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A I / I o T 活 用 に よ る デ ジ タ ル 農 業

C E A T E C 2 0 1 8

I o T が生み出す新たなビジネス

2 0 1 8 . 1 0 . 1 7

株 式 会 社 T r e x E d g e

代 表 取 締 役 社 長 池 田 博 樹 博 士 （ 工 学 ）

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自己紹介池田博樹 （ 工 学 博 士 ）

A I / I o T技術の利活用により地方の未来価値を最大化する

農業プラットフォームの構築をめざしています

社名 株式会社TrexEdge

代表者 代表取締役社長 池田 博樹

本社〒141-0032東京都品川区大崎1丁目2番2号

資本金 55百万円

経 歴

フリービット(株)（2012〜2015）東証一部執行役員、スマートデバイス事業部長

(株)日立製作所（1995〜2012）

• 中央研究所• 日立アメリカ研究所

• 日立（中国）研究開発有限公司• IEEE標準化日本代表団。 IEEE802.3 Voter

大阪大学大学院前期博士課程

講 演 ・ 登 壇 実 績

2016年11月 農業情報学会 2016年度秋季大会 別招待講演「最新ICTによるFood SCM」

2017年7月 農林水産省食料産業局 フード・コミュニケーション・プロジェクト勉強会講師「最新ICT技術による食のバリューチェーン

2017年8月 第1回毎日イノベーション・フォーラム（毎日新聞社など主催）分科会「農業の働き方IoT」

2017年9月 一般社団法人日本地域経済再生機構 講師於衆議院会館

2017年11月 農業情報学会 農業×情報通信ワークショップ2017 招待講演

農業情報学会 2018 特別招待講演2018年5月

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NewsP icksのおすすめピッカー

政治、経済、経営、金融、医療、テクノロジーなど約200名など著名人のコメントサイト

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農食の取り巻く状況

P （ 政 治 ）農産物の貿易自由化、国際規格GGAP導入

標準化の流れ（AgGateWay）、農協改革

E （ 経 済 ）日本：核家族化、高齢者増に消費変化海外：途上国人口増、富裕層増加

S （ 社 会 ）

農業人口は200万に平均年齢67歳（持続不可能か？）

生産、流通、加工改革。農業8兆。食のバリューチェーン90兆途上国人口増

T （ 技 術 ）ITテクノロジー。IoT技術の進化ロボット、無人輸送車、ドローン

1人・2人世帯の増加 共働きの増加65歳以上世帯の増加

41百万世帯

50百万世帯

単身もしくは夫婦のみ

その他

出自:厚生労働省国民生活基盤調査の概況

16百万

24百万

95年 15年

出自:厚生労働省国民生活基盤調査の概況

4百万

12百万

95年 15年

3倍

95年 15年05年

出自:厚生労働省国民生活基盤調査の概況

908万

988万1,114万共働き

955万

863万

687万

専業主婦

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農業総算出額の推移

参照：農水省

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産業革命のポイント

一番変わったのは、働き方と生産性住む場所と働く場所が分離し、新しい職業

投資銀行：1869年ゴールドマン・サックス

大衆新聞：1884年

近代郵便：1874年に万国博で統一

公衆衛生：近代上下水道

肥料：1840年 有機化学

電報：1845年 世界初サービス

写真：1880年 コダック

旅行：1841年 日帰り旅行世界初

カバン：1854年 ルイ・ヴィトン

鉄 道 が 産 業 革 命 を 実 体 化

新たな社会制度 新たな産業

1785年 蒸気機関が綿紡績を発展させる

綿工業の効率化

1825年 世界初商用鉄道人間が移動できなかったところまで

移動できる時代と言われた

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世界の農業と何が違うか？

農業地政学

アメリカ

36,011

人口：3.2億人

フランス

36,682

人口：6323万人

ドイツ

11,500

人口：8301万人

イギリス

10,479パリッシュ

人口：6206万人

日本

約646

人口：1.2億

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スマートビレッジ

最 新 I C T 技 術 で 地 方 の 未 来 価 値 を 最 大 に す る エ コ シ ス テ ム

農林漁業

IoTによる働き方改革機材資材の最適利用

1 物流

物流シェアリングIoTコールドチェーン

2 小売

最適場所販売食品ロスのゼロ化

3 再生可能エネルギー

環境共存型のエネルギー源IoT遠隔監視・安定供給

4

デジタル・ロボティック・トランスフォーメーションDigital Robotic Transformation

プラットフォームサービス

スマートビレッジ

農家の所得向上 地方の人口増加町の所得向上

⚫ 生活インフラやサービスを効率的に管理・運営

⚫ 環境への配慮⚫ 継続的に経済発展⚫ 資産共有化による低コストで

コンパクトな町づくり

最新ICT技術

小売・物流連携

農林漁業IT 物流IT 仮想通貨

IoT リアルタイム 人工知能

小売 配送・宅配

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AI/IoTによるDigital Robotic Transformation

デジタル農業

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販売

デジタル農業

• 生産から小売りまでの農食のバリューチェーン

– 圃場生産からバックオフィスのIT化

– 商流のIT化。データとキャッシュの役割。物流のデジタル化

農業生産 流通 小売

商流

物流

所有権：取引販売キャッシュの流れ

時間：保管業務空間：輸送業務

スマート農業精密農業ドローンAI/IoT化

トレーサビリティ 商品の定義

農産物

農食産業90兆円

農業生産性向上

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農 業 経 営 支 援 ク ラ ウ ド サ ー ビ ス

農業の生産性カイゼンとバックオフィス支援

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週刊ダイヤモンドに掲載（ ’ 1 8 / 2）

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農業クラウドサービス

日本トップクラスの農業クラウドサービス

日々１０万ｈａからデータ収集

農業日誌と圃場管理 生産性可視化

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農 生 産 履 歴 デ ー タ か ら み た 農 家 の 仕 事

23%

19%

18%

6%

8%

5%

3%

3%

2%

0%

1%

2%

1%

3%4%

0%

0%0%

0% 0%

0%

0%

0%

1位 移動

その他

農機・器具の点検・整備

機資材制作

農機・器具・資材の洗浄

農機・器具・資材の修繕

機資材設置

購入資材等の調達

建物の修繕

自給肥料の生産

1位 その他

かん水

誘引

せん定

掃除

マルチング

芽かき

摘葉

作柄の見回り

整枝

管理 間接労働

①管理：事務処理（受発注、出荷処理）、水管理、剪定②収穫③間接労働：移動、農機具の管理④除草、出荷

管理

収穫

間接労働

除草

出荷

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レタス農家のＩＴ導入事例

製造手法とＩＴ化導入により、売上増

最先端技術導入することで社員のモチベーション増

農家は普通にスマホを使う

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農家作業のデータ収集と分析

重 要 な 作 業

ム ダ な 移 動 時 間作業 内容

作業数 27項目

圃場数 84箇所

人数 30人

活動数 6852

作業時間 1.87h

データ時間 12,000h

大規模農業生産法人データ

かん水 、は種、 マルチング、 作柄の見回り 、包装 、収穫 、土壌消毒、 定植、 掃除、 搬出、 施肥、植穴作り、 機資材制作 、機資材除去、 畝立て、移動 、耕起 、草刈り・草取り 、落水溝掘り、 薬剤散布、 農機・器具の点検・整備 、農機・器具・資材の洗浄 、選別 、鎮圧 、間引き 、除草剤散布、その他

農家の働き方データをスマホで収集

非効率な作業（草刈り）とムダな作業（移動）の発見とカイゼン

ヒト別作業時間集計（WEB画面）

人名

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農業圃場毎のバラツキ

圃場間の移動時間分析

草刈り

収穫

草刈りの効率を比較し、新人の草刈作業をカイゼン

圃場間の移動回数と移動時間を分析し、見回り回数を削減

移動回数

移動時間

圃場のクラスター分析

圃場名

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I o Tによる働き方カイゼンのポイント

ムダな作業の見える化

• 間接業務の見える化と削減（圃場間の移動時間、打ち合わせ時間など）

→ 思ったよりも時間がかかっている• 作業時間の数値化

→ 特定の作業が想定より時間がかかっている

働き方からみた圃場の生産性

• 間接業務（移動時間など）も原価に含める→ 農業に関する全ての働き方がカイゼンの対象

• 圃場毎の生産性を数値化→ 経営はカンではNG

人材の見える化

• 作業内容ごとに見える化する→ 難易度・重要度は作業により様々

• 人別に数値化→ 人材育成するためには、正確な評価が必要

地方の生活を豊かにするには、農業の利益向上は不可欠

データによる客観的なデジタル農業経営を実現。

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フィールドロボティックス

監視、施肥、収穫、搬送まで考えると、工場化の方が効率がいい

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農作業のロボット化

播種から出荷までロボットで実施

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りんご農園のＩｏＴ化

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デジタル農業を実現する精密農業とＩｏＴ技術

フェノロジー（生物季節、植生の季節変化）大気情報

天候

温度・湿度

露点温度

風速・風向

気圧・雨量

日照量、CO2

土壌情報

温度・水分

PH、EC

無機成分

構造

微生物

太陽の表面温度： Ts＝5800K

光合成使用波長（400～700nm）の実効温度：Tr＝1180K

有効積算温度

René Antoine Ferchault de Réaumurの法則 (1683 - 1757)

積算日射量・積算雨量

H2O

K

P K

K

N

KK

PP

P

P

P H2O

H2OH2O

N

N O2H2O

団粒構造

R a i n f a l l

フェノロジー（生物季節）René Antoine Ferchault de Réaumurの法則(1683-1757)

• 有 効 積 算 温 度• 積 算 日 射 量• 積 算 雨 量

フィールドサーバとフィールドセンサネットワーク

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フィールドのＩｏＴ化

農業のアプリ化とロボット化と同時に進行

半自動走行 機器のＩｏＴ化

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農作業を支援する技術

トマト認識 自動収穫ロボット

ＡＩとロボットは、農業従事者を支援する。

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ＡＩによる作物個体の自動認識

1.6ha（200×80m）のキャベツ圃場

バレイショ株の自動認識

出荷予測による付加価値増

個体の認識，カウント品質評価

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農業ＭａａＳ

農業は、ＭａａＳの先端サービスが必要

農地を巡回監視し、農産物を自動で輸送する。

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林業と漁業

◼ 間伐した時点で、売り先が決まる。

◼ 魚群探知機で魚を見つけた時点で、買い手を決める。

https://www.youtube.com/watch?time_continue=134&v=KUZljgWLWew

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スマートビレッジ京都府与謝野町

LoRaWANゲートウェイの設置

京都府与謝野町と提携し、LoRaWANプラットフォームを町に敷設稼働（’17/9〜）

日本最大級のエリア約90平方㎞と人口約2.2万をカバーした実験場

京都府与謝野町LoRaWAN

(総務省委託事業)

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LoRaWANによる温度・可視光データの取得

可視光情報センサー温度センサー

2.5kmG

農家の軽トラック

地域内の旅貨混載に向けた物流シェアリングの実証実験

毎日約1万データを収集

積載中

積載なし

搭載有無をIoTセンシング

LoRaWANによる移動センサーからのデータ取得 巡回バスの軌跡

人と野菜の旅貨巡回バスを運行に向けてデータ分析。ルートや集荷場を検討していきます。

L oRaWANによる物流効率化実験

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車両の稼働時間から業務状況を推測

集計期間：2018年1月1日~31日

車両の利用頻度を可視化し、空き状況を把握A氏（農家・2tトラック）の場合、曜日別では水・木曜日、時間帯別では15時〜17時において、ほとんど利用していないことがわかる

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食のスマホ

食のスマホ化と合わせて、農産物生産までつなげていく

Uber（タクシー）

Uber（タクシー）

Doordash（食事）

Instacart（買い物）

Starbucks（コーヒー／事前）

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農産物の プラットフォーム

農林漁業の価値を向上する食のデータのバリューチェーン

農業生産 販売物流 食品加工 小売 調理 消費者

Agrion農業日誌 Agrion販売管理 青果仲卸システム スーパーPOS

商品マスタ定義商品単利の管理

農産物商品の販売時期、価格、場所

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Agr ion販売管理

生産者の業務に合わせたサービス設計

注文 納品 売上 請求

注文の一元管理注文データから

納品書や受領書の発行日々の売上を可視化

売上データから請求書を発行

注文から請求まで一元的に管理することができます。

実際に受注販売業務に困っている生産者の方に協力いただき、サービスの開発を行いました。

初めて使う生産者の方でも直感的に利用できるデザインです。

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農業SaaS サービス

農業の労務管理機能から社長のバックオフィス作業軽減ための受発注、出荷・売上機能へ

圃場別の売上管理から会計まで一貫した他社にないサービスを提供

農業金融データとして活用

土地

建物

設備

種苗

土壌

育成

収穫

保蔵

出荷

加工

保蔵

小売

棚卸資産

機械設備評価

土地評価

Confidential

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Agr ion販売管理の特徴②

手書き、EXCELによる伝票作成作業は不要！

面倒な伝票作成は不要！注文データを元に伝票を簡単に作成できます。

無駄な転記作業が減ることでミスも軽減できます。

必 要 な 伝 票 が 簡 単 に 作 れ る

納品書 受領書 訂正伝票 請求書

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農業 S aa S

小売り(POS)

農業ＳａａＳ

圃場環境の把握（環境センシング）

病害虫の把握 栽培状況の把握農作業者や機器の

動きの把握農作業の把握

卸システム（青果）

物流（青果）

農機具 倉庫圃場、農薬、

作業売上分析

注文、納品、請求

API API API APIAPIAPIAPIAPI

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今後のデジタル農業からフードシステムへ

• AI/IoTを活用して、農業フィンテックも、アップデートが必要

• 農作業もアプリでする仕事も増えていく

農業生産 流通 スーパー

「ハード」から「アプリ」へ

鍵はハード？スマートロックはアプリ？スーパーってアプリになる？

「買う」から「消費する」へ

購買と消費が大きく変わるスーパーは消費に対してどうかかわっていく？

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農食のバリューチェーンの進化