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Page 1
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係を修正・変更するものではなく、また修正・変更を意図するものでもありません。
Datastream for Office
Datastream for Office ユーザーガイド Page 2
目次
1 はじめに 4
Datastream for Office(DFO)インタフェース 4 Datastream for Office の使用 4
2 DFO オプションダイアログの使用 5
Excel Add-in のオプション設定 5
Request Format オプション 6
ログイン情報の設定 8 Request URL Settings の設定 8
プロキシー設定の使用 10
EXCEL でのデータリクエストの作成 11 スタティックデータリクエストの作成 13
タイムシリーズリクエストの作成 16
タイムシリーズリクエストによるリストの使用 16 タイムシリーズリクエストによる関数および計算式の使用 17
スタティックおよびタイムシリーズダイアログでの Series Expression Editor の使用 18
リクエスト詳細入力時のショートカット 20 フォーマットのオプション 21
DFO 計算式データリクエストの編集 21
3 リストの使用 23
コード(Datastream、ISIN、SEDOL など)からのユーザーリスト作成 23 Navigator を使ったリストの作成 24
リストの修正と編集 24 タイム シリーズ リクエスト内のカスタム ヘッダーの使用 25
Function Selector による計算式の作成 26
Intellisense 機能を使用した式の作成 28
4 計算式の使用 30 Expression Picker 30 Expression Builder の使用 31
5 リクエスト マネージャーの使用 32
6 リクエストテーブルの使用 33
リクエストテーブルとは? 33 リクエストの作成 34
Datastream for Office
Datastream for Office ユーザーガイド Page 3
AFO リクエストをDFOリクエストテーブルに変換 37 Series Navigation ボタン 38
廃止されたコードの検索 39
AFO から DFO への変換 40 Caluculation モード 41 DFO Index 41 ユーザー作成タイムシリーズ 43 ユーザー作成タイムシリーズのテンプレート 43
ユーザー作成タイムシリーズの作成 44
既存のユーザー作成タイムシリーズの編集 45
7 DFO でのリボンベースの UI の使用(MS-Office 2007 以上) 47
8 Additional Notes 50 自動計算 (揮発性) 関数の使用 50
1 はじめに
Datastream for Office ユーザーガイド Page 4
1 はじめに
Datastream for Office(DFO)インタフェース
Datastream for Office(DFO)を使用するには、Excel アプリケーションの [Thomson Reuters Datastream] メニューを使用します。
Excel 2007 以上の DFOメニュー
Datastream for Office の使用
DFO では、スタティック(静的)リクエストとタイムシリーズ(時系列)リクエストを実行できます。
スタティックリクエスト
特定の日付のデータをリクエストします。たとえば、2005 年 1 月 1 日の Pepsico と Coca-Cola の株価、株価
収益率(PE)、および配当利回りなどをリクエストできます。
詳細については、「スタティックデータリクエストの作成」を参照してください。
タイムシリーズリクエスト
開始日、終了日、データの頻度で定義された特定の期間のデータをリクエストします。たとえば、2005 年 1月 1 日から 2006 年 1 月 1 日までの Pepsico の日次株価などです。
詳細については、「タイムシリーズリクエストの作成」を参照してください。
リクエスト マネージャー
Request Manager を使用すると、埋め込まれたリクエストを管理できます。Excel ワークブック内のすべての
チャートリクエストとデータリクエストが、詳細情報とともに一覧表示されます。リクエストは個別に、また
はまとめて編集、削除、または更新することができます。
詳細については、「リクエスト マネージャーの使用」を参照してください。
2 DFOオプションダイアログの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 5
2 DFO オプションダイアログの使用
Excel Add-in のオプション設定
システムオプションを使用して、Excel Add-In の使用方法とデータの表示方法を制御できます。次のオプショ
ンを設定できます。
• Request Format(リクエストのフォーマット)オプション
• Connection Settings(接続設定)オプション
• Request URL Settings(リクエスト URL の設定)オプション
Datastream の Excel 機能およびコンテンツに関するお問い合わせについては、メニューから [Contact Us] をクリックしてください。
オプションの選択
1. [Thomson Reuters Datastream] メニューから [Options] を選択します。 [Options] ダイアログが表示されます。
2. [Request Format] タブを選択します。
3. 目的のチェックボックスをオンまたはオフにして、オプションを設定します。
4. [OK]をクリックします。
2 DFOオプションダイアログの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 6
Request Format オプション
このオプションでは、Excel でデータリクエストをするときの初期設定の表示オプションを設定します。 [Static Data Request] および [Time Series Request] ダイアログで [Request Format] オプションを設定すると、
デフォルトの表示オプションは上書きされます。それぞれの画面で [Default Option] ボタンをクリックすると、
フォーマットのオプションは [Options] ダイアログで指定した初期設定に戻ります。 [Options] ダイアログで設定を変更すると、Excel の再起動後、またはリクエスト画面で [Default Option] ボタ
ンを使用したときのみ設定が有効になります。
[Request Format] には、次のオプションが用意されています。
• Display Row Titles – 各シリーズの各行の先頭にシリーズのコードを表示します。
• Display Column Titles – 各列の先頭にデータタイプのコードを表示します。
• Display Headings - リクエストの日付など、一般的なヘッダーを行および列のタイトルに表示します。
• Display Currency - 「Currency」というタイトルの列を追加し、選択された各シリーズの取引通貨を表示
します。
• Transpose Data – Excel の列に表示されている個々の時系列のデータを行に変換して表示します。この機
能は、短期間のデータリクエスト、または四半期や年次など頻度の低いレポートには特に便利です。
• Transpose Data – 個々の時系列のデータを Excel シートの行に表示します。 これは、短期間のデータ リクエスト、または四半期や年次など頻度の高いデータ リクエストの場合には特に有効です。 Excel で使用できる列の最大数は、255 列です。
• Latest Value First - リクエスト結果の先頭に直近の値を表示します。
• Display code – シリーズのニーモニックを表示します。このオプションはタイム シリーズ リクエストで
利用可能です。
• Hyperlink to metadata または Datatype Definition - シリーズ コードにハイパーリンクを追加し、
Navigator の分類およびメタデータのページにリンクします (これにより、廃止されたシリーズ、または
非現存シリーズを、ワークブックで判断することも可能になります)。
• Cell Referencing - トリガーセルがある場合もない場合も有効になります。 このトリガーはリクエストの
上部にあるセルを使用し、参照したセルの内容が変更された場合にこれを検知し、更新します。
• Embed Formula – リクエストをリンク形式のオブジェクトとして Excel に埋め込み、保存されるたびに
リフレッシュ(更新)します。このオプションを選択しない場合、リクエストの結果は更新されず、プレ
ーンなテキストまたは数値のまま残ります。
• Suppress Comments – 日付、タイプ、通貨など、行のヘッダーが削除されます。
Display DataType - 選択したオプションに従って、データタイプの記述(Description)またはコード
(Mnemonic)がスタティック リクエストの結果に表示されます。
Display Expression - 選択したオプションに従って、式の記述(Description)または数値(Number)が、ス
タティックおよび タイムシリーズ リクエストの結果に表示されます。
Data Option - [Not Available String] フィールドを使用して、Datastream のデータが利用できない場合に、
Excel に表示させたいテキストを入力できます。たとえば、「#N/A」、空白など。 注: [Not Available String] フィールドに、何も入力していない場合には、「空白」 という文字を入力します。
2 DFOオプションダイアログの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 7
Logging:[Information Log] または [Trace Log]を選択して、ログを表示または削除できます。ログを削除す
ると、当日のログを除き、古いログはすべて削除されることに注意してください。
UCTS Options: Overwrite all values if series exists このチェックボックスをオンにすると、シリーズが存在する場合、すべての既存の値を上書きします。
Performance and Logging – 並列リクエストの処理を有効にすることで (Enable Parallel Processing)、パ
フォーマンスを向上させることができます。 Enable Tracing オプションでは、リクエスト実行中に診断ログ
が作成され、さまざまな問題の追跡に役立ちます。しかし、取得パフォーマンスには影響を及ぼします。
Calculation Option Suppress Auto Calculation on Open - 起動時の自動計算を有効にできます。
Refresh Only DFO Formulas - DFO の計算式だけを更新します。
Menu(Right mouse click)
• ShortCut – Excel ワークシートの右クリックメニューから、[Static Request]、[Time Series Request]、[Request Management] オプションを利用できます。
Recent Series / Datatypes - スタティック リクエストとタイムシリーズ リクエストのドロップダウンに、ス
タティック リクエストとタイムシリーズ リクエストの両方で最近使用されたシリーズを表示します。
Auto Correct List [Delete “…” from List] を選択すると、Excel のオートコレクトでデフォルト設定されている「”…”を
“…” に置き換える」を解除します。
On Startup Enable Login on Startup – Excel の起動時に DFO Add-in を有効にできます。
Proxy Settings – Datastream for Office にアクセスするためのインターネット設定またはプロキシー設定を確
認します。詳細については、「プロキシー設定の使用」をクリックしてください。
Suppress Run on Startup(DFO Index)– 埋込みリクエストの自動更新の設定を上書きします。
Intellisense – このオプションを選択すると、関数およびそのパラメーターをヘルプ ファイルへのリンク付き
で、参照することができます。
Request Tables Enable Ctrl+R shortcut (to process RT): オプションダイアログを使用して、リクエストテーブルでの処理の
リクエストをするショートカット(Ctrl+R) キーを有効または無効することができます。
2 DFOオプションダイアログの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 8
ログイン情報の設定
[Connection Settings] タブでは、ユーザーのログイン情報を設定できます。
オプションの選択
1. [Thomson Reuters Datastream] メニューから [Options] を選択します。 [Options] ダイアログが表示されます。
2. [Connection Settings] タブを選択します。
3. [Credentials for Authentication] エリアにユーザー名とパスワードを入力します。(Datastream Child ID または Thomson One ID とパスワード)
4. [OK]をクリックして新しい設定を保存し、[Options] ダイアログを閉じます。
5. [Thomson Reuters Datastream]メニューから [Offline] アイコンをクリックして、ユーザー認証を実行し
ます。
注:正しいログイン情報が入力されると、ボタンのステータスが [Online] に変わります。無効なログイン情報
が入力されると、エラーメッセージが表示されます。アドインの使用中は、ユーザー ID、パスワード、または
DSWS URL を [Options] ダイアログでいつでも変更することができます。これらのパラメーターを変更する
と、リボンの表示が自動的に無効になります。[Online] ボタンを再びクリックすると、新しい設定が反映され
ます。なお、これらの変更を行っても、Excel を再起動する必要はありません。
Request URL Settings の設定
[Request URL Settings] タブで、リクエストの URL を設定できます。
オプションの選択
1. [Thomson Reuters Datastream] メニューから [Options] を選択します。
[Options] ダイアログが表示されます。
2. [Request URL Settings] タブを選択します。
2 DFOオプションダイアログの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 9
URL’s DSWS(Datastream Webservices):DSWS の URL を設定できます。
UCI(User Created Indices):UCI Manager の URL を設定できます。
UCTS(User Created Time Series):UCTS の URL を設定できます。
Expressions:[Server] フィールドで、Datastream Expressions Picker / Builder を実行するサーバー
の場所を設定できます。
Navigator:[Server] フィールドで、Datastream Navigator を実行するサーバーの場所を設定できま
す。
○ [Clear Navigator Caches] ボタンを使用すると、Navigator および Internet Explorer の一時
キャッシュをクリアできます。
Currency: Currency の URL を設定できます。
Currency: Functions の URL を設定できます。
2 DFOオプションダイアログの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 10
Path • DFO Index:DFO Index ファイルの保存場所を指定できます。
Sample Sheet • Sample URL - DFO のサンプルをダウンロードできる URL を指定します。
• Download Path - DFO サンプルファイルのダウンロード パスをここで指定できます。
プロキシー設定の使用
[Enable proxy] チェックボックスをオンにして、[Advanced] ボタンをクリックすると、プロキシーを設定
できます。[Advanced Proxy Settings] ダイアログでは、プロキシーに関連する詳細を指定できます。
次の 3 種類のプロキシー設定が可能です。 a. Automatic Configuration:Internet Explorer のプロキシー
設定を使用します。 b. Proxy Server:ユーザー独自のプロキシー設定を指定します。 c. Credentials:プロキシーのログオン情報(ユーザー名とパ
スワード)を指定します。
注 1:[Automatic Configuration] の設定が動作しない場合は、
[Credentials]を使用してプロキシー サーバーを設定します。
注 2:[Options] ダイアログで [Enable proxy] のチェックボック
スをオンにして、[Save] ボタンをクリックすると、初期設定で
は Internet Explorer のプロキシー設定が使用されます。
2 DFOオプションダイアログの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 11
EXCEL でのデータリクエストの作成
Datastream for Office(DFO)を使用すると、Excel から直接データリクエストを作成および発行できます。
Datastream でデータリクエストを作成し、それを Excel に埋め込む必要はありません。Excel からリクエスト
を発行すると、Datastream アプリケーションを介さずに、直接 Datastream に送られます。結果は、リンク形
式の更新可能なオブジェクトとして出力されます。
つまり、Datastream を起動しなくても、Excel でデータリクエストを保存および更新することができます。
Datastream の広範囲なヒストリカル データをスプレッドシートで使用できます。
1 つのスプレッドシードに任意の数のデータリクエストを作成し、Request Manager を使用して一括で更新す
ることができます。
Request Manager の詳細については、「リクエストマネージャーの使用」を参照してください。
Datastream で利用できるデータリクエスト作成機能は、Excel でも利用可能です。
スタティックデータ タイムシリーズデータ:
シリーズ選択 株式、指数、商品、債券、金利、為替、投資信託、ユ
ニットトラスト、ワラント、経済などの Datastreamデータ
シリーズ選択 株式、指数、商品、債券、金利、為替、投資信託、
ユニットトラスト、ワラント、経済などの
Datastream データ
リスト選択 ユーザー作成メインフレームリスト、構成銘柄リスト
リスト選択 ユーザー作成メインフレーム リスト、構成銘柄リ
スト
データタイプ選択 Datastream、MSCI、I/B/E/S、FTSE のスタティック データタイプ
データタイプ選択 Datastream、MSCI、I/B/E/S、FTSE の時系列デー
タタイプ
計算式選択 Datastream のグローバル計算式、ユーザー作成の計算
式
計算式選択 Datastream のグローバル計算式、ユーザー作成の
計算式
データの頻度 日次、週次、月次、四半期、年次を指定できます。
通貨コンバーター - 通貨
通貨コンバーター - 通貨
データがリクエストされた日付
表示期間の開始日および終了日
フォーマットオプション 行と列のタイトルおよびヘッダーの選択
フォーマットオプション 行と列のタイトルおよびヘッダーの選択
Intellisense – このオプションを選択すると、関数およびそのパラメーターをヘルプ ファイルへのリンク付き
で、参照することができます。
2 DFOオプションダイアログの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 12
[Editor] オプションを使用すると、複数のシリーズまたはデータタイプ/関数/計算式を簡単にレビューお
よび編集でき、さらにメタデータへのリンクを設定して拡張することができます。
[Hyperlink to Metadata] オプションを選択すると、シリーズ コードを Navigator の分類およびメタデータペー
ジにリンクさせることができます。また、[Search For Dead Code] メニューオプションを使用して、廃止され
たシリーズ、または非現存シリーズをワークブック内で判断することも可能です。
[Hyperlink to Datatype Definition] オプションを選択すると、シリーズ コードを Navigator の [Datatype Definition] ページにリンクさせることができます。
2 DFOオプションダイアログの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 13
スタティックデータリクエストの作成
スタティックデータリクエストを作成するには、Datastream の [Static Request] ダイアログでリクエストパ
ラメーターを入力します。[Thomson Reuters Datastream] メニューから [Static Request] を選択します。
スタティック データリクエストを作成するには、Datastream の [Static Request] ダイアログでシリーズ、デ
ータイプ、および開始日を選択することが最低限必要になります。
選択したら、[Submit] をクリックして Datastream へリクエストを送ります。リクエストの結果は、行と列の
ヘッダー付きで(選択された場合)、直接スプレッドシートに表示されます。
例 – 5 つのシリーズとスタティックデータタイプ
シリーズの選択
[Series Navigation] ボタン をクリックすると,[Datastream Navigator] が表示され、個々のシリー
ズを選択できます。
シリーズを選択すると、[Request] ダイアログの [Series] フィールドにシリーズのコードがコピーされます。
複数のシリーズを選択すると、シリーズは自動的にカンマで区切られます。
2 DFOオプションダイアログの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 14
データタイプの選択
[Datatypes] ボタン をクリックすると、Datatype Mnemonic Picker が表示され、リクエストごとに
個々のデータタイプを選択することができます。データタイプ (たとえば Market Value では MV) を選択する
と、そのデータタイプの Datastream コードが、[Reauest] ダイアログの [Datatypes] フィールドにコピーさ
れます。複数のシリーズを選択すると、シリーズは自動的にカンマで区切られます。
次の例は、Datatype Mnemonic Pickerでコードを入力し、Datastream 株式データタイプ EPS(1 株当たりの
利益)を検索して、選択する方法を示しています。
リクエストするデータタイプの Datastream コードはわからないが、一般的な記述(たとえば Price)がわかる
場合には、[Name] をクリックし、検索フィールドに「Price」と入力します。選択したデータカテゴリーおよ
びデータタイプの中から、Price で始まる記述があるデータタイプがすべて一覧表示されます(例:Price (adjusted)、Price (unadjusted) など)。
2 DFOオプションダイアログの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 15
リストの選択
個々のシリーズの番号を選択する代わりに、Datastream ホストに保存されたリストを使用できます。リスト
の内容は次のとおりです。
• Datastream のホストシステムに保存されているユーザーリスト(すなわち L#xxxx リスト)。
• 構成銘柄リスト(たとえば LFTSE100)。「ユーザーリストの作成」参照してください。
リストを選択するには、[Request] ダイアログで [List Picker] ボタン をクリックします。データリクエス
トでシリーズのリストを使用した場合、リスト内の各シリーズについて選択したデータタイプのデータが、リ
ストに表示された順番でそれぞれ表示されます。
[List Picker] からリストを選択すると、[Series] フィールドにリストのコードがコピーされます。これは、メ
インフレーム リストのリストコード (例: L#A74953)、または構成銘柄リストのリストコード (例: LNSABANK) のいずれかになります。
例 - ユーザー作成リストと 3 つのスタティック データタイプ
計算式の選択
スタティック データのリクエストでは、Datastream のホストシステムに保存された計算式を閲覧および選択
することができます。[Static Request] 画面で [Expression Builder] ボタン をクリックすると、Static Request の [Expression Picker] が表示され、すべてのユーザー作成計算式または Datastream のグローバル計
算式、あるいはその両方を表示できます。
詳細については、「Expressions Builder の使用」を参照してください。
[Refresh Grid] ボタンを使用すると、Datastream ホストシステムから、PC 上にある計算式のリストを更新で
きます。
2 DFOオプションダイアログの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 16
記号変数が 1 つだけ使用される場合のみ、スタティックデータのリクエストに計算式を使用することができま
す。たとえば、X が 1 つのシリーズを示すか、または選択したリスト内の構成銘柄の 1 つを示す場合、
PCH#(X,1Y)は、1 年間にわたる変化率を計算します。
タイムシリーズリクエストの作成
個々のシリーズ (株価指数、為替レート、計算式など)、およびユーザー作成リスト、および Datastream 構成
銘柄リストについてタイム シリーズ リクエストを作成できます。
スタティック データ リクエストと異なり、特定の銘柄についてデータが収録され始めた時から、直近の値ま
での期間を指定できます。[Frequency] フォーマットのオプションでは、リクエストしたデータの頻度を設定
できます。
タイムシリーズリクエストは、[Thomson Reuters Datastream] メニューの [Time Series Request] ダイアログ
で作成できます。必要なシリーズ (リストまたは計算式)、データタイプ、期間、頻度を指定して、[Submit] をクリックします。
例
タイムシリーズリクエストによるリストの使用
スタティック データリクエストで、Datastream リスト、構成銘柄リストを使用すると、各シリーズについて
1 から 10 種類のデータタイプがリストに読み出されます。
一方、タイムシリーズリクエストでは、Datastream リスト、構成銘柄リストを使用すると、各構成銘柄につい
てデータのシーケンス(つまり、タイムシリーズのデータタイプや頻度)がリストに読み出されます。
入力する各データタイプについてタイムシリーズを指定したい場合、[TS for each item in list] のチェックボッ
クスをオンにする必要があります。このチェックボックスは、[Options] ダイアログでオフにできます。
2 DFOオプションダイアログの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 17
タイムシリーズリクエストによる関数および計算式の使用
計算式の選択
タイムシリーズ データのリクエストでは、Datastream のホストシステムに保存された計算式を閲覧および選
択できます。[Time Series Request] の画面で [Expression Picker] ボタン をクリックすると、タイム シリーズ データのリクエストの Expression Pickerが表示され、すべてのユーザー作成計算式または Datastream のグローバル計算式、あるいはその両方を表示できます。
詳細については、「Expressions Builder の使用」を参照してください。
[Refresh Grid] ボタンを使用すると、PC 上にある計算式のリストを Datastream ホストシステムから更新で
きます。
記号変数が 1 つだけ使用される場合のみ、タイムシリーズ リクエストに計算式を使用することができます。
たとえば、X が 1 つのシリーズを示すか、または選択したリスト内の構成銘柄の 1 つを示す場合、
PCH#(X,1Y) は 1 年間にわたる変化率を計算します。
例 – マーケットインデックス構成銘柄の 1 年間の変化率
2 DFOオプションダイアログの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 18
日付の選択
Mm/dd/yy などロケールの日付形式を使用することができます。日付はユニバース日付形式で DSGRID 式に保
持されます(たとえば、2011-01-01)。これにより、異なるロケール日付形式でシートを開くことができます (注:お客様のロケールの日付形式で式に日付を入力した場合、異なるロケールで開くことはできません)。
日付は、dd/mm/yyの固定日付形式で入力するか、あるいは今日からさかのぼった日 (D)、週 (W)、月 (M)、四
半期 (Q)、年 (Y)(たとえば今日から 3 日前の場合は-3D)を入力できます。
注: [Date] フィールドが空白のままになっている場合は、最終の値が読み出されます(リクエスト日より前
になる場合があります)。[Date] フィールド内に「TODAY」と入力すると、直近の日中の値を読み出すこと
ができます。リアルタイムの株価の契約をしている場合、直近の日中の株価は、欧州の株式および指数にのみ
利用可能です。
スタティックおよびタイムシリーズダイアログでの Series Expression Editor の使用
Expression Editor を使用すると、[Series/List] タイムシリーズダイアログ)または [Datatypes/Expression] (スタティック ダイアログ) のテキストボックスに入力した長い文字列を編集できます。
[Series/List] からの Series/Expression Editor の起動(タイムシリーズダイアログ)
タイムシリーズのリクエストでは、シリーズ、データタイプ、通貨の変換を組み合わせて入力することができ
ます。
1. [Time Series] のダイアログ内で、[Series/Lists] テキストボックスの隣にある [Editor] ボタン をクリックします。[Edit Series/Lists] ダイアログが表示されます。
2. [Navigator] ボタン 、または [Function] / [Expression] / [Currency Picker]
を使用して、Editor 内で計算式を構築できます。
3. fx ボタン をクリックして、関数を選択します。関数を選択して [OK] をクリックすると、[Function arguments] ダイアログが表示されます。
2 DFOオプションダイアログの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 19
4. 上記のダイアログで、[Expression] フィールドに X、Y、Z、A のいずれかが表示されている状態で [OK]
をクリックすると、Editor に返されるテキストには、関数内の代替変数の数に応じて Series1、Series2、Series3、Series4 が表示されます。
上記の例では、MAV#(X,1Y)が MAV#(Series1,1Y) として返されます。
5. [Edit Series/Lists] で [Expression Picker] ボタン をクリックすると、[Expression Picker] には、
当該 ID のすべての計算式が表示されます。Editor に計算式が返されるとき、X、Y、Z、A のプレースホ
ルダーが Series1、Series2、Series3、Series4 に置き換わり、計算式名と一緒に返されます。
6. しかし、[Datatypes/Expressions](スタティックおよびタイムシリーズの両ダイアログ)内で
[Expression Picker] ボタン をクリックすると、[Expression Picker] には、変数が 1 つのみ使用さ
れている計算式だけが表示されます。
7. タイムシリーズのリクエストで [Currency Picker] ボタン をクリックすると、[Datatype Currency] ダイアログが表示されます。目的の通貨を選択したら、[Apply Last/Selected] ボタンをクリックし、通
貨を適用させます。例:SERIES~Currency(BAY~AL)
Expression Editor 内のその他の関数(スタティックおよびタイムシリーズの両ダイアログ共通)
をクリックすると、[Editor] エリア内のテキストが削除されます。
をクリックすると、Navigator から表示された分類やメタデータを参照できます。関数については、この
ボタンは利用できません。
をクリックすると、[Selector] グリッド内で選択された項目が [Editor] 内のテキストに置き換わります。
をクリックすると、[Editor] 内のテキストが、新しい項目として [Selector]に追加されます。
をクリックすると、[Selector] から項目が削除されます。
2 DFOオプションダイアログの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 20
これらのボタンをクリックして、[Selector] 内の項目を上下に移動できます。
リクエスト詳細入力時のショートカット
データリクエストのダイアログには、リクエストのパラメーターを効率良く入力できる機能が 2 つ用意されて
います。
• シリーズ、データタイプ、日付のドロップダウンリスト
[Series]、[Datatype]、[Date] のドロップダウンリストを使用すると、Excel で以前に使用されたシリー
ズ、データタイプ、日付を簡単に設定できます。ドロップダウンリストをクリックし、シリーズ、デー
タタイプ、または日付を選択すると、フィールドにコピーされます。
注:[Options] ダイアログの [Merge recently used lists] オプションを使用すると、リストを結合できます。
• 直近のリクエストパラメーターの選択
次の例に示すように、[History] ボタンをクリックし、表示されたリストから目的のリクエストの詳細を
選択すると、以前に使用したリクエストのパラメーターを再入力できます。
このリストからリクエストの詳細を選択すると、関連するフィールドにすべての詳細が挿入されます。
[Submit]をクリックすると、リクエストが発行されます。
2 DFOオプションダイアログの使用
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フォーマットのオプション
スタティックおよびタイムシリーズリクエストのフォーマットオプション
フォーマットのオプションは、[Static Request] および [Time Series Request] ダイアログで使用できます。こ
のオプションでは、データの表示方法および使用方法を選択できます。チェックボックスをオンにして、オプ
ションを選択します。
注: [Custom Header] 、[Display Code] および [Display Latest First Value] オプションは、スタティックリク
エストでは使用できません。
TS Format options: 年次‐日付、および四半期-日付 では、2011 または Q1 11 ではなく Excel 日付フォーマ
ットで日付を表示します。
必要なフォーマットのオプションを選択または解除して、[Submit] ボタンをクリックします。選択されたオプ
ションは、リクエストを実行するときに表示されます。
[Default Option] ボタンをクリックすると、フォーマットがデフォルト設定に戻ります。これは [Thomson Reuters Datastream] メニューの [Options] ダイアログで指定された設定です。
DFO 計算式データリクエストの編集
Excel でデータリクエストを編集するには 2 つの方法があります。
Request Manager を使用すると、ワークシートにすべてのデータリクエスト DFO 計算式の詳細を表示し、編
集することができます。また、興味のあるリクエストの再発行も可能です。
詳細については、「リクエストマネージャーの使用」を参照してください。
Excel で DFO 計算式データリクエストを最もすばやく簡単に編集するには、[Thomson Reuters Datastream] メニューの [Edit Request] オプションを使用します。次に例を示します。
2 DFOオプションダイアログの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 22
右クリックメニューから、[Edit Request] オプションを表示して使用することもできます。
3 リストの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 23
3 リストの使用
コード(Datastream、ISIN、SEDOL など)からのユーザーリスト作成
(例:バックオフィスシステム)
ローカルリストの作成
1. [Thomson Reuters Datastream] メニューから [Create List(from Range)] を選択します。
2. [List Creation for Excel] ダイアログが表示されます。
3. [Change Selection] ボタンをクリックし、リストの [Code Range] 選択ダイアログを表示します。
4. 一定範囲のセルをハイライト表示するか、入力フィールドにセルの範囲を入力して、リストを作成する
シリーズを指定します。
5. リストの [Code Range] 選択ダイアログで [OK] をクリックします。
6. X# (ユーザー作成インデックス) か、または L# (ユーザー作成リスト) ボタンを選択します。.
6. リスト名を入力します。リストコードは L#または X#で始まり、8 文字を超えてはいけません。
7. [Validate on Upload] チェックボックスをオンにします。
8. [OK] をクリックします。
注:[Request Table] から [Create List(from Range)] オプションを使用することもできます。
3 リストの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 24
Navigator を使ったリストの作成
新しいリストの作成
1. Thomson Reuters Datastream メニューから [List (Create from range)} > [Create List] を選択します。
2. [Create New List] のダイアログが表示されます。
3. [Description] フィールドに説明のリストを入力します。
4. [Quick Add] フィールドにシリーズを入力するか (コンマで区切ることで複数のコードを入力できます)
画面上部の [Add Series] メニューオプションを使用して、Navigator からシリーズを見つけます。
5. 右上部のアイコン▼▲を使用して、順番を変更するか、またはシリーズを削除します。
6. 左上部のオプションを使用して、シリーズを降順 (Sort descending) または昇順 (Sort ascending) に並
べ替えます。
7. 画面上部 [Save] リンクをクリックし、L# ニーモニックを入力し、リストを取得します。
8. リスト ダイアログを閉じます。
注:
Datastream リストまたはユーザーリストを使用する場合、構成銘柄リストが自動的に展開されます。 計算式を入力することもできます - 009E(BARC) および Datatype BARC (PE) によるシリーズ 12 文字まで Datastream コードおよびニーモニックに加えて、他のコーディングシステムを使用して、Datastream は ISIN お
よび SEDOL などをサポートします (Datastream 認証 フォーム - UK3134865)
リストの修正と編集
リストの修正と編集
1. Thomson Reuters Datastream メニューから [List (Create from range)] > [Modify/Edit List] を選択します。
2. [Modify/Edit List] のダイアログが表示されます。
3. 編集したいリストを検索します。
3 リストの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 25
4. フライアウトアイコンから Modify/View List を選択します。
5. 必要に応じて変更をします。
6. [Save] リストをクリックします。
タイム シリーズ リクエスト内のカスタム ヘッダーの使用
タイム シリーズのリクエストでは、Datatype にカスタム ヘッダーを入力できます。
1. Thomson Reuters Datastream メニューから、[Time Series Request] を選択します。
2. 目的のシリーズおよびリクエストの Datatype を入力します。
3. [Display Custom Header] オプションをクリックすると、[Add Datatype to Custom Header] ウィンドウ
が表示されます。
3 リストの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 26
4. Datatype ボタンをクリックして、Navigator から目的の Datatype を選択しヘッダーに
使用します。.
5. DATATYPE ハイパーリンクをクリックし、リクエストで選択した Datatype をヘッダーに追加します。
6. ボタンをクリックし、Datatype を [Selector] エリアに追加します。
7. [OK] をクリックします。
その他の機能
をクリックすると、[Editor] 領域内のテキストが削除されます。
をクリックすると、Navigator から Datatype の定義が表示されます。 Function では、このボタンは利用できません。
をクリックすると、[Selector] グリッド内で選択された項目が [Editor] 内のテキストと置き換わります。
をクリックすると、[Editor] 内のテキストが、新しい項目として [Selector] に追加されます。
をクリックすると、[Selector] から項目が削除されます。
これらのボタンをクリックして、[Selector] 内の項目を上および下に移動させます。
Function Selector による計算式の作成
1. Thomson Reuters Datastream メニューから、[Time Series Request] または [Static Request] を選択し
ます。
2. [Function Selector] ボタンをクリックすると、[Function help] ダイアログが表示されます。
3 リストの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 27
3. リストから関数を選択します (例: ABS# を選択し、[OK] をクリック)。 [Description] または [Group] のいずれかで関数を検索できます。[Function arguments] のダイアログ ボックスが表示されます。
4. [OK] をクリックすると、式が [Datatype/Expression] テキストフィールドに表示されます。
または
5. 関数名がすでに分かっている場合、[Dataypes/Expression] のテキストフィールドに関数名を直接入力し
て、 ボタンを使用して、式を完成させることができます。
注: [Help on xxx] のリンクをクリックすると、詳細な説明が表示されます (xxx には関数名が入ります)。
3 リストの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 28
Intellisense 機能を使用した式の作成
Intellisense では、利用可能な Datastream 関数すべてが自動的に一覧表示されます。 正しいメンバーの関数
がハイライト表示される場合、矢印キーを使用するか、全文を入力することで関数を選択します。(この機能は
DFOオプションでオフに切り換えることができます) Intellisense を使用して計算式を作成または選択する場合、2 つの方法が用意されています。
• Intellisense 機能の使用 - 入力フィールドに直接入力し、式を選択します。
• Datasypes/Expression Editor ダイアログの使用
Intellisense 機能の使用
注: [Options] ダイアログで [Intellisense] 機能を有効および無効にできます。
1. Thomson Reuters Datastream メニューから、[Time Series Request] または [Static Request] を選択し
ます。
2. 関数名をマニュアルで入力し、開始カッコを付けます - 例:VAL#
3. 関数の前にデータタイプを入力し (eg. NAME, VAL#( ) 、データタイプの後にコンマを入力します。
4. ダイナミック ドロップ ダウン リストが開き、リストから関数を選択し、入力します。
5. 以下のように、計算式のパラメータが表示されたポップアップが開きます。
注: の矢印ボタンをクリックすると、計算式で異なるパラメータの詳細を参照できます。
6. 詳細な情報については、 などの特定の関数のリンクをクリックすると、関数のヘルプページに
アクセスできます。
7. さらに、 Function Selector ボタン をクリックすると、Function Picker にアクセスできます。
8. 関数の前や後に、数値や演算子を入力できます (例: X/100*PCH# または MAV#()+P )。
注: Intellisense 関数は単純およびネスト化された関数で利用可能です。
3 リストの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 29
Datasypes/Expression Editor ダイアログの使用
Time Series および Static Request では、Intellisense を使用して Datatype および式を入力できます。
1. [Time Series] のダイアログ内で [Datatypes/Expression] のテキストボックスの隣にある [Editor] ボタ
ン をクリックします。 [Edit Series/Lists] ダイアログが表示されます。
2. 関数名をマニュアルで入力し、開始カッコを付けます - 例: VAL#。
3. 関数の前にデータタイプを入力し (eg. NAME, VAL#( ) 、データタイプの後にコンマを入力します。
4. ダイナミック ドロップ ダウン リストが開き、リストから関数を選択し、入力します。
5. 以下のように、計算式のパラメータが表示されたポップアップが開きます。
4 計算式の使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 30
4 計算式の使用
Expression Picker
Expression Picker には数百個のフォーマット済み Datastream 計算式が用意されており、Datastream ログオ
ン ID で保存されたユーザー作成計算式と組み合わせて使用できます。
保存された計算式の選択
Expression Picker には、[Thomson Reuters Datastream] メニューの [Expression Build] ボタン を使用して
アクセスすることもできます。
保存された計算式の検索
1. [Thomson Reuters Datastream] メニューの [Expression Builder] ボタンをクリックします。
2. [Expression Builder] の新しいウィンドウが開きます。
3. [Expression Picker] タブをクリックします。
4. ハイパーリンクが設定されているタイトルまたはコードをクリックして、目的の計算式を選択します。
5. 選択した計算式に変数が含まれている場合は、使用するシリーズまたはパラメーターを指定します。
Expression Picker の詳細については、[Expression Picker] ウィンドウの [Help] アイコン をクリックしてく
ださい。
4 計算式の使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 31
Expression Builder の使用
Datastream の Expression Builder を使用すると、ユーザー独自の計算式を作成し、編集することができます。
Expression Builder では、計算式を構成する個々のコンポーネントを選択できます。
新しい計算式の作成
1. [Thomson Reuters Datastream] メニューの[Expression Builder] ボタン をクリックします。
2. [Expression Builder] の新しいウィンドウが開きます。
3. 必要に応じて、ツールバーの [Create New Expression] アイコン をクリックします。
4. 使用したい構文がわかっている場合は、その構文をテキストボックスに入力し、Enter キーを押します。
表示されたツールとリンクを使用して、独自の計算式を作成することもできます。詳細については、
「新しい計算式の作成」を参照するか、[Expression Builder] ウィンドウの [Help] アイコン をクリッ
クしてください。
Expression Builder の詳細については、[Expression Builder] ウィンドウの [Help] アイコン をクリックし
てください。
5 リクエスト マネージャーの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 32
5 リクエスト マネージャーの使用
複数のタイプのデータリクエストを1つのワークシート内に作成して、埋め込むことができます。
たとえば、タイムシリーズ リクエストとスタティック データリクエストを 1 つのワークシートに埋め込むこ
とができます。1 つのリクエストについてのみ期間を変更したい場合は、目的のリクエストをワークシートか
ら検索し、右クリックメニューから [Edit] オプションを使用すると変更できます。
リクエスト マネージャーの機能を使用すると、目的のリクエストを正確に特定し、その詳細を編集、更新、自
動更新、または削除することができます。
[Thomson Reuters Datastream] メニューから [Request Management] を選び [Request Manager] をクリック
すると、[Request Manager] ダイアログ ボックスが開き、Excel ワークブック内のすべての埋込みリクエスト
の詳細が表示されます。リクエストを編集、更新、削除するには、目的のリクエスト詳細の行をクリックし、
該当するボタンをクリックします。
[Request Manager] ダイアログの各行が 1 つのリクエストを表します。各行で、シリーズのコード、ワークシ
ート内のセルまたは行の位置、リクエストのタイプなどの詳細が確認できます。
ボタン
[GoTo] ボタンをクリックすると、ワークシート内でハイライト表示したリクエストの場所へ移動します。
[Edit] ボタンをクリックすると、[Request Type] ダイアログが表示され、ハイライト表示したリクエストの詳
細を編集できます。
[Refresh] ボタンをクリックすると、ハイライト表示したリクエストの値またはデータを更新できます。
[Delete] ボタンをクリックすると、ハイライト表示したリクエストを削除できます。
[Select All] ボタンをクリックすると、現在の画面に表示されているすべてのリクエストがハイライト表示さ
れます。このボタンは、リクエストをすべて更新または削除するときには特に便利です。
6 リクエストテーブルの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 33
6 リクエストテーブルの使用
リクエストテーブルとは?
Datastream から複数のデータリクエストを使用して Excel でモデルを作成する場合、リクエストテーブルを
使用すると、このような更新可能なデータリクエストを管理し、編集することができます。
リクエストテーブルは、Excel の各行にリクエストのパラメーターをそれぞれ入力できる機能を備えた Excel テンプレートです。
テーブル形式で通常使用されている Datastream のデータリクエストの作成と格納では、次のことが可能です。
• シリーズのメタデータまたはデータタイプ定義へのハイパーリンクを設定します。
• [Editor] ダイアログを使用して、シリーズおよびデータタイプを編集します。
• オプションを使用して、開いているリクエストテーブルを処理します。
• 「データのない」文字列を指定し、リクエストテーブルで使用します(PC オプションの上書き)。
• オプションを使用して、ワークブックで Datastream Charting テンプレートを実行し、テーブルの処理後
にワークブック内のすべての Datastream チャートを更新します。
• 所定の範囲内のコードを使用して L#リストを更新します。
• オプションを使用して、ノートまたはコメントの表示/非表示を指定します。
• リクエストテーブルの処理後、シート内のすべての UCTS を更新します(リクエストテーブル/UCTS 結合テンプレートのみ)。
• ボタンを使用して、シート内のすべての UCTS を 1 回のクリックでアップロード/ダウンロードします。
• 必要/不必要に応じて、個々のリクエストの使用可/使用不可を切り替えることができます。
• すべてのリクエスト詳細を一覧表示します。
• リクエストの入力パラメーターを他のワークシートから参照します。
•
6 リクエストテーブルの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 34
• テーブル内にリクエストを処理順に構成することで、返り値を次のリクエストの入力パラメーターとして
使用することができます。
• 各リクエストに個別のセルおよびワークシートの参照を指定します。
• 将来および「時間外」に処理するリクエストテーブルをスケジュールします。
• データタイプのリスト内に無効なデータタイプがあっても、処理を継続します。
• テーブル内の各行に説明を追加します。
• ワークシートにコードのボタンをコピーし、そこからシリーズ/データタイプの検索にアクセスします。
• チャートおよびデータへのリンクを設定します。
• [YES] または [NO] を選択し、Yes と No を切り替えるのではなく、リクエストを YES または NO に設定
します。
• Datastream Equity Screening と同じ方法で、メインフレーム L#リストを更新します。
• リクエストテーブルおよび UCTS テンプレートが結合され、既存の RT シートを結合テンプレートに変換
することができます。
リクエストの作成
リクエストテーブルでのリクエストの作成
注:Data Destination を使用して、結果データを同じワークブックまたは別のワークブック内の複数のワーク
シートに挿入できます。
1. [Thomson Reuters Datastream]メニューから [New Request Table] オプションを選択します。
2. リクエストテーブルに新しい名前を付けて保存するよう求められます。[Yes] をクリックし、リクエス
トテーブル名とディレクトリの場所を入力して、[Save]をクリックします。
注: デフォルトのリクエストテーブル テンプレート(Office 2007 以上では DFORequestTable.xltm)は、す
べてのリクエストテーブルの作成の基盤となるため、これを上書きしないでください。
このテンプレートは、C:¥Program Files¥Datastream¥Datastream DFO Add-In にインストールされています。
あらかじめバックアップを取っておくことをお勧めします。
データリクエストを作成するには、[Request Table] の見出しが付いたワークシート内の 1 行にリクエストパ
ラメーターを入力します。
別の行を作成するには (つまり、データリクエスト)、追加したい各リクエストについて次の手順を繰り返しま
す。
1. [Request Table] の見出しが付いたワークシートのタブをクリックします。空のリクエストテーブルが表
示されます。
2. [Y]、[Y/N]、または [N] ボタンをクリックして、[YES] オプションを選択します。 つまり、このリクエストを更新します。このオプションは、[Y/N] ボタンをもう一度クリックするとオ
フになり、セルの表示は「NO」に変わります。
3. [Request Type] では、該当するボタンをクリックして、リクエストタイプを選択します。選択肢は次の
とおりです。
6 リクエストテーブルの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 35
– S = スタティック データリクエスト
– TS = タイムシリーズ データリクエスト
– TSL = タイムシリーズ リストデータリクエスト
– L = リストの更新
4. ドロップダウンリストからフォーマットのレイアウトタイプを選択します。選択肢は次のとおりです。
フォーマットのオプション ワークシートのコード
ヘッダー無し X
行および列のヘッダー RC
行および列ヘッダーによるタイトル表示 RCH
列ヘッダーによるタイトル表示 RH
行および列データの入れ替え、ヘッダー無し T
行および列データの入れ替え、行ヘッダー表示 TR
行および列データの入れ替え、列ヘッダー表示 TC
行および列データの入れ替え、行および列ヘッダー表示 TRC
上記のフォーマットに加え、リクエストテーブルで選択したシリーズの通貨も表示できます。 通貨のフォーマットオプションは、[Options] ダイアログで [Always Include Currency] チェックボックスをオ
ンにすると選択できます。詳細については、「リクエストテーブルオプション」を参照してください。
この機能は、リクエストテーブルの旧バージョンと互換性を持たせることを第一の目的としています。[Always Include Currency] オプションを選択すると、選択したすべてのフォーマットオプションで、ワークシートコー
ドの後ろに通貨記号($)が付けられます(例:RC$)。
5. [Series Lookup] 内のボタンを使用して、シリーズまたはリスト(つまり、Datastream メインフレーム
リスト、構成銘柄リスト)を選択します。リクエストタイプで [S] または [TS] を選択した場合は、
[Series Navigation] ボタンをクリックして [Series Navigation] 画面を表示します(「シリーズの選択」
を参照)。シリーズはいくつでも選択できます。リクエストタイプで [TSL] を選択した場合は、[List Picker] ボタンをクリックして List Picker を表示します(「リストの選択」を参照)。
6. 該当するボタンをクリックして、データタイプ、計算式、または(Datastream インタフェースで作成さ
れた)検索フォーマットを選択します。
リクエストタイプで [S] を選択した場合は、データタイプ(「データタイプの選択」を参照)と計算
式(「計算式の選択」を参照)を選択できます。
リクエストタイプで [TS] および [TSL] を選択した場合は、データタイプのみを選択できます。
リクエストタイプで [SCH] を選択した場合は、検索フォーマットを選択できます。
7. 隣り合った次のセル(例:G7)にカーソルを置き、dd/mm/yy 形式で固定の開始日を入力するか、-nY(終了日から n 年前)または -nYE 形式で相対的な開始日を入力し、n 年度末の財務データを読み出し
ます。
スタティック データリクエストの場合は、リクエストするデータの日付をこのフィールドで指定します。
8. 隣り合った次のセル(例:H7)にカーソルを置き、固定日付または相対的日付のいずれかの形式で、終
了日を指定します。この日付は、タイムシリーズ リクエストにのみ必要で、前日の値を指定する場合は
空白のままにしておきます。
6 リクエストテーブルの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 36
9. 隣り合った次のセル(例:I7)にカーソルを置き、ドロップダウンリストからデータの頻度を選択しま
す。選択肢は次のとおりです。
– Daily(日次)
– Weekly(週次)
– Monthly(月次)
– Quarterly(四半期)
– Yearly(年次)
10. 隣り合った次のセル(例:J7)にカーソルを置きます。データリクエストの結果を挿入する位置を指定
します。ここでは、同じワークブック内の新しいワークシートでの特定のセル位置、または異なるワー
クブック内での特定のセル位置を指定できます。
同じワークブック内のワークシートでのセル位置の指定
○ [Insert] メニューから新しいワークシートを挿入します。
○ [Request Table] タブをクリックします。
○ 該当するセル(この例では J7)にカーソルを置き、[Data Destination] ボタンをクリックする
と、[Create Destination Reference] 画面が表示されます。目的のワークシートのタブをクリ
ックし、目的のセル位置をクリックすると、次のようなセル参照がダイアログボックスに自動
的にペーストされます。
○ [OK] をクリックし、リクエストテーブルにセル参照を挿入します。
○ 別のワークブックでセル参照を指定するには、[Data Destination] ボタンをクリックして目的
のワークブックを開き、目的のセルをアクティブにし、[Create Destination Reference] 画面
で [OK] をクリックします。
11. 次に、データの表示先となるセル位置を、プレーンテキスト参照、またはリンク形式の Excel 計算式の
どちらで表示するかを選択する必要があります。 [Display Destination as Excel Formula] オプションを選択すると、新しい行または列の挿入後などに、デ
ータ結果の位置をワークシート内で移動させることができます。このオプションを選択すると、その後
のリクエストテーブルの処理では、新しいセル位置を考慮してデータが表示されます。このオプション
を選択しない場合、データは常に同じセル位置に挿入されます。
外部の閉じられたワークブックを出力先として参照する場合は、[Display Destination as Excel Formula] チェックボックスがオンになっていることを確認し、リクエストテーブルからワークブックを開けるよ
うにします。 リクエストテーブルの更新スケジュールが「時間外」に設定されている場合、およびリクエストテーブ
ルに処理の実行時には閉じてしまう外部のワークブックへの参照が含まれている場合、このオプション
は特に重要になります。
12. [Status] のセルをスキップします。このセルは、このリクエストの直近の更新ステータスを通知するた
めに Datastream で使用されます。[OK] は、更新が成功したことを表します。
13. 隣り合った次のセル(例:L7)にカーソルを置き、短い説明(オプション)を入力します。
14. Excel の [File] メニューから [Save] を選択し、リクエストテーブルの詳細を保存します。
これでリクエスト処理の準備は完了です。
6 リクエストテーブルの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 37
AFO リクエストをDFOリクエストテーブルに変換
1. [Thomson Reuters Datastream] の [New Request Table] メニューから [Conversion Wizard] を選択し
ます。
2. DFO Conversion Wizard ダイアログが表示されます。
3. [Convert AFO Request Table to DFO Request Table] のオプションを選択します。
4. [Setup] をクリックすると、セットアップ画面が表示されます。 Datastream for Office (DFO) のリクエ
ストテーブルのテンプレート (DFORequestTable.xmlm) が格納されている PC のパスを入力し、
[Backup] のチェックボックスをオンにします。
6. [OK] をクリックして、セットアップ オプションを閉じます。
5. [Next] をクリックします。
6. [Add] をクリックし、AFO が埋め込まれたリンクが含まれた Excel ワークブックの場所にナビゲートし
ます。 目的の XLS ワークブックを選択し、[OPEN] をクリックします。 選択したワークブックが、
[DFO Conversion Wizard] の画面に表示されます。
7. [Next] をクリックし、[Finish] をクリックします。
8. 変換するかどうかの確認を求められます。 [OK] をクリックします。 変換プロセスが開始されます。
9. 変換プロセスが完了したら、次のようなメッセージが表示されます – Finished, no conversation errors encountered. [OK] をクリックし、Conversion ウィザードを終了します。
同様に、次のようなことが可能です。
a. AFO Request Table を DFO RT / UCTS へ変換 b. AFO RT / UCTS を DFO RT / UCTS へ変換 c. DFO 1.0 RT を DFO 2.0 RT へアップグレード d. DFO 1.0 RT を DFO 2.0 RT/ UCTS へアップグレード e. DFO 1.0 RT/ UCTS を DFO 2.0 RT / UCTS へアップグレード
注: “Set Destination Cell” オプションで選択された送信先のセルは、AFO RT から DFO RT に変換されたと
き、リクエストテーブルの Find Series には保持されません。
6 リクエストテーブルの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 38
Series Navigation ボタン
[Series Navigation] ボタン を、リクエストテーブルのセルにリンクさせることができます。こ
れにより、Datastream のシリーズを選択するダイアログ(ユーザーリストを含むすべてのシリーズに対応)へ
のアクセスすることができます。スプレッドシートで [Series Navigation] ボタンをダブルクリックして、異な
るシリーズを選択します。
注 1: オプションを使用すると、厳密な基準に一致するシリーズを検索できます。 注 2:Datastream Navigator の詳細については、[Datastream Navigator] ウィンドウの [Help] リンクをクリッ
クしてください。
[Thomson Reuters Datastream] メニューから [Navigation] にアクセスすることもできます。
6 リクエストテーブルの使用
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廃止されたコードの検索
ワークシートまたはアクティブ シートで廃止されたコードを検索できます。
ワークシートでの廃止されたコードの検索
1. Thomson Reuters Datastream メニューから、[Static Request] または [Time Series Request] を選択し
ます。
注: [Hyperlink to Metadata] のチェックボックスがオンになっていることを確認します。
リクエストの結果は、行と列のヘッダー付きで (選択された場合)、スプレッドシートに表示されます。Navigator Classification および シリーズの Metadata ページでリンクをクリックすると、ハイパーリンクがシリーズコードに追
加されます。
2. [Thomson Reuters Datastream] > [Manage Requests] > [Search for dead codes – Active Sheet] を選択
します。
廃止されたシリーズまたは非アクティブなシリーズが識別され、以下の様に同じワークシートに赤字で
表示されます。
ワークブックでの廃止されたコードの検索
1. Thomson Reuters Datastream メニューから [Static Request] または [Time Series Request] を選択し
ます。
注: [Hyperlink to Metadata] のチェックボックスがオンになっていることを確認します。
リクエストの結果は、行と列のヘッダー付きで (選択された場合)、スプレッドシートに表示されます。 Navigator Classification および シリーズの Metadata ページでリンクをクリックすると、ハイパーリンクがシリーズコードに追
加されます。
2. [Thomson Reuters Datastream] > [Manage Requests] > [Search for dead codes – Workbook] を選択しま
す。
廃止されたシリーズまたは非アクティブなシリーズが全ワークブックから識別され、全部合わせた結果が以下
のように“Datastream Dead Code” として新しいワークシートに表示されます。
6 リクエストテーブルの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 40
初期設定のオプションとして Hyperlink to Metadata を設定
1. Thomson Reuters Datastream のメニューから [Options] を選択します。 .
2. [Hyperlink to Metadata] のチェックボックスをオンにして、[OK] をクリックします。
AFO から DFO への変換
注: 変換をする前に AFO をお客様の PC にインストールしておく必要があります。 (Datastream に接続する必
要はありません)
1. [Thomson Reuters Datastream] > [Manage Requests] から [Convert AFO to DFO] を選択します。.
2. [Next] をクリックします。
3. [Add] をクリックし、リンク付きの DDE リクエストが含まれた Excel ワークブックの場所にナビゲート
します。 目的の XLS ワークブックを選択し、[OPEN] をクリックします。 選択したワークブックが、
Conversation ウィザードに表示されます。
4. [Next] をクリックし、[Finish] をクリックします。
5. 変換の確認を求められます。 [OK] をクリックします。 変換プロセスが開始されます。
6. 変換プロセスが完了したら、次のようなメッセージが表示されます – Finished, no conversation errors encountered. [OK] をクリックし、Conversation ウィザードを終了します。
6 リクエストテーブルの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 41
Caluculation モード
Thomson Reuters Datastream Add-in によるデータの更新や新しい値の追加を防ぐには、計算モードを自動か
ら手動に切り替えます。手動計算モードのときには、スプレッドシートの値は更新されません。 たとえば、式を変更するが式の値は更新したくない場合、あるいはスプレッドシートにデータ項目を追加する
がそのデータ項目に伴う値は追加したくない場合に、手動計算モードを使用することができます。 手動計算モードのときにリクエストを実行すると、値には 「Manual Calculation (手動計算)」 と表示されます。 手動計算モードのときに、選択したセル、アクティブなワークシート、またはワークブック全体を更新するこ
とができます。 更新後、「手動計算」 と表示されていた項目が更新後の値に変更されます。 計算モードの既定値は 「Automatic (自動計算)」 です。 手動計算モードのワークブックを保存しても、値は更新されません。
自動計算モードのオフ
1. [Thomson Reuters Datastream] メニューの [Refresh Data] から[Auto Calculation] を選択します。
2. 手動計算モードのときに、セルまたは複数のセルを更新するには、対象となるセルをハイライト表示し、
[Thomson Reuters Datastream] の [Refresh Data] ドロップダウンから [Refresh Selected Cell] を選択
します。
3. 手動計算モードのときにアクティブなワークシートを更新するには、[Thomson Reuters Datastream] の [Refresh Data] ドロップダウンから、[Refresh Active Worksheet] を選択します。
4. 手動計算モードのときに全ワークブックを更新するには、[Thomson Reuters Datastream] の [Refresh Data] ドロップダウンから、[Refresh Entire Workbook] を選択します。
5. 自動計算モードに戻すには、[Thomson Reuters Datastream] の [Refresh Data] から [Automatic Calculation] を選択します。
DFO Index
DFO Index のスプレッドシートでは、複数のリクエストテーブルをあらかじめ設定された時間と日付で実行で
きるようスケジュールすることができます。これらのテーブルは、DFO Index が実行されると開き、更新され、
閉じられます。
サードパーティのスケジューラーによる DFO Index の使用
サードパーティのスケジューラーを使用して、DFO Index 内のリクエストを実行することができます。
たとえば、Schedule Tasks は Internet Explorer 5 でインストールされます。
DFO Index の使用
1. [Thomson Reuters Datastream] メニューから [New Request Table] を選択します。
2. [Add to Index] ボタンをクリックします。
3. [Add to DFO index] メッセージボックスが表示されます。[はい] をクリックして、現在のリクエストテ
ーブルを DFO Index に追加します。キャンセルする場合は [いいえ] をクリックします。
DFO Index が開きます。
6 リクエストテーブルの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 42
4. [Update] ボタンをクリックして、[Update] オプションを選択します。つまり、このリクエストを更新し
ます。このオプションは、[Update] ボタンをもう一度クリックするとオフになります。更新しない場合
は、[Ignore] ボタンをクリックします。
5. リクエストテーブルのパスを選択します。[Select] ボタンをクリックしてリクエストテーブルを参照し、
xls ファイルを選択します。
6. 処理の完了後に DFO Index ファイルが閉じるようにするには、[Close down after Processing] チェック
ボックスをオンにします。(このオプション)
7. ファイルを開くと DFO Index が実行されるようにするには、[Run on Startup] チェックボックスをオン
にします。(このオプション)
注 1:Windows Vista 以上の OS では、ユーザーアカウント制御(UAC)が高に設定されていると、Index のス
プレッドシートをデフォルトの場所に保存できません。 対応策:別の場所に Index スプレッドシートを保存し、[Options] > [Request URL Settings] ダイアログで同じ
パスを設定します。 注 2:DFO Index は、リクエストテーブルでのみ機能します。
注 3:Index スプレッドシードをスケジュールする前に、[Options] ダイアログで [Enable Login on Startup] オプションをオンにしておく必要があります。
6 リクエストテーブルの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 43
ユーザー作成タイムシリーズ
ワークブック内のリクエストテーブルでは、シリーズをダウンロードして、その情報を編集することができま
す。編集したシリーズを 再びDatastreamにアップロードし、チャートを作成することも可能です。
ユーザー作成のタイムシリーズは、お客様によって異なる地点で作成された値(データ)のシリーズで、
Datastream の保存場所にアップロードされます。
シリーズでは、日次、週次、月次、四半期、年次のいずれかの値を選択でき、それらをマネージメントグルー
プに保存して、整理することができます。
それらのシリーズを Datastream で保持されているシリーズと組み合わせ、関数や式を使用して編集すること
もできます。Excel のテンプレートを使用して、自分の時系列分析を作成、編集することができます。既存の
シリーズをダウンロードして、新しいシリーズを作成するための土台にすることができます。
ユーザー作成タイムシリーズのテンプレート
Name シリーズの名前(最大 64 文字)。
Code シリーズコード。このコードを使用して、Datastream や DFO でシリーズを検索しま
す。 コードは TS で始まり、その後に 6 文字続きます(例:TSUKRPI1)。
Mgmt. Group マネージメントグループ。1~10 文字。1つのグループに最大 200 シリーズ含めること
ができます(例:UK)。
Decimals 値の小数点以下の桁数。
As % No は、そのシリーズが実績値であることを示します。Yes は、シリーズがパーセント
で表示されることを示します。
Freq_. Conv. 保存されている頻度よりも低い頻度でシリーズを使用する場合、シリーズの調整方法を
決定します。例:日次の値で保存されたシリーズを週次のリクエストで使用する場合。
6 リクエストテーブルの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 44
Sum カレンダー期間のすべての値を合計します。Avg. - カレンダー期間ですべての値の平均
を取ります。End - カレンダー期間の最後の値。Act - カレンダーの間隔の実績値。
Date align. 頻度で調整されたデータの図を作成する際、カレンダーの期間内で選択して、データを
揃えます。 1st - カレンダー期間の最初からデータを描画します。 Mid - カレンダー期間の中間からデータを描画します。 End - カレンダー期間の最後からデータを描画します。
Carry ind. Null 値の場合、値を空白にしておくか、前回の値をそのまま使用することができます。 Yes の場合、前回の値を使用します。No の場合、値を Null のままにします。
Upload type シリーズを編集するとき、変更した値のみアップロードできます。 Full - シリーズ内のすべての値をアップロードします。 Partilal - 変更した値をアップロードします。
Set date range 開始日と終了日の設定、および新しいシリーズの頻度の設定に使用します。シリーズを
拡張する場合、最終日を変更することができます。
オプション
Units ユーザーのデータに適した単位。例:トン、百万 US ドル、インデックス。
Currency 金額が設定されているシリーズの通貨を選択します。
その他のフィールド
Start date シリーズ データの開始日。
End date シリーズのデータの終了日。注:この値は Parttial アップロードで変更できます。ただ
し、最終日がアップロードされた後のデータに限ります。
Frequency 値の頻度:日次、週次、月次、四半期、年次。
ユーザー作成タイムシリーズの作成
1. [Thomson Reuters Datastream] メニューから [New UCTS & RT sheet] を選択し、ワークブックを保存し
ます。
2. シリーズの名前を入力します。
3. シリーズコードを入力します。コードは TS で始まり、その後に 6 文字続きます(例:TSUKRPI1)。
4. シリーズが属する[Management Group] (マネージメントグループ) を最大 10 文字までで入力します
(例:UK)。
5. [Decimals] では、表示する小数点以下の桁数を選択します。数字を入力するか、ドロップダウンボック
スから選択し、[Add] ボタンをクリックします。
6. [Unit] (単位) を入力します(オプション)。これはユーザーのデータに適した単位です(例:トン、百
万 US ドル、インデックス)。
6 リクエストテーブルの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 45
7. [As %] を選択します。[No] は、値が実績値であることを示します。 [Yes] は、シリーズがパーセントで表示されることを示します。これは [Latest Values] で使用され、3つの期間にわたるレポートでの変化率(%)を示します。
8. [Frequency conversion] でタイプを選択します。保存されているよりも低い頻度でシリーズを使用する
場合、シリーズの処理方法を決定します。
9. 頻度に合わせて調整されたデータの [Date alignment] を選択します。
10. [Currency] では、金額の通貨を選択します(オプション)。
11. [Upload type] を選択します。[Full] を選択すると、すべての値がアップロードされます。 [Partial]を使用すると、シリーズを編集するときに、変更された値だけをアップロードできます。
12. 日付の範囲を設定します。
[Date range] ボタンをクリックし、開始日と終了日を入力します。 [Daily]、[Weekly]、[Monthly]、[Quarterly]、[Yearly] からデータの頻度を選択します。 日付範囲の列に日付が表示され、値を追加する準備ができます。
13. 表示された日付に対して、ユーザー独自の値を入力します。
14. [Upload] ボタンをクリックして、シリーズを保存します。
注:シリーズをアップロードするとき、カーソルを [Code] フィールドに置いてください。2 つ以上のシ
リーズをハイライト表示して、複数のシリーズを同時にアップロードすることもできます。
注:[Upload All] ボタンを使用すると、ワークシート内のすべてのタイムシリーズを同時にアップロードでき
ます。[Download All] ボタンを使用すると、すべてのタイムシリーズをダウンロードできます。
これで、Datastream または DFO のリクエストでこのシリーズを使用できるようになります。
既存のユーザー作成タイムシリーズの編集
1. [Thomson Reuters Datastream] メニューから [New UCTS & RT sheet] を選択し、ワークブックを保存
します。
2. [Select Code] ボタンをクリックします。カーソルは必ず [Code] フィールド内に置いてください。 Datastream Navigator が表示され、Datastream ID にシリーズが設定されています。
3. 編集するシリーズを検索して、選択します。 選択されたシリーズのコードが [Code] フィールドに表示されます。
4. [Download] ボタンをクリックします。カーソルは [Code] フィールド内に置いてください。
5. 新しい値を追加するには、[Set date range] ボタンをクリックし、新しい終了日を入力します。
変更が終了したら、[Upload] でアップロードのタイプを選択します。 [Full] アップロードを使用すると、すべての既存の値が上書きされます。 [Partial] アップロードを使用すると、新しい値だけが更新され、[End Date] フィールド内の日付が変更
され、新しい値がアップロードされたことが示されます。 注:[Options] ダイアログ内のチェックボックスを参照してください。
6. [Upload] ボタンをクリックして、シリーズを保存します。カーソルは必ず [Code] フィールド内に置き
ます。
タイムシリーズの削除
1. 削除するシリーズの [Code] フィールド内にカーソルを置きます。
2. [Delete] ボタンをクリックして、シリーズを削除します。
6 リクエストテーブルの使用
Datastream for Office ユーザーガイド Page 46
新しいワークシートのワークブックへの追加
以前の開始日または別の頻度が設定されたシリーズをダウンロードまたはアップロードするには、新しいワー
クシートを追加します。
1. [New sheet] ボタンをクリックします。
2. 新しいワークシートが表示されます。
テンプレートの設定
1. [Options] ボタンをクリックします。
[Options] ダイアログが表示されます。
2. [Overwrite all values if series already exists] チェックボックスをオンにし、既存の値を上書きします。
注:Navigator のサーバーは、[Thomson Reuters Datastream] > [Options] > [Request URL Settings]メニューを
使用して設定されます。
7 DFOでのリボンベースのUIの使用(MS-Office 2007以上)
Datastream for Office ユーザーガイド Page 47
7 DFO でのリボンベースの UI の使用(MS-OFFICE 2007 以上) Datastream for Office(DFO)をインストールすると[Add-in] タブで [Thomson Reuters Datastream] メニュ
ーを使用できます。Datastream for Office では、次の機能が 8 つのグループに分けて提供されます。
Series Requests (シリーズのリクエスト) このグループは、3 つのボタンで構成さ
れています。
ある時点におけるシリーズ/リストおよびデータタイプ/式につい
て、一度限りまたは埋込みのリクエストを作成します。
時系列のシリーズ/リストおよびデータタイプ/式について、一度限
りまたは埋込みのリクエストを作成します。
財務情報についてリクエストを作成し、埋め込まれたリクエストを
表示、更新、編集します。このドロップダウンリストには、次のボ
タンが用意されています。 1. Request Manager:ワークブック内のすべてのリクエストを
表示、更新、編集します。 2. Search for Dead Codes – Active Sheet:アクティブシート
内で廃止されたコードを検索します。 3. Search for Dead Codes – Workbook:アクティブなワーク
ブック内で廃止されたコードを検索します。 4. Convert AFO to DFO : AFO に埋め込まれたコントロール
を DFO 式に変換します。詳細については、AFO リクエスト
を DFO リクエストテーブルに変換を参照してください。
埋め込まれたリクエストを更新できます。このドロップダウンリス
トには次のような項目があります。
1. Refresh Selected Cell(s): 選択したセルデータリクエスト
を更新します。 2. Refresh Active Sheet: アクティブシート内のすべてのデ
ータ リクエストを更新します。 3. Refresh Workbook: ワークブック内のすべてのデータリ
クエストを更新します。 4. Auto Calculation: 詳細については、CALCULATION モー
ドを参照してください。
7 DFOでのリボンベースのUIの使用(MS-Office 2007以上)
Datastream for Office ユーザーガイド Page 48
Request Tables: (リクエスト テーブル) このグループは 3 つのボタンで構成され
ています。
New Request Table: 新しいリクエストテーブルを起動し、複数の Datastream リクエス
トでスプレッドシートを効率的に作成、管理、更新します。 Conversion Wizard: AFO Request Table シートを DFO シート
に変換できます。
スプレッドシートのライブラリーにアクセスします。Datastreamのコンテンツ セットを範囲の異なるワークフローで使用する方法
が記述されています。
Utilities (ユーティリティ) このグループは、6 つのボタンで構成さ
れています。
Navigator で利用可能な拡張機能を使用して、目的のシリーズやデ
ータタイプを検索し、結果をスプレッドシートに返します。
インタフェースを表示して、Datastream ID で User Created Indices(ユーザー作成指数)を計算および選択します。また、ドロ
ップダウンを表示して、指数の構成を指定および編集するための
Excel テンプレートをダウンロードします。
ユーザーの Datastream ID で保存された計算式を表示および作成し
ます。
新しいユーザー作成タイムシリーズを開きます。
リクエストを編集します。
セル領域内の Datastream、SEDOL、または ISIN のコ
ードからセントラル システム (l#) またはユーザー作成
インデックス(x#) リストを作成します。
7 DFOでのリボンベースのUIの使用(MS-Office 2007以上)
Datastream for Office ユーザーガイド Page 49
Options (オプション)
Datastream for Office:設定の範囲を指定し、選択された設定を既
定値として反映させます。
Extranet
Datastream のコンテンツや直近の変更など詳細な機能について
は、Extranet にアクセスしてください。
Help (ヘルプ)
オンラインヘルプのコンテンツ、定義、Contact Us のリンク、バー
ジョン情報にアクセスします。 Help
Help Contents:Datastream for Office のオンラインヘルプ
を表示します。 Help Definitions:Datastream 関数の構文や表示言語を表
示します。 User Manual:Excel マニュアルを使用した Datastream for
Office を表示します。 Contact Us:トムソン・ロイターの連絡先にアクセスします。 About: Datastream for Office:Datastream for Office のバージョン情報を
表示します。
Logon (ログイン)
DFO アドインの接続ステータスを表示します。 ボタンをクリックすると、Datastream DSWS サーバ
ーから接続または非接続になります。
8 Additional Notes
Datastream for Office ユーザーガイド Page 50
8 ADDITIONAL NOTES
自動計算 (揮発性) 関数の使用
問題点: TODAY() (http://msdn.microsoft.com/en-us/library/bb687891.aspx) のような自動再計算 (揮発性) 関数を GSGRID 関数に直接使用すると、シート内で無関係の変更がされても、シート内のすべての
DFO リクエストがリフレッシュされてしまいます。
対処法: このような関数が使用された場合 - このリクエストの Datatype/Expression フィールドの全コ
ンテンツを、1 つのセルに連結し、このセルを Datatype/Expression フィールドから参照するべきです。
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