1
2012年度
決算説明会決算説明会(2012年4月1日~2013年3月31日)
1. 2012年度 決算概要2 中期経営計画 Plan80 レビュー2. 中期経営計画 Plan80 レビュー3. 新・中期経営計画 “ DD15 ”4. 2013年度 経営計画年度 経営計画5. 質疑応答
2013年5月13日本多通信工業株式会社
代表取締役社長 佐谷紳一郎
2
年度決算概要1.2012年度決算概要上期の好調から一転、下期に減速為替差益で経常利益が前年越え
1-1.通期業績(連結)3
上期 好調か 転 期 減速
単位:百万円
上期の好調から一転、下期に減速為替差益で経常利益が前年越え
単位:百万円
2011年度(利益率)
2012年度前年比
修 正計 画上期 下期 通期(利益率) 2013/3/12(利益率) (利益率) (利益率)
売 上 高 14 045 7 000 6 842 13 842 98 6% 14 000売 上 高 14,045 7,000 6,842 13,842 98.6% 14,000
営業利益 722 419 223 642 88 9% 600営業利益 722(5.1%)
419(6.0%)
223(3.3%)
642(4.6%)
88.9% 600(4.3%)
経常利益 655 388 311 699 % 600経常利益 655(4.7%)
388(5.5%)
311(4.5%)
699(5.0%)
106.8% 600(4.3%)
当期利益 562 269 240 509 450当期利益 562(4.0%)
269(3.8%)
240(3.5%)
509(3.7%)
90.5% 450(3.2%)
1-2.四半期推移(連結)4
秋か 収益 柱 基幹 通信 が低調 推移秋から収益の柱=基幹分野(FA・通信)が低調に推移単位:百万円
3,3713,663 3,885
3,3733,627
3 3173,525 4004,000
売上高売上高 営業利益2012年度
,3,126
, 3,317
241 264 3003,000
146
216
119 155 13192
2002,000(5.9%)
(6.2%)(7.3%)
(3 9%)119 92
1001,000(4.3%)
( )
(3.8%)
営業利益
(4.6%)(3.9%)
(2.6%)
00
営業利益(営業利益率)
11/1Q 11/2Q 11/3Q 11/4Q 12/1Q 12/2Q 12/3Q 12/4Q
1-3.営業利益:上/下比較5
基幹 減 損を諸施策 補 ず 上期比 億 減
単位:百万円FA分野
基幹分野の減販損を諸施策で補えず、上期比2億円減
単位:百万円FA分野減販損▲160
決算期
基幹分野で約7億円の減販
通信分野減販損
決算期統合
▲10▲150419
223
▲10売上は
約+3億円
+30合理化価格ダウン
+45円安効果
+70固定費
223合理化価格ダウンなど▲21
効果
抑制
2 億円減益2012年度
上期2012年度
下期億円減上期 下期
6
2 Pl 80レビュ2.Plan80レビュー(2010年度~2012年度)( 年度 年度)
2-1.Plan80基本戦略7
ありたい姿 『お客様密着型のSegments No.1企業』
特定の分野で強い商品を複数持つ、
★= Segment No.1商品
魅力のあるコネクタメーカー
高
g
★ ★★ 2012年度 経営目標高
速化
大
★★
★
★売上高 : 150億円
年度 経営 標
大容量化
★★★
営業利益 : 5%
FA・通信 車載・DAV・新エネ
8
2-2.業績推移標未達 が 構造改革 利益体質を確立
Pl 80
目標未達ながら、構造改革により4~5%の利益体質を確立単位:百万円
15 610
Plan80課題:3年間売上高が伸びていない
15,610
12,72610 780
13,720 14,045 13,842
10,780
722(5 1%)
642パナソニックと営業利益
▲ 43
590(4.3%)
(5.1%)(4.6%)
資本業務提携 パナソニックより事業の譲渡
営業利益(営業利益率)
2007年 2008年 2009年 2010年 2011年 2012年4円 7円 8円(予定)配当 2 5円
▲ 448 ▲ 5394円 7円 8円(予定)配当 2.5円
2-3.売上構造の進化9
基幹 が漸減 中 新 顧客 が伸
シ タ 付き
Segment No.1商品づくり重点施策の成果
基幹分野が漸減の中、新(分野・顧客・ルート)が伸長
【海 外】
27 1 8
2009年度 2012年度 Mini I/Oコネクタ シャッター付きSC形プラグ
FTTHに強い
デジカメに強い
【 】
27億円
1.8倍
制御装置に強い
1.27mmピッチコネクタ
高耐圧電源用コネクタ
プロジェクタに強い
【新分野】
8億円
3.5倍
ポートフォリオ改革情報FA情報
【パナ販路】
億円 倍 FA17%
車載
その他5%
情報システム14%
2012
FA13%
PC他11%
情報システム15%
2009
8億円
2倍
通信41%民生
9%
車載14% 年度
通信52%
民生7%
車載 2% 年度
課題:基幹分野の底固め & 新分野での純増販
10
2-4.経営体質の強化構造改革を着実 推進 経営体質 転換
拠点改革 ⇒ 北米販社の清算、国内子会社の再編、旧本社工場跡地 物流Cの売却 本社底地購入
構造改革を着実に推進し、リーンな経営体質へ転換
旧本社工場跡地・物流Cの売却、本社底地購入制度改革 ⇒ 事業部制の導入、人事制度改革(複線化)財務改革 ⇒ 連結納税、決算期統一、無借金化 etc.
指 標 2009年 2012年
総資産回転率 1.1回 1.6回
棚卸資産回転日数売上比
54日 37日※売上比
有利子負債額 23億円 0 円
自己資本比率 44.0% 63.7%
総資産経常利益率 [ ROA ] ▲ 4.6% 8.0%
自己資本利益率 [ ROE ] 0.1% 9.7%
11
新 中期経営計画 “3.新・中期経営計画 “ DD15 ”
ド ン ド ン い こ う
DDDDDDDDDouble-Digits by 2015
3-1.DD15の基本コンセプト12
成 性 収益性 効率性を ク特徴と魅力のあるSegments No.1プロバイダ
3つのDouble-Digitsで成長性・収益性・効率性をワンランクUp
基幹分野 新・旬分野
22 桁利益 22 桁成長経営効率
2222 桁ROA早い・軽い・上手い“業界No.1のフットワーク”
売上高 営業利益率 ROA売上高180億円
営業利益率8%
ROA10%2015年
3-2.基幹分野での“2桁利益”13
通信 ど 基幹事業 を解消FA・通信などの基幹事業分野でトレードオフを解消多品種少量コンビニ化→営業利益率>10%を狙う
高在庫:仕掛在庫の極小化納期:リードタイム短縮開発・管理:停滞・待ち・移動の 小化設備 汎用設備化
率性
設備:汎用設備化
狙い
産性
・効率
生産ボリュームと生産性・効率性との
1. サプライチェーンの再編2. 社内業務の高速化3. 多関節ロボットの活用
生産
在庫:多くなりがち、在庫回転率が低い納期:長くなりがち、CSが低い
一般的トレードオフ 4. ITの活用
少品種多量 多品種少量
低納期:長くなりがち、CSが低い開発・管理:人手・手間が掛かる、設備:稼働率が低い、ROIが悪い
1万個未満/月が売上の60%生産ボリューム
少品種多量 多品種少量 1万個未満/月が売上の60%=多品種少量品が中心
3-3.新・旬分野での“2桁成長”14
新事業 旬市 を年率 超 拡大新事業分野・旬市場分野を年率10%超で拡大2015年倍販60億円、構成比30%を狙う
60
70 1. コネクタ…蓄積技術・商品応用環境・医療・セキュリティ市場を業種別営業体制で開拓
億円
50
60
YoY 2桁成長
業種別 業体制2. 海外売上…35%→40%
Seg1商品を中国・新興国で増販3. 情報システム…仮想化技術の深耕
旬市場分野
30
40YoY 2桁成長
クラウド・インテグレータへ
パナソニック販路の活用
201. コネクタ…車載用コネクタ
① 基本戦略:合理化・水平展開・次世代開発の同時展開
新事業分野
0
10 ② 課題:チャイナ+1製造展開2. 情報システム…M2Mシステム
① 機器制御技術を活かし、参2012 ----- 2015 スマート●●分野への参入
② 課題:上流工程からの参画
3-4.経営効率を高め“2桁ROA”15
軽 上手 を実践 体質を 持
102
早い・軽い・上手いを実践し、リーンな体質を堅持高回転ビジネスモデルを確立し、ROA10%を狙う
【総資産 率 推移】6.7 7.5 8.0
総資産回転率1.5レベルを堅持
在庫削減 適 化
【総資産回転率とROAの推移】回転 %
1.5 1.6 1.6 51.5
総資産回転率(左軸)
1. 在庫削減・適正化 ※売上比
13/3:1.2ヶ月→1.0ヶ月へ2. 無借金経営の継続
13/3 有利子負債ゼロ1.2
1.1 01
ROA(右軸)
13/3:有利子負債ゼロ3. CCC短縮
13/3:87日→70日へ4 アセットライトの深耕
-5.5 -4.6
-50.5
ROA(右軸) 4. アセットライトの深耕持たざる経営、ROI重視
過剰資産売却・在庫削減・有利子負債の返済でB/Sをスリム化 ROA :10%-100
09/3末 10/3末 11/3末 12/3末 13/3末
ROA :10%
16
年度 経営計画4.2013年度 経営計画FA分野の本格回復時期は不透明
成長性・収益性・効率性を高め、DD15の基盤を固める
17
4-1.経営環境本格 復時期 透FA分野の本格回復時期は不透明
2013年度の経営環境■国内は政府の経済対策等による民間設備投資の回復に期待
2013年度の経営環境
鉱工業生産指数(前年比) 2012年度:▲2.7% → 2013年度: 4.1%民間設備投資(前年比) 2012年度:▲0.7% → 2013年度: 2.1%工作機械受注 (前年比) 2012年度:▲13 1% DI 4月:+1 4 5月:+2 9工作機械受注 (前年比) 2012年度:▲13.1% DI…4月:+1.4、5月:+2.9鉱工業生産指数(前月比) 3月:+0.2%、4月:+0.8%緩やかな持ち直し
(出所)経産省、日本経済研究センター、日本工作機械工業会
■欧州景気の低迷、中国の成長鈍化を懸念
FA分野の本格回復に依らず成長性・収益性・効率性を高め DD15の基盤を固める年成長性・収益性・効率性を高め、DD15の基盤を固める年
4-2.成長性向上のために18
中期視点 商 戦略 営業戦略を推進
旬分野基幹分野
中期視点での商品戦略・営業戦略を推進
旬分野基幹分野Customer Delight商品
の企画開発次期主力商品の開発1week商品の拡充
専任営業組織の始動注力領域の見極め
業種別営業体制開製販一体活動
多品種少量多品種少量
顧客密着車載分野
水平展開次世代開発
顧客密着車載分野
車載分野を基幹事業に2015年度 倍販の40億円
合理化
2015年度 倍販の40億円デジタル画像対応
USB3.0対応
車載 質 確
国内外の新規ユーザへ参入(日・欧・中Tier1)
車載品質の確立徹底したロス削減
4-3.収益性向上のために19
多 種少 深耕 車載 収益化 収益基盤を強化多品種少量コンビニの深耕+車載の収益化で収益基盤を強化多品種少量コンビニの深耕
①サプライチェーン 適化 ②社内業務の高速化業務フロー全体のムダ取り
③新生産技術の導入多関節ロボットなどの活用延び切ったSCをコンパクト化
受注~納入までを見える化内製化 海外現地調達
業務ロスの徹底排除停滞時間の発見複雑業務の発見情報バケツリレー
複数工程統合化近在化
内製化率36% 45%
早い
1weekデリバリー42品目 10倍超
早い 軽い
ロボットセル台 倍増
上手い軽い
36% → 45%(2012年度) (2013年度)
車載の収益化
42品目 → 10倍超(2012年度) (2013年度)
8台→倍増(2012年度) (2013年度)
車載の収益化品質コスト 小化、部材現地調達、組立自動化、材料変更等
4-4.効率性向上のために20
客様 ポ を進化お客様へのレスポンスを進化させる
お客様お客様
密
早い・軽い・上手いの実践
松本工場(長野県安曇野市)新本社(今期中の移転を検討中)
構想設計 試作 検証
密接なコミュ 同期
営 業
事 設計詳細設計
量産試作 評価
提案から商品開発を 短化
ニケーション
同期
設備設計
工程設計
金型設計
事業部 量産
提案から商品開発を 短化ン
お客様ニーズに営業・設計部門がハイスピ ドで応える
多品種少量ソリューションを磨き上げハイスピードで応える
“ 提案・開発プロセスの1/2化 ”磨き上げ
“ 1weekデリバリー ”
4-5.連結通期計画21
基盤を 年 期 振を払拭
単位:百万円
DD15の基盤を固め、12年下期の不振を払拭現時点ではFA分野の本格回復を織り込まず、通期を計画
単位:百万円2012年度
通期2013年度
通期 前年比(利益率) (利益率)
売 上 高 13,842 14,500 104.8%, ,
営業利益 642(4.6%)
650(4.5%) 101.2%(4.6%) (4.5%)
経常利益 699(5.0%)
700(4.8%) 100.1%
当期利益 509(3.7%)
550(3.8%) 108.1%
【足元の状況】12/4Q比で受注が10%増…車載・通信インフラが堅調、FAはやや改善
22
4-6.ステークホルダー価値向上献度を高
顧 客バランスよく貢献度を高めてまいります
顧 客“早い・軽い・上手い”の
実践
従 業 員 株 主
実践
従 業 員年収3%アップ
株 主配当 8円、株主優待制度
オープンな株主総会IR活動の強化
地域社会松本山雅FCマッチデー
取 引 先共存共栄工場緑化活動 共存共栄
23
24
本資料についてのご注意本資料についてのご注意
本資料に記載されている本多通信工業株式会社の将来に関する見通しは、過去の事実ではないために不確定なリスク要因を含んでおります。
したがって、実際の結果は様々な要因によって見通しと大きく異なる可能性がありうるということをご了承ください。
http://www hondahttp://www honda--connectors co jp/connectors co jp/http://www.hondahttp://www.honda--connectors.co.jp/connectors.co.jp/