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DrugstarPrime変更箇所説明書 Ver5.0.0
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DrugstarPrime 変更箇所説明書 Ver5.0.0
[全 31ページ]
DrugstarPrime Ver4.14.0からの変更箇所をご案内いたします。
本書は、Prime、Prime2に共通です。
内容
本書の見方 .............................................................................................................. 2
1. 服薬フォローアップの概要 ..................................................................................... 3
2. 服薬フォローアップ機能を拡張しました ................................................................... 4
2-1. 服薬フォローアップ実施の文書作成機能を拡張しました ................................................................................... 5
2-2. 監査結果カードから「服薬フォローアップの予定確認/同意確認」が実行できるようにしました ............................... 11
2-3. 服薬フォロー対象患者の自動抽出を運用に応じて設定できるようにしました ........................................................ 12
2-4. 待ち受け画面(一覧表示時)の状態列に「フォロー」マークを表示するようにしました .......................................... 14
2-5. 服薬フォロー予定確認時に同意を得た旨の指導文を出力できるようにしました ..................................................... 14
2-6. 服薬フォローアップ受付の処方欄に表示/印字する内容を改善しました ............................................................... 16
2-7. 調剤報酬改定に対応した残薬入力方法について(既存機能) ........................................................................... 17
3. 文書印刷機能を拡張しました ................................................................................ 21
3-1. 処方内容の引用設定を拡張しました .......................................................................................................... 21
3-2. 問い合わせ受付等の処方内容引用方法を改善しました ................................................................................... 22
4. タスク管理のルール設定を拡張しました ................................................................. 24
4-1. 詳細条件「患者」の年齢を拡張しました .................................................................................................... 24
4-2. 詳細条件「監査項目」において「妊娠状態」と「授乳状態」を OR 判定できるように拡張しました ............................ 24
4-3. 詳細条件「監査結果」のハイリスク薬に「インスリン製剤等」を追加しました ..................................................... 25
4-4. 詳細条件「同意状態」を追加しました ....................................................................................................... 25
4-5. ルール一覧の表示を改善しました ............................................................................................................ 26
5. 承認書き込みの動作を改善しました ....................................................................... 27
6. 修正など.......................................................................................................... 29
付録 ..................................................................................................................... 30
付録 1. 管理クライアントの起動/変更を反映させるには .................................................................................. 30
付録 2. アップデート資料を確認するには ..................................................................................................... 31
◆データベース更新(2020年 2月現在)
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DrugstarPrime変更箇所説明書 Ver5.0.0
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本書の見方
本書は Prime2および Prime共通の内容となっています。お使いの環境はデスクトップの壁紙でご確認ください。(下図
参照)
本書の各項目において、対象機種かどうかをマークでご案内しています。
(○=対象、△=一部の機能を除き対象、×=対象外)
例:Prime2は対象、Primeは対象外
Prime2 Prime
○ ×
Prime2 Prime
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DrugstarPrime変更箇所説明書 Ver5.0.0
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1. 服薬フォローアップの概要
Prime2 Prime
○ ○
服薬フォローアップ(以下、服薬フォロー)は既存機能ですが、本バージョンアップにて法令改定に応じた抽出ルールや
文書雛形を追加し、より使いやすく改善しました。改めて機能概要をご案内します。
服薬フォローは投薬後に患者さんの「服薬状況」や「副作用発生の有無」などを確認し、薬物治療を継続的に管理するた
めの機能です。新患・初回処方・ハイリスク薬等の投薬後の服薬フォローアップにご活用ください。服薬フォローは
[STEP1:服薬フォローの予定日時を決める]→[STEP2:予定日に服薬フォローする]という2ステップで実施できま
す。
服薬フォローアップ対象患者は自動で抽出 フォロー予定日に待ち受け画面でお知らせ
予め服薬フォローの取り組みを運用に合わせて選択
しておくことで、対象となる患者さんにだけ服薬フ
ォローをご案内することができます。
予定日になると服薬フォローの対象患者が、待ち受け画面
の服薬フォロー予定フィルターに表示されます。処方内容
や過去薬歴を確認しながら服薬フォロー用のヒアリング
項目で内容を記録し、薬歴が完成します。
フォロー実施日 投薬時
同意確認も記録できます。
服薬フォロー用タスクで
希望の連絡方法と実施日時
を登録します。
さらに薬歴を元に、
トレーシングレポートの作成
が完了します。
服薬フォロー用の調剤手順と
テーマがセットされています。
薬歴を確認しながら
フォローを実施しましょう。
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DrugstarPrime変更箇所説明書 Ver5.0.0
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2. 服薬フォローアップ機能を拡張しました
Prime2 Prime
○ ○
前回のバージョンアップで追加になった服薬フォローアップ機能を、調剤報酬改定に応じて拡張しました。
服薬フォローアップ実施の服薬情報提供書作成機能を拡張しました。(2-1参照)
受付区分「服薬フォローアップ」に適用される調剤手順に「文書作成」を追加しました。(2-1参照)
監査結果カードから、「服薬フォローアップの予定確認」と「服薬フォローアップの同意確認」が実行できるように
しました。(2-2参照)
運用に応じた推奨の服薬フォローアップ設定を提供するようにしました。(2-3参照)
これに伴い服薬フォローアップの対象患者をより詳細に抽出できるよう、タスク管理のルール設定を拡張しました。
待ち受け画面の状態列に「フォロー」マークを表示するようにしました。(2-4参照)
服薬フォロー予定確認時に同意を得た旨の指導文を出力できるようにしました。(2-5参照)
受付区分「服薬フォローアップ」の処方欄に「連絡先」、「連絡予定日」、「服薬フォローアップの対象処方」を表
示/印字できるようにしました。(2-6参照)
服薬フォローのトレーシングレポー
トの雛形を追加。文書作成時に入力し
た指導文が自動引用されます。
調剤手順に「文書印刷」を追加
「フォロー」マーク
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2-1. 服薬フォローアップ実施の文書作成機能を拡張しました
文書雛形に「調剤後薬剤管理及び服薬状況報告書」を追加しました。雛形では患者情報収集において「服薬フォローアッ
プ実施」テーマで入力した指導内容を自動引用する設定になっています。服薬フォローアップ実施結果を報告するトレー
シングレポートの作成にご活用ください。(*1)
合わせて、受付区分「服薬フォローアップ」の薬歴画面に表示される調剤手順に「文書作成」を追加し、スムーズに「服
薬情報提供書」を作成できるようにしました。(*2)
* 1文書雛形の編集は管理クライアントで行います。([管理クライアント]-[文書作成機能]-[文書雛形管理])
* 2既に「文書作成」を追加している場合は新たに「文書作成」が追加されることや手順が変更になることはありません。
調剤手順を編集する場合は管理クライアントで行います。([管理クライアント]-[調剤手順]-[手順編集])
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DrugstarPrime変更箇所説明書 Ver5.0.0
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文書作成手順 2-1-1.
1. 受付区分「服薬フォローアップ」の薬歴にて、調剤手順「文書作成」をクリックします。日付フォルダーを右クリッ
クして[文書の新規作成]を選択します。
リボン[ホーム]-[患者文書ファイル]をクリックし、日付フォルダーを右クリックして[文書の新規作成]でも同様です。
指導文パネル[患者文書]タブ-[文書の新規作成]、または Prime2の場合[F1:メニュー]-[22:文書作成]でも同様です。
2. 「雛形を選択して新規作成」ウィンドウにて「服薬情報提供書」-「調剤後薬剤管理及び服薬状況報告書」の順にク
リックします。[F12:新規作成]をクリックします。
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DrugstarPrime変更箇所説明書 Ver5.0.0
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3. 「新規作成」ウィンドウが表示されます。左側メニューの「基本設定」をクリックし、提出先等の確認をします。
提出先は、服薬フォローアップの起点となる処方受付の処方医情報を自動で引用します。
提出先は「処方医の引用」のチェックを外すと編集ができます。
作成元は「薬局情報の引用」のチェックを外すと編集ができます。
4. 左側メニューの「調剤後服薬フォロー」をクリックし、フォロー日時等を確認します。
* この画面から「服薬フォローアップ予定」を追加することはできません。
日時と備考は服薬フォローアップの実施状況によって変化します。(後述の①②参照)
* 「実施済み」の判定条件は「承認書き込みの実行および指定した調剤手順の完了」です。
設定の変更は管理クライアントにて行います。(初期値=患者情報収集)
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「見出し」名が「実施方法」となっている場合、
服薬フォロー予定に登録した連絡方法を引用します。
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DrugstarPrime変更箇所説明書 Ver5.0.0
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① 実施済み(承認済み)の場合は、服薬フォローが「実施済み」となった日時が反映され、備考欄に「実施済み」と
入力されます。
② 実施済みでない(実施中または未実施)の場合は、服薬フォローアップ予定の日時が反映され、備考欄は空欄に
なります。
5. 左側メニューの「処方内容」をクリックします。服薬フォローアップの起点となった処方受付の処方内容が引用され
ていることを確認します。
* 新規作成時に引用する処方内容は、薬剤と用法のみです。必要に応じて画面下部の引用設定にて引用する情報量を変更し、[処
方内容を引用]をクリックします。(詳細は「3-1.処方内容の引用設定を拡張しました」参照)
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DrugstarPrime変更箇所説明書 Ver5.0.0
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6. 左側メニューの「(指導文項目)」をクリックします。各見出しの文章欄には患者情報収集(「服薬フォローアップ
の実施」)にて入力した指導文が引用されるように設定されています。ダブルクリックして文章の編集が可能です。
* 見出し「残薬状況」への指導文引用は、テーマ「服薬フォローアップの実施」を編集する必要があります。(「2-7-2.テーマ「服
薬フォローアップの実施」に残薬タスクを追加する」参照)
7. [F11:印刷プレビュー]をクリックして印刷イメージを確認することができます。
プレビュー画面にて[F12:印刷]で印刷できます。印刷をしない場合は[ESC:キャンセル]でプレビュー画面を
閉じます。
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8. [F12:保存]をクリックして保存します。薬歴画面の[患者文書ファイル]タブの日付フォルダーに作成した文書
が保存されます。
作成した文書をダブルクリックすることで、編集することができます。
作成した文書上で右クリックし、表示されたメニューの「開く」でも同様です。
また、表示されたメニューから、印刷/削除することもできます。
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2-2. 監査結果カードから「服薬フォローアップの予定確認/同意確認」が実行できるようにしました
監査結果カードから「服薬フォローアップの予定確認」と「服薬フォローアップの同意確認」が実行できるようにしまし
た。この機能により「服薬フォローアップの開始確認」テーマが自動適用されない患者に対しても監査結果の確認により、
フォローが必要であると判断した場合に監査結果カードからすぐに確認を実行することができます。
* カードの種類(禁忌、推定禁忌、重複、注意、確認)を問わず実行することができます。
* 「注意情報」パネルの「監査結果」タブにて表示される監査結果カードからも同様です。
監査結果カードの上で右クリック
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2-3. 服薬フォロー対象患者の自動抽出を運用に応じて設定できるようにしました
「服薬フォローアップの開始確認」テーマが自動適用される患者を令和2年4月調剤報酬改定に準じた対象に絞り込める
よう、抽出ルールを修正・拡張しました。
既存ルールを編集する手間を省き、運用に応じた設定がより簡単に行える「運用レベル」切り替え機能を追加しました。
運用レベルの内容は今後の法令改定等に応じて更新されます。その都度手作業でルールを編集する必要がなく、常に法令
に準じた内容にてご使用いただくことができます。
運用レベルは、令和2年4月調剤報酬改定に準じた「基本」と、抽出の幅を広げた「拡張1」「拡張2」の3種類を
用意しました。(2-3-1参照)
本バージョンアップ後は、自動で「基本」が設定された状態になります。
例外として「服薬フォローアップの開始確認」テーマのルールが「指定なし」かつ「全患者に適用」が ONになっている場合は、
アップデートによるルールの変更は行いません。
「服薬フォローアップの開始確認」テーマの「全患者に適用」が OFFになっている場合、アップデート後は強制的に ONになり
ます。
運用レベルの内容はシステム固定となるため、編集や削除はできません。
設定手順 2-3-1.
1. 管理クライアントを起動(付録 1.1参照)し、メニューにて[服薬フォローアップ]-[服薬フォローアップ運用レ
ベル]の順にクリックします。
2. 「服薬フォローアップ運用レベル」内のレベルバーを上下に動かしてレベルを変更します。
3. 画面右下部の[適用する]ボタンをクリックします。
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* 初期値には下線
* ルール判定において、「必須」は全て満たしている必要があります。「必須」と「オプション」が混在する場合、「必須」を全て満
たしてかつ、いずれか一つの「オプション」を満たす必要があります。
運用
レベル
ルール内容 説明 対象患者
詳細条件 必須区分 内容
基本
調剤サービス 1 必須 受付タイプ=処方受付
令和2年4月の調剤報酬改
定に準じた内容です。
少
多
同意状態 必須 服薬フォローアップの同意状態=
未確認、同意、保留
監査結果 必須 ハイリスク薬=インスリン製剤等
拡張1
調剤サービス1 必須 受付タイプ=処方受付
基本のルール内容に必須条
件「年齢制限」が加わり、
受付区分が「新患」または
いずれかの「ハイリスク薬」
が処方された場合に適用さ
れます。
患者 必須 年齢=5歳以下または 65歳以上
同意状態 必須 服薬フォローアップの同意状態=
未確認、同意、保留
調剤サービス2 オプション 受付区分=新患
監査結果 オプション ハイリスク薬=すべて
拡張2
調剤サービス1 必須 受付タイプ=処方受付 拡張1の必須条件から「年
齢制限」と「服薬フォロー
アップの同意状態」がなく
なり、全ての年齢の患者が
対象となります。より幅広
い患者に適用されます。
調剤サービス2 オプション 受付区分=新患
監査結果 オプション ハイリスク薬=すべて
運用レベル 表示条件
カスタム
「服薬フォローアップ開始確認」テーマのルールが下記のいずれかに該当する場合、服薬フォローアッ
プの運用レベルが【カスタム】になります。
① 本アップデート前にルールを「指定なし」かつ「全患者に適用が ON」であった場合
② 本アップデート後にルールを変更した場合
[既定のレベル]ボタンをクリックすると、レベルが選択できる画面に変わります。
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2-4. 待ち受け画面(一覧表示時)の状態列に「フォロー」マークを表示するようにしました
従来のバージョンでは、服薬フォローアップを開始した患者は[服薬フォロー予定]以外のフィルター(本日進行中など)
では状態マークが表示されず、通常の処方受付等と視覚的に区別がつきにくい状態でした。本バージョンより、服薬フォ
ローアップを開始した患者は状態列に「フォロー」マークを表示し、処方受付の患者と区別できるようにしました。
2-5. 服薬フォロー予定確認時に同意を得た旨の指導文を出力できるようにしました
「服薬フォローアップ予定確認」登録時に、同意を得た旨の指導文を出力できるようにしました。
出力される指導文は、管理クライアントにて編集できます。(最大文字数は50文字)
タイル表示の場合は変更ありません。
「フォロー」マーク
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設定手順 2-5-1.
1. 管理クライアントを起動(付録 1.1参照)し、メニューにて[服薬フォローアップ]-[服薬フォローアップ設定]
の順にクリックします。
2. 「服薬フォローアップ同意確認時/予定確認時の指導文設定」内の「予定確認時の指導文」にて設定します。
予定確認時の指導文の記載区分/問診種別は、管理クライアントの設定より「服薬フォローアップ予定確認」タスクに設定した記
載区分/問診種別が優先されます。
3. 画面右下部の[登録する]ボタンをクリックします。
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2-6. 服薬フォローアップ受付の処方欄に表示/印字する内容を改善しました
受付区分「服薬フォローアップ」の薬歴の処方欄に表示/印字する内容を見直し、「連絡予定日」「連絡先」「服薬フォロ
ーアップの対象処方」を表示/印字するように改善しました。
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2-7. 調剤報酬改定に対応した残薬入力方法について(既存機能)
令和 2年 4月の調剤報酬改定では、「残薬が生じている場合はその量に加えて理由も確認し、情報提供すること」が求め
られています。Primeの既定の残薬タスクには理由を入力するための欄がない場合があります。(後述のレイアウト②)
残薬の理由が書き込めるよう、タスクやテーマなどの設定を必要に応じて変更してください。
また、従来からある機能のため、操作の詳細は「Prime操作マニュアル」をご参照ください。
* 「Prime操作マニュアル」は Primeクライアントの左上部[メニュー]-[ヘルプ]にて表示できます。
残薬の理由を入力する 2-7-1.
本バージョンにおいて、既存機能の患者情報収集を用いて、残薬の理由を入力する方法をご紹介いたします。
システムの導入時期によって、残薬タスクのレイアウトが異なります。下図を参照し、該当するタスクの入力方法をご確
認ください。
タスクの編集は必要ありません。
残薬の量を選択し、隣接するテキスト欄に残薬の薬剤名と理由を入力します。
次のページに続きます
レイアウト① レイアウト②
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既定のタスクには、理由に該当する回答ボタンがありません。残薬の理由が入力できるように回答ボタンを編集します。
* タスクの編集を行う場合は事前にバックアップをお取りください(推奨)
1. 管理クライアントを起動(付録 1.1参照)し、メニューにて[タスク管理]-[タスク編集]の順にクリックします。
2. 「タスク項目編集」のリストにて、編集するタスクを選択します。プレビュー上で右クリックし[タスクの編集]を
クリックします。
3. 「タスクの編集」ウィンドウにて回答ボタンを編集します。(例:[薬剤名]→[薬剤名・理由])
4. [登録する]ボタンをクリックして上書き保存します。
5. 薬歴画面にて残薬の量と[薬剤名・理由]ボタンを選択し、隣接するテキスト欄に残薬の薬剤名と理由を入力します。
編集するタスクを右クリックして
「タスクの編集」
回答ボタンの入れ替えや名称変更時には、以下のような注意点があります。ご了承いただいた上で編集を行って
ください。
元に戻す場合などを考慮し、事前にバックアップを取ることを推奨いたします。
患者情報収集の前回 Do機能は、タスク内の前回選択した回答ボタンの位置を記憶し、同じ位置の選択肢を引用
する仕組みです。
よって、回答ボタンの入れ替えや名称変更で異なる内容に置き換わった場合、同じ位置でも意味の異なる回答ボ
タンが選択されることが考えられます。
その際は、前回選択位置を示す回答ボタンの枠色がオレンジ色に点灯します。(通常は緑色です。)
オレンジ色に点灯している項目については、必ず内容を確認して回答ボタンを選択してください。
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テーマ「服薬フォローアップの実施」に残薬タスクを追加する 2-7-2.
前回バージョンアップで追加された「服薬フォローアップの実施」テーマには「残薬」タスクがセットされていません。
(「服薬状況」タスクはセットされています。)必要に応じて、「服薬フォローアップの実施」テーマを編集し、「残薬」
タスクを追加してください。
1. 管理クライアントを起動(付録 1.1参照)し、メニューにて[タスク管理]-[テーマ編集]の順にクリックします。
2. 「テーマ編集」のリストにて、編集するテーマを選択します。プレビュー上で右クリックし[修正]をクリックしま
す。
3. 画面左側の「タスクの一覧」から「残薬」タスクを選択し、[→]をクリックします。
4. 画面右側「対象タスク項目」に表示されたことを確認します。必要に応じて[↑][↓]ボタンをクリックして並び
替えを行います。
5. [登録する]ボタンをクリックして上書き保存します。
6. 「テーマの修正」の確認メッセージが表示されます。[OK]ボタンをクリックします。
編集するテーマを右クリックして「編集」
「残薬」タスクを
対象タスク項目
に移動します
必要に応じて
並び替えます。
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DrugstarPrime変更箇所説明書 Ver5.0.0
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Pharnesのお薬手帳に残薬状況・理由を印字する 2-7-3.
Pharnesから発行するお薬手帳に、DrugstarPrimeの指導文を印字する機能をご紹介します。
この機能を使用して薬歴に記載した患者の残薬状況および理由を、お薬手帳に印字することができます。
お薬手帳に印字する指導文は、予め問診種別を設定しておくことで自動引用も可能です。
従来からある機能のため、操作の詳細は「Prime操作マニュアル」をご参照ください。
* 「Prime操作マニュアル」は Primeクライアントの左上部[メニュー]-[ヘルプ]にて表示できます。
本機能を使用するためには以下の前提条件が必要です。ご不明な場合は販売代理店までご相談ください。
1. DrugstarPrimeにおいて後会計機能を使用していること
後会計設定:待ち受け画面-[メニュー]-[端末設定]-「後会計印刷先 PC」
自動モード設定:DrugstarPrime管理クライアントを起動-[設定]-[システム設定]-[後会計]-
「自動モードで使用する」にチェック
2. Pharnesにおいてお薬手帳を発行していること
後会計機能を使用して、
Pharnesのお薬手帳に印字
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DrugstarPrime変更箇所説明書 Ver5.0.0
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3. 文書印刷機能を拡張しました
Prime2 Prime
○ ○
3-1. 処方内容の引用設定を拡張しました
従来のバージョンでは、今回処方と同一診療科の過去処方のみ引用可能でした。本バージョンより、処方内容の引用設定
を拡張し、同一診療科以外の処方引用や処方内容の引用レベル変更等をできるようにしました。
* 設定変更後に再引用する場合は、[処方内容を引用]ボタンをクリックします。
設定名 内容
対象の診療科以外の処方も
引用する
ON:対象処方として選択した診療科以外の処方を含めた処方内容を引用します。(複
数診療科の処方内容を引用する場合等)
OFF:対象処方として選択した診療科のみの処方内容を引用します。
* 「問い合わせ受付」等の処方内容がない受付で作成した場合は、ONで固定されます。
処方医情報を印字する ON:処方内容の上部に医療機関名、診療科、医師名を引用します。
OFF:医療機関名、診療科、医師名を引用しません。
処方内容レベル
(シンプル↔詳細)
スライドバーを移動し、引用する処方内容の情報量を変更します。
* スライドバーにマウスカーソルを乗せると、ツールチップにてレベルごとの表示内容を確認
することができます。
レベル0:薬剤、用法
レベル1:薬剤、用法、代替前薬剤
レベル2:薬剤、用法、代替前薬剤、コメント(代替前、継続服用、隔日服用等、不均等)
レベル3:薬剤、用法、代替前薬剤、コメント(代替前、継続服用、隔日服用等、不均等)、
調剤技術料、薬学管理料
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3-2. 問い合わせ受付等の処方内容引用方法を改善しました
従来のバージョンでは、「問い合わせ受付」等の処方内容がない受付において、文書作成時に文書の「処方項目」欄に処
方内容を自動引用することができませんでした。本バージョンにおいて、「問い合わせ受付」等の処方がない受付でも文
書の「処方項目」欄に任意の処方内容を自動引用できるようにしました。
手順 3-2-1.
1. リボン[ホーム]-[患者文書ファイル]をクリックし、日付フォルダーを右クリックして[文書の新規作成]を選
択します。
指導文パネル[患者文書]タブ-[文書の新規作成]、または Prime2の場合[F1:メニュー]-[22:文書作成]でも同様です。
2. 「雛形を選択して新規作成」ウィンドウが表示されます。作成したい文書の雛形を選択し、「対象処方の選択」欄の
「対象処方を選択…」をクリックします。
3. 「薬歴検索」ウィンドウが表示されます。作業中の受付当日から3ヶ月前までの処方受付を検索した結果が表示され
ています。引用したい処方を選択し、[F12:選択]をクリックします。
次のページに続きます
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DrugstarPrime変更箇所説明書 Ver5.0.0
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4. 対象処方および提出先に選択した処方元の情報が表示されます。[F12:新規作成]をクリックします。
5. 「文書新規作成」ウィンドウが表示されます。見出しや文章の入力を行い、文書を保存します。
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4. タスク管理のルール設定を拡張しました
Prime2 Prime
○ ○
タスク管理のルール設定を拡張しました。
詳細条件「患者」の年齢を拡張しました。(4-1参照)
詳細条件「監査項目」において「妊娠状態」と「授乳状態」を OR判定できるように拡張しました。(4-2参照)
詳細条件「監査結果」のハイリスク薬に「インスリン製剤等」を追加しました。(4-3参照)
詳細条件「同意状態」を追加しました。(4-4参照)
ルール一覧の表示を改善しました。(4-5参照)
4-1. 詳細条件「患者」の年齢を拡張しました
従来バージョンでは、1つの年齢範囲しか指定できず、「小児または高齢者」などの条件を作成することができませんで
した。本バージョンより、年齢範囲を指定できる箇所を追加し、「小児または高齢者」などの条件を作成できるようにし
ました。
* 性別と年齢は AND判定です。
* 年齢を「無条件」にした場合、2つ目の年齢範囲はグレーアウトします。
* 1つ目の年齢範囲と2つ目の年齢範囲は、OR判定のみです。
4-2. 詳細条件「監査項目」において「妊娠状態」と「授乳状態」を OR判定できるように拡張しました
従来バージョンでは、「妊娠状態」と「授乳状態」は AND判定のため、「妊娠中または授乳中」の条件を作成することが
できませんでした。本バージョンより、「妊娠状態」と「授乳状態」をOR判定できるように拡張し、「妊娠中または授
乳中」の条件を作成できるようにしました。
* 「妊娠状態」または「授乳状態」のいずれかが「指定なし」の場合、「または」と「かつ」はグレーアウトします。
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DrugstarPrime変更箇所説明書 Ver5.0.0
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4-3. 詳細条件「監査結果」のハイリスク薬に「インスリン製剤等」を追加しました
従来のバージョンからある、既存の糖尿病のハイリスク区分は、インスリン製剤やスルフォニル尿素系製剤以外の薬剤が
含まれていました。そこで、本バージョンより令和2年4月調剤報酬改定「調剤後薬剤管理指導加算」に対応するため、
新しいハイリスク区分「インスリン製剤等」を追加しました。
4-4. 詳細条件「同意状態」を追加しました
服薬フォローアップやかかりつけ薬剤師の同意状態を判定する条件を追加しました。
この条件を使用することで、「服薬フォローアップ用のテーマはフォローアップに同意している患者のみに適用する」等
のルールを作成することができます。
* 同意状態は複数選択可能です。選択したいずれかに該当すると一致と判定します。
* 「服薬フォローアップの同意状態」または「かかりつけ薬剤師の同意状態」のいずれかが「指定なし」の場合、「または」と「かつ」
はグレーアウトします。
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4-5. ルール一覧の表示を改善しました
従来のバージョンでは、ルール名のみの表示だったため一目で詳細条件を確認することができませんでした。本バージョ
ンより、ルールの詳細条件を一目で確認できるように改善しました。また、調剤報酬改定に合わせて追加した推奨設定は
修正/削除不可とし、[システム固定]列に○印を表示するようにしました。
システム固定列を追加
ルールの詳細条件を表示
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DrugstarPrime変更箇所説明書 Ver5.0.0
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5. 承認書き込みの動作を改善しました
Prime2 Prime
○ ○
調剤手順「完了」を[F12]キー等で完了状態にした時、[完了]手順以外の完了状態に応じて承認書き込みを実施する
かどうかの設定を拡張しました。
従来の設定に加え、「未完了の調剤手順を完了状態にして承認書き込みする」を選択肢に追加しました。
* 完了状態とは調剤手順に緑色のレ点が表示された状態のことです。
* Prime2の場合は[F12:調剤タスク完了]ボタン押下でも同様です。
1. 管理クライアントを起動(付録 1.1参照)し、メニューにて[設定]-[システム設定]-[調剤手順]の順にクリック
します。
2. 「調剤手順「完了」を完了した時の承認書き込みの動作」枠内にて下記を参照して設定します。
3. [登録する]ボタンをクリックし、確認メッセージを[OK]で閉じます。
[F12]キー等で完了
承認書き込みを実施するかどうかの
設定です。
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設定名/内容
全ての調剤手順が完了している場合に承認書き込みする
全ての調剤手順が完了状態の場合に「承認書き込み確認」ウィンドウを表示します。未完了の調剤手順
がある場合は完了チェックが付くのみとなります。
* 従来のバージョンの「全タスク完了時に行う」と同じ設定
未完了の調剤手順を全てスキップ状態にして承認書き込みする
未完了の調剤手順がある場合も「承認書き込み確認」ウィンドウを表示します。確認ウィンドウでは「未
完了の調剤手順をスキップ状態とし、承認書き込みを行います。よろしいですか?」と表示されます。
承認書き込みを実行すると、未完了の調剤手順は全てスキップ状態になります。
* 従来のバージョンの「未完了タスクは無視する」と同じ設定
未完了の調剤手順を全て完了状態にして承認書き込みする
未完了の調剤手順がある場合も「承認書き込み確認」ウィンドウを表示します。確認ウィンドウでは「未
完了の調剤手順を完了状態とし、承認書き込みを行います。よろしいですか?」と表示されます。
承認書き込みを実行すると、未完了の調剤手順は全て完了状態になります。
+
承認書き込み後、スキップ状態となった手順は、
灰色の矢印が表示されます。
+
承認書き込み後、完了状態となった手順は、
緑色のレ点が表示されます。
②未完了状態の調剤手順がある場合、[完了]手順に完了チェックが付くのみ
①全ての調剤手順が完了状態の場合、「承認書き込み」ウィンドウが表示されます
+
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DrugstarPrime変更箇所説明書 Ver5.0.0
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6. 修正など
1. 下書きパネルの[指導文]タブにおいて、記載区分の初期値を設定できるようにしました。
管理クライアント[設定]-[システム設定]-[下書き]-「下書き」枠内の「指導文追記時の初期表示」にて設定で
きます。
2. 端末設定のワイド画面設定にて、「下書きパネルを初期表示する」を ONにすると下書きパネルの指導文入力欄の高
さが保持されない不具合を修正しました。
3. 最新薬歴の処方に「サービス一包化」が含まれる場合、次回来局予定日が正しく表示されない不具合を修正しました。
4. 処方が削除された受付(「処方なし」と表示されている受付)において、「入力アシスト」ウィンドウを起動するとエ
ラーが発生する不具合を修正しました。
5. 調剤手順に「受付」、「薬歴確認」、「調剤設計」、「調剤」がない場合、[F1:メニュー]から「申し送り」「確
認事項」を選択するとエラーが発生する不具合を修正しました。
6. DrugstarLeadと「ヒアリング連携」する環境において、窓口受付の患者のヒアリングが Leadにて表示されない不
具合を修正しました。
7. 電子お薬手帳連携において、残薬情報を表示できるようにしました。
残薬入力に対応したお薬手帳アプリのみ有効です。
以上
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DrugstarPrime変更箇所説明書 Ver5.0.0
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付録
付録1. 管理クライアントの起動/変更を反映させるには
DrugstarPrime管理クライアントでは DrugstarPrime共通設定、マスターの管理などを行います。
付録1.1. 管理クライアントの起動
1. Primeサーバーのデスクトップ上の [DrugstarPrime管理クライアント]アイコンをダブルクリックし、ログイン
ウィンドウにてユーザー名、パスワードを入力して[起動]ボタンをクリックします。
2. DrugstarPrime管理クライアント画面が起動します。
付録1.2. 管理クライアントでの変更を反映させるには
管理クライアントでの変更を反映させるには、DrugstarPrimeクライアント(待ち受け画面)を起動しなおす必要があり
ます。
待ち受け画面を終了します。 デスクトップのアイコン
をダブルクリック
管理クライアントでの変更が
反映された状態となります。
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DrugstarPrime変更箇所説明書 Ver5.0.0
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付録2. アップデート資料を確認するには
アップデート資料を確認する手順をご案内します。
1. 待ち受け画面にて[メニュー]タブ-[ヘルプ]の順にクリックします。
Prime2では[Ctrl+F1]キー押下、または[Ctrlファンクションキー]タブ[ヘルプ]の順にクリックでも操作できます。
Primeでは[F1]キー押下、または[ファンクションキー]タブ[ヘルプ]の順にクリックでも操作できます。
2. InternetExplorerが起動し「DrugstarPrimeサポートページ」が表示されます。
[変更内容]から今回の変更箇所説明書 PDFを確認することができます。
3. [更新履歴]からは過去の更新内容を確認することができます。
インターネットに接続している必要があります。
本書の見方1. 服薬フォローアップの概要2. 服薬フォローアップ機能を拡張しました2-1. 服薬フォローアップ実施の文書作成機能を拡張しました2-1-1. 文書作成手順
2-2. 監査結果カードから「服薬フォローアップの予定確認/同意確認」が実行できるようにしました2-3. 服薬フォロー対象患者の自動抽出を運用に応じて設定できるようにしました2-3-1. 設定手順
2-4. 待ち受け画面(一覧表示時)の状態列に「フォロー」マークを表示するようにしました2-5. 服薬フォロー予定確認時に同意を得た旨の指導文を出力できるようにしました2-5-1. 設定手順
2-6. 服薬フォローアップ受付の処方欄に表示/印字する内容を改善しました2-7. 調剤報酬改定に対応した残薬入力方法について(既存機能)2-7-1. 残薬の理由を入力する2-7-2. テーマ「服薬フォローアップの実施」に残薬タスクを追加する2-7-3. Pharnesのお薬手帳に残薬状況・理由を印字する
3. 文書印刷機能を拡張しました3-1. 処方内容の引用設定を拡張しました3-2. 問い合わせ受付等の処方内容引用方法を改善しました3-2-1. 手順
4. タスク管理のルール設定を拡張しました4-1. 詳細条件「患者」の年齢を拡張しました4-2. 詳細条件「監査項目」において「妊娠状態」と「授乳状態」をOR判定できるように拡張しました4-3. 詳細条件「監査結果」のハイリスク薬に「インスリン製剤等」を追加しました4-4. 詳細条件「同意状態」を追加しました4-5. ルール一覧の表示を改善しました
5. 承認書き込みの動作を改善しました6. 修正など付録付録1. 管理クライアントの起動/変更を反映させるには付録1.1. 管理クライアントの起動付録1.2. 管理クライアントでの変更を反映させるには
付録2. アップデート資料を確認するには
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