linux \--os-variant=rhel4 \--arch=x86_64 \--cpu host \--console pty,target_type=virtio--hvm \--import \--name=my_c9k_vm \--disk path=,bus=ide,format=qcow2 \--vcpus=1,sockets=1,cores=1,threads=1 \--ram=4096 \--network=network:,model=virtio--network=network:,model=virtio--network=network:,model=virtio--noreboot

    ISOイメージを使用した VMMでのコントローラインスタンスの作成

    ステップ 1 [Applications] > [System Tools] > [Virtual Machine Manager]を使用して virt-managerを起動します。

    ハイパーバイザの選択およびルートパスワードの入力を求められる可能性があります。

    ステップ 2 上部にある [File]オプションを選択し、[New Virtual Machine]オプションを選択します。

    ステップ 3 仮想マシンの詳細を入力します。

    a) VMの名前を入力します。b) オペレーティングシステムオプションで、[Local install media]を選択します。c) [Forward]をクリックします。

    ステップ 4 ディスクから ISOイメージを選択します。

    ステップ 5 [Automatically Detect operating system based on install media]を選択します。

    ステップ 6 メモリおよび CPUオプションを設定します。

    a) [Memory (RAM)]を設定します。b) [CPUs]を設定します。c) [Forward]をクリックして続行します。

    KVM環境でのコントローラのインストール6

    KVM環境でのコントローラのインストール

    ISOイメージを使用した VMMでのコントローラインスタンスの作成

  • ステップ 7 ディスクイメージサイズを 8 GBに設定し、[Forward]をクリックします。

    ステップ 8 インスタンス名を入力します。

    ステップ 9 最初に [Customize configuration before install]ボックスをオンにしてから、[Finish]をクリックします。

    これにより、他の NICを追加することができます。

    ステップ 10 [Network]タブを選択して他の NICを追加します。

    ステップ 11 [Network source]ドロップダウンで [Network]を選択します。

    virtioネットワークドライバのみがサポートされています。(注)

    ステップ 12 ドロップダウンを使用して、[Portgroup]を選択します。

    ステップ 13 [Finish]をクリックします。

    KVM VMM(virt-manager)でのブートストラップ設定仮想マシンマネージャとも呼ばれる virt-managerは、libvirtを通じて仮想マシンを管理するためのデスクトップアプリケーションです。実行中のドメインの概要(ライブパフォーマンス

    やリソース使用率の統計情報)が表示されます。ウィザードを使用して、新しいドメインを作

    成したり、ドメインのリソース割り当てを設定/調整したり、仮想ハードウェアをイネーブルにすることができます。組み込みの VNCおよび SPICEクライアントビューアは、ゲストドメイン用のフル機能のグラフィカルなコンソールとして使用できます。

    ステップ 1 [Applications] > [System Tools] > [Virtual Machine Manager]を使用して virt-managerを起動します。

    ハイパーバイザの選択、およびルートパスワードの入力を求められる可能性があります。

    ステップ 2 上部にある [File]オプションを選択し、[New Virtual Machine]オプションをクリックします。

    ステップ 3 仮想マシンの詳細を入力します。

    a) [Name]を指定します。b) オペレーティングシステムの場合、[Import existing disk image]を選択します。

    この方法でディスクイメージ(qcow2イメージを選択した場合は、事前にインストールされた、ブート可能なオペレーティングシステムを含んでいるもの)をインポートできます。

    c) [Forward]をクリックして続行します。

    ステップ 4 コントローラ qcow2イメージパスを選択します。

    ステップ 5 メモリおよび CPUオプションを設定します。

    a) [Memory (RAM)]を 8192に設定します。b) [CPUs]を 4に設定します。c) [Forward]をクリックして続行します。

    ステップ 6 インスタンス名を入力します。

    KVM環境でのコントローラのインストール7

    KVM環境でのコントローラのインストール

    KVM VMM(virt-manager)でのブートストラップ設定

  • ステップ 7 [Finish]をクリックする前に [Customize configuration before install]ボックスをオンにします。

    これにより、複数の NICを追加することができます。

    ステップ 8 [Network]を選択します。

    ブリッジまたはネットワークのいずれかを選択します。

    ステップ 9 [Finish]をクリックします。

    ステップ 10 編集するインスタンス名をダブルクリックします。

    ステップ 11 [i]を選択してインスタンス情報を取得します。

    ステップ 12 [Begin Installation]を選択してインスタンスを起動します。

    ステップ 13 [Monitor]記号をクリックして仮想コンソールに移動します。

    KVMのセルフインストール .Runパッケージを使用したコントローラの作成

    Cisco Catalyst 9800 Wireless Controller KVMインストーラパッケージは、KVMのセルフインストールパッケージです。

    インストールでは、次の手順で説明するように、バンドルされたコントローライメージファ

    イルと、小(1kAPs-10kClients)、中(3kAPs-32kClients)、大(6kAPs-64kClients)などのVM設定オプションから 1つが使用されます。

    KVMのセルフインストール .Runパッケージを使用したコントローラの作成

    KVMサーバに対して次の手順を実行する必要があります。

    始める前に

    Cisco Catalyst 9800ワイヤレスコントローラソフトウェアインストールイメージパッケージから .run実行可能ファイルをダウンロードし、ローカルドライブにコピーします。

    パッケージを実行するには、次のツールが必要です。

    • Vrish

    • Qemu

    • mkisofs

    • SSHPass

    KVM環境でのコントローラのインストール8

    KVM環境でのコントローラのインストール

    KVMのセルフインストール .Runパッケージを使用したコントローラの作成

  • このパッケージは、次のオペレーティングシステムをサポートしています。

    • Linux

    • Mac OS

    ステップ 1 実行可能ファイルを実行して、コントローラ VMを起動します。Device:code$/bin/bash setup_C9800-CL.sh

    ステップ 2 次のオプションから導入プロファイルを選択します。

    • 1Kaps-10kClients:(4つの vCPUs/8 GB RAM/3 Vcpus/8 GBディスク)を使用して C9800-CLを展開します。

    • 3Kaps-32kClients:(6つの vCPUs/16 GB RAM/3 Vcpus/8 GBディスク)を使用して C9800-CLを展開します。

    • 6Kaps-64kClients:(10の vCPUs/32 GB RAM/3 Vcpus/8 GBディスク)を使用して C9800-CLを展開します。

    ステップ 3 コントローラのインスタンスプロファイルを選択するか、enterキーを押してデフォルトプロファイルを使用します。

    Select the C9800-CL Instance Profile [2]: 1

    ステップ 4 コントローラのインスタンス名を入力するか、enterキーを押してデフォルトの名前を使用します。Enter the C9800-CL Instance Name [C9800-CL_15392]: C9800-CL_15392

    ステップ 5 KVMサーバの IPv4アドレスを入力します。Enter the IPv4 Address of the KVM server[Localhost]: 10.104.170.94

    ステップ 6 KVMサーバのユーザ名を入力します。Enter the username of the KVM server: root

    ステップ 7 KVMサーバのパスワードを入力します。Enter the password of the KVM server: ******

    ステップ 8 イメージのコピー元の場所を入力します。

    Enter the Image Location path [/var/lib/libvirt/images]:

    ステップ 9 システムは、次の例に示すように、使用可能なネットワークの名前を表示します。

    Available Networks:1. virbr0 [bridge]2. Dummy [network]3. vm-mgmt-network [network]4. vm-service-network [network]

    a) 上に表示されているリストからデバイス管理またはサービスネットワークの番号を入力するか、enterキーを押してデフォルト値を使用します。

    Enter the Device Management/Service Network [1]: 2

    KVM環境でのコントローラのインストール9

    KVM環境でのコントローラのインストール

    KVMのセルフインストール .Runパッケージを使用したコントローラの作成

  • b) 上に表示されているリストからワイヤレス管理ネットワークの番号を入力するか、enterキーを押してデフォルト値を使用します。

    Enter the Wireless Management Network [2]: 2

    c) 上に表示されているリストから HAネットワークの番号を入力するか、enterキーを押してデフォルト値を使用します。

    Enter the High Availability Network [3]: 2

    ステップ 10 高可用性(HA)インスタンスを作成します。Do you want to create High Availability Instance [Y/n]: y

    ステップ 11 HAインスタンスのサーバの IPv4アドレスを入力します。Enter the IPv4 address of the KVM Server for the High Availability Instance [10.104.170.94]:10.104.177.37

    同じ IPアドレスを再度使用すると、システムはユーザ名とパスワードの入力を求めません。(注)

    ステップ 12 HAサーバのユーザ名を入力します。Enter the username of the High Availability server: ubuntu-wnbu

    ステップ 13 HAサーバのパスワードを入力します。Enter the password of the High Availability server: ******

    ステップ 14 システムは、次の例に示すように、HAインスタンスで使用可能なネットワークの名前を表示します。Available Networks for High Availability Instance:1. br-ha [bridge]2. br10.x [bridge]3. br9.x [bridge]4. virbr0 [bridge]5. default [network]

    a) 上に表示されているリストからデバイス管理またはサービスネットワークの番号を入力するか、enterキーを押してデフォルト値を使用します。

    Enter the Device Management/Service Network for High Availability instance [1]: 2

    b) 上に表示されているリストからワイヤレス管理ネットワークの番号を入力するか、enterキーを押してデフォルト値を使用します。

    Enter the Wireless Management Network for High Availability instance [2]: 2

    c) 上に表示されているリストから HAネットワークの番号を入力するか、enterキーを押してデフォルト値を使用します。

    Enter the High Availability Network for High Availability instance [3]: 2

    ステップ 15 ホスト名を入力するか、enterキーを押してデフォルトの名前を使用します。Enter Hostname [C9800-CL_32501]: CL_32501

    ステップ 16 パスワードを入力し、ホストを有効化します。

    Enter Enable Password: *****

    KVM環境でのコントローラのインストール10

    KVM環境でのコントローラのインストール

    KVMのセルフインストール .Runパッケージを使用したコントローラの作成

  • ステップ 17 デバイス管理またはサービスインターフェイスの IPv4アドレスを入力します。Enter the Device Management/Service Interface IPv4 address: 10.104.176.34

    ステップ 18 デバイス管理またはサービスインターフェイスのネットワークマスクを入力します。

    Enter the Device Management/Service Interface IPv4 netmask: 255.255.255.0

    ステップ 19 デバイス管理またはサービスインターフェイスのゲートウェイを入力します。

    Enter the Device Management/Service Interface IPv4 gateway: 10.104.179.1

    ステップ 20 デバイス管理またはサービスインターフェイスに到達するには、リモートネットワークの IPv4アドレスを入力します。

    Enter the remote network to reach the Device Management/Service Interface: 8.0.0.0

    ステップ 21 デバイス管理またはサービスインターフェイスに到達するためのリモートネットワークのネットワークマスクを入力します。

    Enter the remote netmask to reach the Device Management/Service Interface: 255.0.0.0

    ステップ 22 C9800-CLにアクセスするためのユーザ名を入力します。Enter the Login Username: cisco

    ステップ 23 ログインユーザ名のパスワードを入力します。

    Enter the Login Password: *****

    ステップ 24 HAインターフェイスのローカル IPv4アドレスを入力します。Enter the High Availability Interface Local IPv4 address: 192.168.10.2

    ステップ 25 HAインターフェイスのローカルネットワークマスクを入力します。Enter the High Availability Interface Local IPv4 netmask: 255.255.255.0

    ステップ 26 HAインターフェイスのピア IPv4アドレスを入力します。Enter the High Availability Interface Peer IPv4 address: 192.168.10.3

    ステップ 27 次の例に示されているようなサマリー設定が最後に表示されます。

    Summary ConfigurationDeployment Profile : 1kAPs-10kClients [1]

    vCPU's : 4Memory[GB] : 8Disk[GB] : 8vNICs : 3

    Instance Name : C9800-CL_7957Instance Image Location : /var/lib/libvirt/imagesKVM Server IPv4 Address : 10.104.170.94Hostname : C9800-CL_7957Login Username : ciscoNetwork Configuration

    Device Management/Service InterfaceInterface : GigabitEthernet1Network / Bridge : Dummy [Network]IPv4 Address : 10.104.23.45IPv4 Netmask : 255.255.255.0IPv4 Gateway : 10.104.23.1Remote Network Route : 8.0.0.0Remote Network Netmask : 255.0.0.0

    KVM環境でのコントローラのインストール11

    KVM環境でのコントローラのインストール

    KVMのセルフインストール .Runパッケージを使用したコントローラの作成

  • Wireless Management InterfaceInterface : GigabitEthernet2Network / Bridge : Dummy [Network]

    High Availability InterfaceInterface : GigabitEthernet3Network / Bridge : Dummy [Network]Local IPv4 Address : 192.168.10.2Local IPv4 Netmask : 255.255.255.0Peer IPv4 Address : 192.168.10.3

    High Availability Instance InformationKVM Server IPv4 Address : 10.104.177.37Network ConfigurationDevice Management/Service Interface

    Interface : GigabitEthernet1Network / Bridge : br-ha [Bridge]

    Wireless Management Interface:Interface : GigabitEthernet2Network / Bridge : br-ha [Bridge]

    High Availability InterfaceInterface : GigabitEthernet3Network : br-ha [Bridge]Local IPv4 Address : 192.168.10.3Local IPv4 Netmask : 255.255.255.0Peer IPv4 Address : 192.168.10.2

    ステップ 28 コントローラインスタンスの作成を続行するか、または中止するかを選択します。

    Do you want to create an C9800-CL instance [Y/n]: y

    KVM環境でのコントローラのインストール12

    KVM環境でのコントローラのインストール

    KVMのセルフインストール .Runパッケージを使用したコントローラの作成

    KVM 環境でのコントローラのインストールカーネルベースの仮想マシン環境の概要KVM 環境でのインストール手順.qcow2 イメージを使用した Linux ブリッジ ネットワーキングでのコントローラのインストールISO イメージを使用した Vrish でのコントローラのインストール.qcow2 イメージを使用した OVS ネットワークでのコントローラのインストールブートストラップ設定を使用した Vrish でのコントローラのインストールISO イメージを使用した VMM でのコントローラ インスタンスの作成KVM VMM(virt-manager)でのブートストラップ設定KVM のセルフインストール .Run パッケージを使用したコントローラの作成KVM のセルフ インストール .Run パッケージを使用したコントローラの作成