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Post on 05-Jun-2020

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静電気豆知識

静電気はなぜ起こる?秋から冬にかけての悩みの一つ、“バチッ!バチッ!”現象を引き起こす静電気。誰もが

一度は必ず経験すると思いますが、実際に発生のメカニズムを知っている人は少ないの

ではないでしょうか。

そもそも『静電気』は、絶縁体という電気を通さない材質すべてに発生するものです。

その絶縁体の表面において摩擦や衝突が起こった時、又は接触している絶縁体同士が一

気に離れることにより、それぞれでの電荷が発生します。それが『静電気』です。

発生した『静電気』は、その表面に次第に滞留していきますが、秋冬は特に衣服の上で

この現象が繰り返され徐々に帯電します。

これは材質によってマイナス電荷になるものとプラス電荷になるものがあり、双方の電

荷がそれぞれ片寄って帯電するのですが、この片寄って帯電した電荷が、金属等の電導

物質に一気に放電して流れ出る事で“バチッ!”現象が起こるのです。

本格的に静電気発生を予防できる“冬季の必需商品”【アンチスタ/エレナック】冬季の乾燥時に発生する“バチッ”“イタイッ”を防ぐには自分の衣服の摩擦から発生し

た静電気を身体に溜めないこと。衣服の摩擦面に静電気を発生させないことで、静電気

が身体に溜まらなくなり放電の“バチッ”が起きないのです。

エレナック=アンチスタの汎用商品名

「アンチスタ」の原理「アンチスタ / エレナック」は、従来の界面活性剤の応用が主流製品であるものに対して

その溶剤系や構成成分の違いと共に、対照的に水系であり、特徴的なボロン化合物と共

存する高電気伝導物質が、ドナー・アクセプターハイブリッドとなり連動して帯電圧を

電流に変換し、空中に放電して無帯電荷するという、その勝れた連動性が、近場の未塗

布部分の帯電圧をも集荷してしまう性能を保持しています。この性能を「体積伝播性」

と言うべき性能であります。

この伝播性の高い性能の原理は、ボロン化合物の半極性状態が周りの静電気を順次曳き

つけることから始まります。

この半極性状態では、電荷の担い手である電導電子(負の電荷)と正孔(正の電荷)がキャ

リアとなり、次いで高電気伝導物質のイオン伝導性が作動することにより、互いに反対

方向に移動し、帯電圧が電流となり減衰していくため無帯電化面を構築するのです。

「アンチスタ H」は表面抵抗を半導体域の中間の、107Ωまで到達させますから静電気を

全く発生させずに、無帯電化状態とすることが出来る高機能製品であります。

エレナック

どんな種類の帯電現象が有る?1.摩擦帯電 2.剥離帯電 3.衝突帯電 4.粉砕帯電 5.誘電帯電 6.滴下帯電 7.飛沫帯電 8.沈降浮上帯電 9.混合撹拌帯電 10.流動帯電 11.凍結帯電

静電気が発生し帯電する現象は、列記のような多種の場面で発生し、発生した電荷は通

電性の無い周囲に存在する絶縁体の表面に帯電するのです。

何れの現象も、産業界、一般生活の中で常に起きている現象なのです。

特に一般的な帯電現象は、摩擦による摩擦帯電、接している物を剥がす時に発生する剥

離帯電、高い誘電率を持つ絶縁体に発生する誘電帯電、などが一般生活での主な帯電現

象なのです。

しかし、空気中の湿度が 50%~ 60% 以上の環境では一般生活上はほとんど弊害とい

える影響が出るようには感じられません。

静電気の社会生活への影響は、湿度とは反比例するような現象であり、湿度低下に伴っ

た乾燥環境が思わぬ弊害を多発させることになるのです、その様な多くの発生現象によ

る弊害に対して本製品群(アンチスタ / エレナック)の予防処置が出来る守備範囲は、

発生する各帯電荷が付着する近隣の絶縁体の表面に予防的に塗布することで役立つ物な

ので , 上記全現象への対応はできません。

アクリル10板のウラ面

摩擦で静電気発生

上面にエレナックを塗布すると

ウラ面が無帯電化する

衣服摩擦で発生する身体への帯電量を少なくできる静電気が摩擦帯電で発生する一般的な衣服の素材や材質には、それぞれ(+)(-)どち

らかの電荷を持ち、又電荷移動の多寡の性質により静電気発生量がちがいます。 従って、

衣類摩擦面での双方の組み合わせが問題なのです、次に示めす衣服の素材の帯電列を考

慮して着衣選択の組み合わせを考えることが必要なのです。

素材の摩擦による帯電量はこの表で、左右の遠い物どうしの摩擦ほど帯電する量が多く

なり、従って、放電衝撃力が強くなる原因となります。しかし、本製品群「アンチスタ

/エレナック」での衣類への前処理により殆ど不快な思いが無くなるのです。

帯電量が多くなる組合わせ毛皮と塩化ビニル、ナイロンとポリプロピレン、皮革とアクリル、ナイロンとアクリル、

等が注意すべき材質です。

帯電量が少ない組合わせ絹と木綿、絹とウール、木綿とレーヨン、麻とアセテート、アクリルとポリプロピレン、

等が安心できる組み合わせです。

従来の主な静電気対策手法A) 作業場に湿度維持装置を設置して広範囲の除電を行う方法作業場に給水設備を設置して定期的に湿度維持調節装置を稼動させる

湿度や薬品で環境を調節して静電気発生環境にしない設備をする

B) 静電気を逃がすため通電性の敷物や機材を使いアースされている装置で除電する方法作業場の床面、作業台面等に対して、アースされた通電性のシートや床材を設置し作業場に発生する静電気をす

べて除電できる施設にする

作業者の衣類の帯電荷をアースされた通電性衣類を通して処理し、その作業場で使用する靴や手袋から小物まで

全てアースできる装置を施設する

C) 発生した静電気だけを消去する、スプレーや塗布型の界面活性剤での除電方法水や、石鹸稀釈水での霧吹き程度でも、一時の期間は消去される

現在、多種類のスプレー型静電気防止剤が販売されていて利用されているが何 れの製品も、発生している静電

気に対して一時的な消去性能しか無い物であって、予防性能を全く持つ物ではありません、しかもその効果時間

が非常に短いため、静電気防止を継続するには頻繁に処理する必要が有ります。

又、可燃性ガスを使用している物が多く静電気放電により発火する場合も有り、危険性を考慮した使用上の注意

が必要です。

ここで静電気発生前の事前に予防対策が採れる製品の誕生が望まれていました。

D) 部分発生した静電気をコロナ放電の原理を使う機器装置 ( 例、イオナイザー ) を設置して、集中的に処理する除電方法イオン発生装置を必要箇所に設置し安定環境を創る

この装置は、補足的に作業者や作業台、作業床等のアース処理できるような装置を併用する必要がある場合があ

ります。

E) 静電気発生物の表面に対して通電性を持つ塗膜を付着させて表面の静電気発生を防ぐ方法塗料自体や表面処理費用が高額な上処理技術を要求されるため、限られた場所への採用が多い

塗り厚があるため、耐久、持続性はある

F) 静電気放電衝撃の(バチッ)への緩和対策用グッズの各種を使う不快防止方法衣服の摩擦帯電で発生した静電気が、手や素肌から一気に金属へ放電する人体への直接衝撃(バチッ、イタイ)

を緩和するための衝撃受け用の金属グッズや、自然放電性能が有る特殊物質を部分的に用いたり、何らかの瞬間

にアースされて消し去る作用のあるグッズ等が多種類市場に見られますが、何れも発生してしまった静電気への

対処法であり、予防対策になる物ではありません。

静電気放電衝撃を防ぐには、衣服の摩擦帯電から静電気発生を予防する処理をすることによって、帯電量を少し

でも減らす手当てをすることが必要で、その手当てが帯電量を減らし、放電の電圧を下げ衝撃を弱めることにな

るのです。

その為に本製品群の(「アンチスタH」、「エレナック」)が静電気の不快現象を緩和するために必要なのです。

以上、A)~F)の対処方法が現在主な対処方法として使われています。

現時点では、夫々の方法が、その場面での最良な手段となっているとは思いますが、その対策方法に加えてもう

一つ簡単な手段としてこの製品群(「アンチスタH」、「エレナック」)を使うことで一層の帯電防止対策が補強され

ることになると思います。又、この処理だけでも済む場面が有るのではないかと思われます。

静電気の弊害に苦慮する産業界の数々精密機器、部品生産現場→誤作動/不良品対策

電子部品、液晶部品生産、流通過程→静電気破壊/不良品対策

計器類生産現場、流通過程→誤作動/不良品対策

医療機器生産、使用現場→誤作動対策

粉黛製造、使用現場→粉黛爆発防止/静電付着対策

印刷、塗装工場→印字ミス/塗りむら/機械回り静電気障害防止対策

縫製工場、織物工場→ホコリ/作業員保護対策

遊技機器生産、使用施設→計器誤作動防止/対人対策

食品生産工場→生産時/包装時静電気障害防止

クリーンルーム→ホコリ対策

樹脂製品加工工場→ホコリ対策/作業員対策

音響機器部品製造販売→静電気によるノイズ発生/音声精度対策

流通現場→梱包材への静電気対策

等、限りなく冬場の静電気障害を受けている産業場面が相当数あるのです、これ等は上

記の静電気対策の何れかの方法を用いて対応しているようですが、それでも対応し切れ

ていない場面も多数あるのが現状であります。

又、目に見えない現象でもあるため、一種の諦めを伴って十分な対策が行われていない

作業現場も有るのです。こんな状況の中で、本商品群(「アンチスタH」、「エレナック」)

はオールマイテイーの静電気予防対策とは言えるもではないのですが、かなりの部分に

於いて静電気発生予防の一助になることは間違い無い物であり、夫々の現場で処理方法

の工夫を行い静電気予防手段として使用して見る価値が有るように思われます。

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